・投稿者より 家庭の事情で投稿が遅れてすみませんでした。
川柳くろがね2月号より
前月号鑑賞 小川 清隆 選線評
「諦めないかぎり希望はあると雲」 師井手ヨ子
頑張らないけど諦めない。これが長く続けるためのコツ。他人が一年で終えることも、二年かかっても良い。継続は力なり、と言い古されている。希望に向かって一歩前進しよう。その先にはきっと灯が見えてくる筈。
「故郷にガキに戻れる森消える」 矢野 隆
開発という名で森林は消え、代りに住宅団地が建設される。全国各地で同じような現象が起さている。子供の頃、裏山で木を削って刀を作ったり、竹を編んでは秘密基地を作ったり、枯木は持ち帰り薪にした。もうそんな野山も少ない。
「虫くいの夢捨てきれぬまま八十路」 松井 昌子
子どもの時に抱いていた夢は、長ずる間にどんどん変っていくもの。その夢を追って楽しい日日を過してきた。気がついてみるともう八十路。幼かったころ、若かったころの夢を偲んで、わが人生を懐かしく振りかえってみよう。
「ふるさともこれが最後か母の葬」 安川 聖
母親のいない古里なんて、母が待っているから古里である。母のいない古里は空気でしかない。母を失くしてからは墓参りに行くだけ。古里もだんだん足が遠くなる。兄弟のせんもだんだんとおくなる。
題詠「薄い」 土肥 あづま 選
薄い清書きの葉書の人は白寿です 楠原 向月
薄墨が万葉語るたおやかさ 中山 和
憂さ晴らし薄紅だけで物足りぬ 吉富 廣
しあわせを逃さぬように薄化粧 安川 聖
新玉の光薄紙はぎ春へ 有松 市子
大物の影を薄める秘書の詐欺 吉田 ゆたか
からすみが薄いそれでも贅の味 中川 あさ子
恋をして少しはにかむ薄い紅 今村 テルヨ
薄氷飛び越せなくて逃す幸 師井 きよこ
薄氷に足並み止まるランドセル 矢野 隆
二十歳の日ちょっと薄めのハイボール 廣橋 憲峰
美しく枯れたい薄い髪を巻く 松村 華菜
軽薄な言葉に投げる雪の玉 前田 伸江
佳 句
薄あかり求めセカンドオピニオン 田中 ひよこ
薄い肩操めば母さん壊れそう 矢野 たかし
天体に嵌まるおぼろなクラス会 的場 しずえ
前に立つ老いを見て見ぬふりリスマホ 桜木 山彦
告げられた余命をバネに生き急ぐ 阿部 龍
床伏した母に施す薄化粧 八木田 風子
病後です多めに入れたお湯の量 古野つとむ
選者吟
お互いの頭を見ては苦笑い 土肥 あづま
川柳ランキングへ
第58回北九州芸術祭川柳大会
時 令和2年4月12日(日) 開場 10時00分
ところ 北九州市立生涯学習総合センター(小倉北警察署隣り)
(JR西小倉駅下車徒歩10分)R
TELO93-571-2712
課題と選者(各題2句)出句締切 11‥30 開会13‥00
「 息 」 北九州 青木 ゆたか 選
「信じる」 荒尾 松村 華菜 選
「ベラベラ」福岡 萩原 奈津子 選
「甘 い」 太宰府 植村 克志 選
「 紙 」 吉野ヶ里 真島 久美子 選
雑 詠」 北九州 唐鎌 美鶴 選
会費 2、000円 弁当及び発表誌呈
賞 順位賞・各題秀句賞・投句者賞
欠席投句 4Cm X 21Cmの句箋に各1句記入(無記名)各題2枚計12枚
封筒に住所・氏名(ふりなが)を明記してください
投句料 1、000円(発表誌呈)
締切り 令和2年4月4日(土)消印有効
投句先 〒805-0032 北九州市八幡東区松尾町10-8
古川 梓 TEL・FAX 共 093-651-6206
主管 北九州川柳作家連
担当・句会セブンティーン)
第四十八回句牌まつり川柳誌上大会
課題と選者 (各題二句吐)
「 姿 」 中村 鈴女運 (川柳くろがね吟社)
「 素 人 」 黒川 孤遊選 (熊本番傘お茶の間川柳会)
「 泳 ぐ 」 平田 朝子選 (川柳噴煙吟社)
「 シンボル 」 梅崎 流青選 (川柳葦群)
「さまざま} 古谷龍太郎選. (川柳くろがね吟社)
募集期間 令和二年一月一日~四月十五日 (消印有効)
投句要領 所定の用紙(コピー可) 又は便箋に各題二句(計十句)を列記し
郵便番号・住所・氏名(柳名があれば併記)電話番号を明記し、投句料と共に、ご送付
下さい。(お名前には 「フリガナ」を明記して下さい)
賞 各選者の秀句Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
投句料 1,000円 (定額小為替又は現金書留)
発 表 令和2年6月号,「川柳くろがね」誌上 (投句者全員に発表誌呈)
投句先 福岡県中間市土手の内一丁目16ー18 吉富 鹿
主催 川 柳くろがね吟社
川柳くろがね2月号より
