普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

上手く行くのか「こども家庭庁」

2021-12-17 14:29:31 | 政治

戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。

   12月15日の読売新聞の報道です。

 政府は、子ども政策を一元的に担う新組織の名称を当初予定していた「こども庁」から(新設の)「こども家庭庁」に変更する方向で調整に入った。支援対象が子どもだけでなく、保護者にも及ぶため、名称変更を求める声が出ていた。名称や所管業務などの基本方針案を15日、自民、公明両党に提示する。基本方針案では、こども家庭庁が「こどものいじめの防止」を担うとし、自治体の体制作りを推進するとした。学校内でのいじめへの対応は、文部科学省が引き続き担当するが、重大ないじめ事案に関する情報は、双方で共有する。幼稚園を所管する文科省、保育所と認定こども園を所管するこども家庭庁が、3施設の「教育・保育内容の基準をともに策定する」ことも盛り込んだ。教育・保育内容の基準の整合性を保つため、学校教育法と児童福祉法を改正する方針も示した。どの施設にも通っていない乳幼児も、3施設に通う子どもと同様に育成を支援するため、「就学前のこどもの育ちに係る基本的な指針」(仮称)を新たに閣議決定するとした。こども家庭庁の創設時期は、「2023年度のできる限り早い時期」とした。政府は、来年の通常国会に関連法案を提出する方針だ。

「私の意見」

 古くからそして新しいの學校内の苛めに就いては私の娘が教頭として赴任して経験したこと。学年ごとに1学級と言う小さな学校で教育の結果が浸透したこと。学校も良い人ばかり地域の人を受け入れる開けた學校になり、全くの苛めはなかったこと。あと娘の後輩が私に言ったのは、同校の生徒が中学校に入って始めて苛めに会ってこまっったそうです。つまり適切な教育と學校に良い人が誰でもはいれる開かれた学校なら殆ど苛めがなくなるのです。

 今回の問題今度は「どの施設にも通っていない乳幼児も、3施設に通う子どもと同様に育成を支援する」と言う難題です。

 それに関して某省からと思われる資料を見つけました。

 児童虐待を防止するためには、根本から児童虐待を予防することが望まれます。児童虐待の多くは乳児や幼児に起こることから、その原因に注目した取り組みとして、子育て中の人への支援サービスが行われています。妊娠や出産、育児期の家庭では、産前産後の心身の不調や悩みを抱え、周囲の支えを必要としているにも関わらず、それが得られないことで児童虐待に至ってしまうことがあります。そのため「政府は、子育て世代包括支援センターを設置し、妊娠期から子育て期までの相談支援に取り組んでいます。」支援事業として展開されているのが、乳児家庭全戸訪問事業や養育支援訪問事業、地域子育て支援拠点事業です。児童虐待は家庭のなかで起こるため、発見が難しいものでもあります

「  」の事項は聞いたことがありません。逆に上記のように自分の都合の悪いことを該当者の内何人が自発的に関係部署に相談に行くでしょうか?

 政府は前記の方針が上手く行くか否かもう一度考えなおす必要があると思うのですが。

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