能登半島の大地震には驚きました。
被災者の方へは心からのお見舞いを申し上げます。
この上は、一刻も早い回復をお祈り致します。
私たちの英字新聞輪読会の教材(Students Times Jan. 26, 2007)で米国在住の山田雅子さんが、例の慰安婦問題で日本パッシングの先頭に立っているニューヨーク・タイームズが、インスタント・ラーメンの発明者の安藤百福さんを絶賛していることを紹介する記事があった。
私もブログの皆さんにも是非知って貰いたくてそのその概略を纏めてみた。
大多数の米国人がラーメンの言葉を知っている事は賭けて言っても良い。
然し、彼らの頭の中にあるのは最近死亡した安藤百福さんが発明したインスタント・ラーメンだ。
ニューヨークにはMomofukuと言うラーメン食堂があるほどだ。
そして、彼らが(インスタント・ラーメンでなく)生ラーメンが食堂で食べれることを知ったのはごく最近の話だ。
百福さんの死は、米国では大きな事だった。
ニューヨーク・タイムズは彼の死亡記事の中で、彼をノーベル賞受賞者や有名な政治家と同じ取り扱いをした。
同新聞は正式な死亡記事以外にも、感動的な哀悼記事を別の紙面で掲載した。
同新聞の最近のウエブサイトでの彼への哀悼記事は、一番アクセスの多かった記事の一つだった。
彼女の友達は、インスタント・ラーメンは大衆文化の一部、学生達や芸術家などの欠かせない主食だ、とまで言った。
雅子さんは言う、
米国の大衆文化への彼の影響は、ノーベル賞受賞者かそれ以上かも知れない。
私は百福さんがインスタント・ラーメンの発明者であり、その特許権を公開したために、それが世界中に広まっていること位は知っていたが、これを見て改めて彼の発明が、世界への大きな影響を与えたことを改めて思い知らされた。
彼が台湾から帰化して以来の製塩事業、何回かの投獄、日清食品の設立、破産の危機、チキンラーメンの商品化、製法の特許権の公開、カップ麺の開発までの波瀾万丈の経歴などは、
安藤百福 - Wikipedia
に記されているので、興味のある方は是非一読されることをお勧めする。
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