・具体案が見えない新党の政策・オリーブの木は実るのか・小沢G離党をチャンスに民主党の体制強化へ
小沢一郎氏の新党結党大会と記者会見での発言要旨
【結党の趣旨】「国民の生活が第一」は、3年前に民主党が政権交代を成し遂げた際、国民に訴えた理念、スローガンだ。(中略)今の民主党は、もはや政権交代当時の民主党ではない。この異常事態に、政権交代の原点に立ち返った政策を国民に示し実現するため、新党を立ちあげた。
【基本政策】実質増税だけの消費増税法案を撤回させる。増税の前にやるべき政策として、東日本大震災に遭遇した地域をはじめとする地方の復興、生活の再建に取り組む。原子力は過渡的なエネルギーと位置づけ、原発に代わる新エネルギーの開発に努める「脱原発」の方向性を鮮明にする。
【党運営】自由な議論を民主的手続きの下で交わす中で政策実現に向け活動する。採決に際しての党議拘束は設けない。
【内閣不信任決議案】(提出を)前提としない。良識の府としての参院が、国民への大増税に反対し否決すると期待する。
【首相問責決議案】どうしてもかなわない状況になってから考えるべきで、今は正論、王道でやるべきだ。
【鳩山元首相らとの連携】鳩山先生はじめ、民主党内に残る方々も考え方としては同じ方向性だ。お互いに連携を取りながら、何が国民のためになるかという基準で力を合わせたい。
[私の意見]
・具体案が見えない新党の政策
・基本政策は民主党マニフェストへの回帰と(基本政策の中に入っていないので結党の趣旨から引用しました>)消費税反対、震災復興、脱原発だけ?
私は何度も民主党内時代の小沢グループへ消費税増税の前にやることがあると言うのなら、その具体案と実施のための財源を示すべきと書き、グループ内でもその動きがあったと伝えられていますが、結局具体案は何もでないまま。新しくでた脱原発政策にに伴うエネルギー政策の具体案は?
早速各社の社説でその点を突かれています。
まるで野党時代の民主党のように反対するなら対案を出せと言われても出さなかったと同じやり方小沢新党が踏襲しているようです。
小沢さんが言うように、何が国民のためになるかという基準で力を合わせたいと言うなら、具体案とそのを財源を含め、消費税についての国会の審議を通じて野田内閣に提案すべきですが、小沢さんが果たして敵に塩を送るでょうか。
詰まり野田さんがその提案に乗ったら困るのです。
だから何も具体案も財源も示さないと言う理屈が通るのです。なんと野党の気楽な事。
・内閣不信任決議案、首相問責決議案への慎重姿勢は良く判ります。何故ならこのような決議を可決されて国会解散されれば、少なく見ても小沢グループの半数は落選→小沢さんの影響力激減は確実だからです。
・唯一小沢さんの発言で評価できるのは採決に際しての党議拘束は設けない。 と言う事だけです。
産経新聞で中曽根康弘さんも
・新党を旗揚げするのなら、国民的な共鳴を獲得できる大義名分、それと旗幟鮮明な政策、国家の芯となる憲法や外交・安全保障についての発信がない。
・小沢氏が目指している地域政党との連携による「オリーブの木」も小沢氏の国家や政界の前途に対する影響力も弱くなり、繁殖力が強くなりそうもない。と書いています。
・オリーブの木は実るのか
私は小沢新党の行方もそうですが、小沢信者のネット上の発言がこれからどのように変わるのかにも野次馬的な興味を持っています。
小沢さんが期待を寄せる橋下さんも、民主党打倒から一転して、野田さん支持のコメントを出しましたが、評論家は橋下さんの小沢新党との協力拒否の発言ではないかと解説しています。 (話しは逸れますが政界に大きな影響力を持つ橋下さんの極端な発言の振れにマスコミは何の批判がないのでしょうか。麻生・鳩山発言の振れにあれだけ大騒ぎしたのに。ムードに弱いマスコミ!?)
