戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
2020年10月24日読売で「豊かな自然を残したい」と言う56歳になる女性の方の下記のような投書がありました。
自宅近くの自然豊かな森林で、重機の轟音が響いたと思ったら、あっと言う間にソーラーパネルの建設が始まっていました。太陽光発電所が完成してから鳥の姿もへり、セミの鳴き声も小さくなった気がします。太陽の照り返しと寒風を強く感じています。森林を伐採してソーラーパネルを設置することは本当に自然に優しいことなのでしようか。私は違うと思います。森林が育つまでどれだけの月日が必要か考えて下さい。未来を担う若者達に豊かな自然環境を残すことも、私たちの世代の使命です。
いま彼女の意見に反対するような文字通り大変な大工事が実行されようしています。同じ読売の記事です。
19年度に約5600KWの太陽光を約1億8000万KW使用とするもので無理を重ねた数字合わせだの批判。勿論その中には国と地方公共団体の建物の屋根に取り付けるものもあるが約1000市町村の公有地も利用。その中には山を造成したり森林を切り開いての利用も?
その理由は石炭火力は使えないし、読売の主張の原発は今以上使えないから。それで読売が追記して見せた宮城県岩沼市のメガソーラー発電所。夏場など近寄りもできないことは明らか。
もう一つ弱いのは大規模メガソーラーの夜や雨天時の石炭火力運転。原発があれば一発で解決できるのに国民の原発アレルギー。それを生んだのは現場を知らない技術者と全くの素人の政府、国会の調査団。それを批判したのは60年間の保全経験を持ち玄海原発を見てきた私一人だけ。2度の調査団の報告は冷静なwikipediaは完全に無視。
最終的に判ったのは非常電源装置を予想される津波の届かぬ高さにおけば良かったこと。それでも頻発する原発訴訟。それも私から見ればピント外れの訴訟理由。そのほとんどが最高裁までいって訴訟側の敗訴。
読売が主張するように原発を有効活用すれば地球温暖化対策も一発で解決できるのに。私が寝言のように書くように空気に流されず皆が自分の頭で考えればよいのに、何とかならぬですかね。
昔三菱重工で原発全体の設計を担当されていた大前研一さんも自分は原発賛成だが、非常電源装置を上に置かないのはおかしいと批判。それからは原発問題に触れなくなりました。
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