戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずにお互いに自分の頭で考えましょう。
文部科学省の方針に対する読売新聞の報道です。
2024年度からのデジタル教科書の本格導入を巡り、文部科学省は25日、21年度に小中学校で行った実証事業のアンケート結果を公表した。紙とデジタルの教科書を比べた児童生徒の感想は「自分の学んだことを残しやすい」といった項目で紙が優位との回答が目立った。「情報を集めやすい」などの項目では、デジタルの方が優位とする回答が多かった。関心を高めやすいが、記憶に残りにくい…内容厳選の「紙」との使い分け課題
この結果は、25日午前に開かれた中央教育審議会のワーキンググループ(WG)第2回会合で報告された。
読売新聞の違憲
文科省は21年度、全国の約4割の小中学校でデジタル教科書の実証事業を実施し、一部の小学校中高学年と中学生に「デジタル教科書と紙の教科書を比べて皆さんが感じること」に関する様々な項目を尋ねた。その結果、紙では▽書き込みやすい▽自分の学んだことを残しやすい――との項目で、肯定的回答が多かった。中学生では「教科書の内容を捉えやすい」について31・4%が紙、22・6%がデジタルと回答しており、紙の優位性を感じる生徒の割合が高かった。一方、デジタルでは▽色々な情報を集めやすい▽図や写真が見やすい▽一度に色々な資料を見て比べやすい――の項目で、「デジタルの方が感じる」「やや感じる」との回答が多かった。
・児童「目がもうダメです」…学校支給の端末、朝から晩まで使用し視力低下も
私は本屋で文芸春秋を見るとき本屋には申し訳ないですが、必ず藤原正彦の随筆を立ち読みします。理由は彼の指摘されることが時流の問題点を突いているからです。彼は初頭教育では1、2が読書3,4がなくて5に読書と言っています。
新井紀子さんのはその本の表紙に「AI vs.教科書が読めない子ども達」の表紙、その理由を詳しく書いています。小学校の算数、それ以上の学校の数学の問題の解決にも問題の内容が判らねば問題も解けないことを詳しく書いています。
私は朝日、毎日など随分長く見立ていませんが、文部科学省は物事の決定に対して少なくとも読売新聞の批判を良く読んでその意見をとり上げるべきと思います。それとも政権党の自民党から出た文部科学大臣は問題のありすぎる同省をもっと腰を入れて管理すべきと思うのですが、どうせその場限りと思って昼寝をしているのですかね???
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