小沢さんの構想を受け入れ表明したのは今の所社民党だけ。
これからどれだけだけオリーブの木を大きくし実らせるのでしょう。
・小沢G離党をチャンスに民主党の体制強化へ
恒常的な政権交代論者の私としては、民主党が小沢G離党をチャンスにいかに体制を建て直すかに強い関心を持っています。
反野田内閣で、党内に残った鳩山さんの対抗馬に自民党が地もと出身の北海道議で冬季五輪スピードスケート銅メダリストり堀井学さんを擁立したことです。
仮に鳩山さんが党の公認候補して出馬しても、党の幹部の応援は当てに出来ず孤軍奮闘の戦いになるでしょう。
次の参院選では前回ぎりぎりで当選した輿石さんなど、日教組や社会党意識の抜けない議員の落選など自民党始めの野党も、自党のため日本のため頑張って貰いたいと思います。
民主党は言うは易く行うのは大変ですが、今回のごたごたを反省して着実に不安定要素を除いたすっきりと、そしてしっかりした民主党に変わって貰いたいし、党内の体制や実行可能なマニフェスト整備に力を入れるべきだと思うのですが。
国民は政権奪還のための数を頼りの寄り合い所帯の政権党の弊害を嫌と言うほど見せられて来ました。
民主党はそのような国民の不安に応えてくれれば良いのですが、やはり無理でしょうかね。
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小沢一郎氏の新党結党大会と記者会見での発言要旨
【結党の趣旨】「国民の生活が第一」は、3年前に民主党が政権交代を成し遂げた際、国民に訴えた理念、スローガンだ。(中略)今の民主党は、もはや政権交代当時の民主党ではない。この異常事態に、政権交代の原点に立ち返った政策を国民に示し実現するため、新党を立ちあげた。
【基本政策】実質増税だけの消費増税法案を撤回させる。増税の前にやるべき政策として、東日本大震災に遭遇した地域をはじめとする地方の復興、生活の再建に取り組む。原子力は過渡的なエネルギーと位置づけ、原発に代わる新エネルギーの開発に努める「脱原発」の方向性を鮮明にする。
【党運営】自由な議論を民主的手続きの下で交わす中で政策実現に向け活動する。採決に際しての党議拘束は設けない。
【内閣不信任決議案】(提出を)前提としない。良識の府としての参院が、国民への大増税に反対し否決すると期待する。
【首相問責決議案】どうしてもかなわない状況になってから考えるべきで、今は正論、王道でやるべきだ。
【鳩山元首相らとの連携】鳩山先生はじめ、民主党内に残る方々も考え方としては同じ方向性だ。お互いに連携を取りながら、何が国民のためになるかという基準で力を合わせたい。
[私の意見]
・具体案が見えない新党の政策
・基本政策は民主党マニフェストへの回帰と(基本政策の中に入っていないので結党の趣旨から引用しました>)消費税反対、震災復興、脱原発だけ?
私は何度も民主党内時代の小沢グループへ消費税増税の前にやることがあると言うのなら、その具体案と実施のための財源を示すべきと書き、グループ内でもその動きがあったと伝えられていますが、結局具体案は何もでないまま。新しくでた脱原発政策にに伴うエネルギー政策の具体案は?
早速各社の社説でその点を突かれています。
まるで野党時代の民主党のように反対するなら対案を出せと言われても出さなかったと同じやり方小沢新党が踏襲しているようです。
小沢さんが言うように、何が国民のためになるかという基準で力を合わせたいと言うなら、具体案とそのを財源を含め、消費税についての国会の審議を通じて野田内閣に提案すべきですが、小沢さんが果たして敵に塩を送るでょうか。
詰まり野田さんがその提案に乗ったら困るのです。
だから何も具体案も財源も示さないと言う理屈が通るのです。なんと野党の気楽な事。
・内閣不信任決議案、首相問責決議案への慎重姿勢は良く判ります。何故ならこのような決議を可決されて国会解散されれば、少なく見ても小沢グループの半数は落選→小沢さんの影響力激減は確実だからです。
・唯一小沢さんの発言で評価できるのは採決に際しての党議拘束は設けない。 と言う事だけです。
産経新聞で中曽根康弘さんも
・新党を旗揚げするのなら、国民的な共鳴を獲得できる大義名分、それと旗幟鮮明な政策、国家の芯となる憲法や外交・安全保障についての発信がない。
・小沢氏が目指している地域政党との連携による「オリーブの木」も小沢氏の国家や政界の前途に対する影響力も弱くなり、繁殖力が強くなりそうもない。と書いています。
・オリーブの木は実るのか
私は小沢新党の行方もそうですが、小沢信者のネット上の発言がこれからどのように変わるのかにも野次馬的な興味を持っています。
小沢さんが期待を寄せる橋下さんも、民主党打倒から一転して、野田さん支持のコメントを出しましたが、評論家は橋下さんの小沢新党との協力拒否の発言ではないかと解説しています。 (話しは逸れますが政界に大きな影響力を持つ橋下さんの極端な発言の振れにマスコミは何の批判がないのでしょうか。麻生・鳩山発言の振れにあれだけ大騒ぎしたのに。ムードに弱いマスコミ!?)
