普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

日本の劣化が進んでいないか、それとも(2)

2021-12-20 10:59:49 | 教育

戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。

  私は12日に、日本の劣化が進んでいないか、それとも」)を書きました。

その概要は

・「自分達の義務を放棄した子や親を生んだ教育]
・日本国憲法には国民の権利の記述はあるが、それに伴う義務や責任についての規定はないと教師用の指導要領書の記述に従った日教組の小中学生の指導。

・敗戦のショックで教育は完全に学校任せにした父兄も。

・自分中心のモンスターペアレンツ、荒れる学級などの発生。

・子どもとしての義務を放棄した高齢者不明、親としての義務を放棄した児童虐待
・敗戦以来権利ばかりに重視して、完全に忘れ去られた自己責任の考え

・自殺が怖くて車内に火をつけて死刑になりたい人,京都アニを放火、最近の自殺覚悟の24人死亡確実の大阪ビルの放火事件。

・文部科学省はこれらの事を他人事とは思わず、社会劣化の一環としてどうすれば良いのか考えたらと思う。

 そんな時にネットで「社会の害悪、劣化したオッサンが量産される理由」というdiamond on line 発行文書の紹介を見つけました。

 本書では「劣化したオッサン」に対して辛辣な言葉が述べ立てられているが、いつまでも古びない知恵、すなわち「教養」を身につけることで、どんな世代の人でもオッサン化は回避できるという著者の結論には希望がもてる。あなたが50代以上であれば「自分がオッサン化していないか?」を、50代未満であれば「オッサンのような思考回路に陥っていないか?」を確認するための“リトマス試験紙”として、本書を活用してはいかがだろうか。

本書の要点

(1)バブル崩壊の影響を受け、オッサンたちは社会や会社に対して恨みを抱えている。
(2)組織は大きく古くなればなるほど、三流の人材が増えて劣化していくという宿命を負っている。
(3)「劣化したオッサン」に立ち向かうには、汎用性のある知識を身につけて、「モビリティ」を高めることが必要である。
(4)これからの年長者が社会貢献するためには、「教養」を身につけた支援型リーダーシップの発揮が必須だ。
(5)オッサン化を防ぐもっともシンプルな処方箋は、謙虚に新しいものを学び続けることである。 

「この紹介文と私の意見の比較」

・私は中学生の劣化も挙げているのに、同書は「オッサンの劣化」に限っている。

・私は仕事を抱えすぎている厚生労働省と、万事ピンボケの文部科学省の問題。同書は劣化を避けるための教養の必要性。

 いずにしても国は「オッサンの劣化」の問題をもう少し深刻に考え対策を講じなければ、また新しい大きな問題が出ると思うのですが。

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