普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

エネルギー政策から見た自民、立憲民主、国民民主の比較

2022-06-23 17:44:26 | 電力、原発

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずにお互いに自分の頭で考えましょう。

NHKで各党の政策の比較が出ていました。その内エネルギー問題の比較です。

自民党:エネルギー・物資の安定供給のため、内外の資源開発や再生可能エネルギーの最大限の導入、安全が確認された原子力の最大限の活用を図る。カーボンニュートラル実現のカギとなる水素・アンモニアの商用化につながる技術開発と実装に向けた支援措置を新設する。脱炭素を成長分野として位置づけ、今後10年で150兆円超の官民投資の実現に向け措置を行う。

立憲民主党:2030年に温室効果ガス排出を2013年比で55%以上削減し、2050年までの早い時期にカーボンニュートラルを実現する。2030年までに省エネ・再エネに200兆円を投入する。2050年に2013年比で60%省エネする一方、再エネ電気を100%にし、化石燃料、原子力発電に依存しない社会を実現する。原子力発電所の新増設は認めない。

国民民主党:既存の原子力は電力供給の重要な選択肢と位置づけ、当面は、新増設は行わないなどの考え方に基づいて原子力エネルギーを利用する。中長期的には依存度を減らし、2030年代には再生可能エネルギーの比率が40%以上になるよう取り組む。

「私の意見」

  立憲民主の言うように狭い国土に2030年までに200兆円を投入してどんな具体策を持っているのか。再エネに就いては今でも多くの問題があるのにそれを処理するか具体策が出ていません。法螺を吹くほど同党の信頼性が落ちるだけ。その漁夫の利をえたのは国民民主党。

 それに対して自民党の言う原発問題は殆ど解決。例えば福島第二の事故から「緊急電源装置」を高い位置に置くことで解決。その他の問題も殆ど既知のことばかり。

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