前月号鑑賞 小川 清隆 選線評
「諦めないかぎり希望はあると雲」 師井手ヨ子
頑張らないけど諦めない。これが長く続けるためのコツ。他人が一年で終えることも、二年かかっても良い。継続は力なり、と言い古されている。希望に向かって一歩前進しよう。その先にはきっと灯が見えてくる筈。
「故郷にガキに戻れる森消える」 矢野 隆
開発という名で森林は消え、代りに住宅団地が建設される。全国各地で同じような現象が起さている。子供の頃、裏山で木を削って刀を作ったり、竹を編んでは秘密基地を作ったり、枯木は持ち帰り薪にした。もうそんな野山も少ない。
「虫くいの夢捨てきれぬまま八十路」 松井 昌子
子どもの時に抱いていた夢は、長ずる間にどんどん変っていくもの。その夢を追って楽しい日日を過してきた。気がついてみるともう八十路。幼かったころ、若かったころの夢を偲んで、わが人生を懐かしく振りかえってみよう。
「ふるさともこれが最後か母の葬」 安川 聖
母親のいない古里なんて、母が待っているから古里である。母のいない古里は空気でしかない。母を失くしてからは墓参りに行くだけ。古里もだんだん足が遠くなる。兄弟のせんもだんだんとおくなる。
題詠「薄い」 土肥 あづま 選
薄い清書きの葉書の人は白寿です 楠原 向月
薄墨が万葉語るたおやかさ 中山 和
憂さ晴らし薄紅だけで物足りぬ 吉富 廣
しあわせを逃さぬように薄化粧 安川 聖
新玉の光薄紙はぎ春へ 有松 市子
大物の影を薄める秘書の詐欺 吉田 ゆたか
からすみが薄いそれでも贅の味 中川 あさ子
恋をして少しはにかむ薄い紅 今村 テルヨ
薄氷飛び越せなくて逃す幸 師井 きよこ
薄氷に足並み止まるランドセル 矢野 隆
二十歳の日ちょっと薄めのハイボール 廣橋 憲峰
美しく枯れたい薄い髪を巻く 松村 華菜
軽薄な言葉に投げる雪の玉 前田 伸江
佳 句
薄あかり求めセカンドオピニオン 田中 ひよこ
薄い肩操めば母さん壊れそう 矢野 たかし
天体に嵌まるおぼろなクラス会 的場 しずえ
前に立つ老いを見て見ぬふりリスマホ 桜木 山彦
告げられた余命をバネに生き急ぐ 阿部 龍
床伏した母に施す薄化粧 八木田 風子
病後です多めに入れたお湯の量 古野つとむ
選者吟
お互いの頭を見ては苦笑い 土肥 あづま
川柳ランキングへ
第58回北九州芸術祭川柳大会
時 令和2年4月12日(日) 開場 10時00分
ところ 北九州市立生涯学習総合センター(小倉北警察署隣り)
(JR西小倉駅下車徒歩10分)R
TELO93-571-2712
課題と選者(各題2句)出句締切 11‥30 開会13‥00
「 息 」 北九州 青木 ゆたか 選
「信じる」 荒尾 松村 華菜 選
「ベラベラ」福岡 萩原 奈津子 選
「甘 い」 太宰府 植村 克志 選
「 紙 」 吉野ヶ里 真島 久美子 選
雑 詠」 北九州 唐鎌 美鶴 選
会費 2、000円 弁当及び発表誌呈
賞 順位賞・各題秀句賞・投句者賞
欠席投句 4Cm X 21Cmの句箋に各1句記入(無記名)各題2枚計12枚
封筒に住所・氏名(ふりなが)を明記してください
投句料 1、000円(発表誌呈)
締切り 令和2年4月4日(土)消印有効
投句先 〒805-0032 北九州市八幡東区松尾町10-8
古川 梓 TEL・FAX 共 093-651-6206
主管 北九州川柳作家連
担当・句会セブンティーン)
第四十八回句牌まつり川柳誌上大会
課題と選者 (各題二句吐)
「 姿 」 中村 鈴女運 (川柳くろがね吟社)
「 素 人 」 黒川 孤遊選 (熊本番傘お茶の間川柳会)
「 泳 ぐ 」 平田 朝子選 (川柳噴煙吟社)
「 シンボル 」 梅崎 流青選 (川柳葦群)
「さまざま} 古谷龍太郎選. (川柳くろがね吟社)
募集期間 令和二年一月一日~四月十五日 (消印有効)
投句要領 所定の用紙(コピー可) 又は便箋に各題二句(計十句)を列記し
郵便番号・住所・氏名(柳名があれば併記)電話番号を明記し、投句料と共に、ご送付
下さい。(お名前には 「フリガナ」を明記して下さい)
賞 各選者の秀句Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
投句料 1,000円 (定額小為替又は現金書留)
発 表 令和2年6月号,「川柳くろがね」誌上 (投句者全員に発表誌呈)
投句先 福岡県中間市土手の内一丁目16ー18 吉富 鹿
主催 川 柳くろがね吟社
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