小沢さんの構想を受け入れ表明したのは今の所社民党だけ。
これからどれだけだけオリーブの木を大きくし実らせるのでしょう。
・小沢G離党をチャンスに民主党の体制強化へ
恒常的な政権交代論者の私としては、民主党が小沢G離党をチャンスにいかに体制を建て直すかに強い関心を持っています。
反野田内閣で、党内に残った鳩山さんの対抗馬に自民党が地もと出身の北海道議で冬季五輪スピードスケート銅メダリストり堀井学さんを擁立したことです。
仮に鳩山さんが党の公認候補して出馬しても、党の幹部の応援は当てに出来ず孤軍奮闘の戦いになるでしょう。
次の参院選では前回ぎりぎりで当選した輿石さんなど、日教組や社会党意識の抜けない議員の落選など自民党始めの野党も、自党のため日本のため頑張って貰いたいと思います。
民主党は言うは易く行うのは大変ですが、今回のごたごたを反省して着実に不安定要素を除いたすっきりと、そしてしっかりした民主党に変わって貰いたいし、党内の体制や実行可能なマニフェスト整備に力を入れるべきだと思うのですが。
国民は政権奪還のための数を頼りの寄り合い所帯の政権党の弊害を嫌と言うほど見せられて来ました。
民主党はそのような国民の不安に応えてくれれば良いのですが、やはり無理でしょうかね。
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簡単に言えば、同じ主張をする二大政党は要らない。必ず、1+1=1になる。算数レベルで思考する人にはわからないことだが。
民主と自民が同じ主張なら、どちらかが消滅する。当然、民主が消える。世論調査はあてにならないが、対面調査なので多少、信用すると、時事通信によれば、民主の支持率は6.7%、自民の支持率は12.3%。新党はまだ立ち上がっていないのでわからないが、大体の予測はできる。
民主は壊滅する、自民は、それほど勝てない。自公で過半数はとれない。民主の松下Gを加えても過半数はない。自民は第一党になって総理を出すかもしれないが、衆院でも過半数なし、参院は、もちろんなしで、いつ、首になるのだろうかと脅えている会社員みたいになる。そう予測しておく。
年金制度を廃止し、全て生活保護とする。
預貯金のある年寄りへの年金は0円だ。
あとは、相続税を100%とする。
どうだい?これで消費税なんて上げなくてもよくなるよ。
それよりも驚きは、民主が、こんな状態なのに、自民の支持率12.5%。10人に1人ぐらいしか支持者がいない。二大政党の一翼なのだから、30%ぐらいあってもおかしくない。
ブログ主さん、こちらの方を考えた方がよいよ。ワシはわかっているけどね。あんたが反原発派を非難しても、あんたの気持ちがすっきりするだけのこと。従来、自民を支持していた人も逃げると思うよ。そこがわからんようじゃ、政治はわからん人だ。
ヒントを言おうか?あんたが賞賛する女学者、日中戦争をやれ!と言っている。これを読んだ自民支持の人は、ドン引きで、こんな人物が支持するようでは自民には投票しないと決意するかもね。極右は自民の足を引っ張るのさ。
あるいは朝鮮学校の小学生に「帰れ!」と叫ぶ、阿呆右翼、これを見たら、自民支持を止めようと決心するよ。ええ歳をした大人が小学生を苛める?見てはおれないバカさ加減だ。
阿呆右翼が支持すればするほど、保守層は離れるのさ。そんなわけで、一割ぐらいの右翼しか支持しない政党になったわけだ。