戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
10月22日の読売で「豊かな自然を残したい」と言う56歳になる女性の方の下記のような投書がありました。
自宅近くの自然豊かな森林で、重機の轟音が響いたと思ったら、あっと言う間にソーラーパネルの建設が始まっていました。太陽光発電所が完成してから鳥の姿もへり、セミの鳴き声も小さくなった気がします。太陽の取り返しと寒風を強く感じています。森林を伐採してソーラーパネルを設置することは本当に自然に優しいことなのでしようか。私は違うと思います。森林が育つまでどれだけの月日が必要か考えて下さい。未来を担う若者達に豊かな自然環境を残すことも、私たちの世代の使命です。
私は民主党政権のときから太陽光発電の大盤振る舞いにに引っかかっていましたが、彼女の投稿に触発されて改めてネットで今どうなるのか調べて見ました。
その中で公平な考え方を持っている人の意見を調べて見ました。
・大規模ソーラー設置の為の森林伐採
最近では、広大な土地に大規模な太陽光発電システムを設置する際、森林の伐採や景観を壊すなどの理由で、近隣住民からの反対を受けるケースも増えてきました。もちろん、太陽光発電の設置は近隣住民の理解を得た上で行うのが前提ですが、中には反対を押し切って強引に設置してしまう業者もいるようです。このような理由から、「太陽光発電は本当にクリーンな発電方法なのか?」と疑問を抱く方も多く居ます。太陽光発電システムを製造するメーカーには、地球環境に配慮した優良メーカーも存在していますが、反対に利益優先・コスト重視で環境に配慮しないメーカーも存在しています。
「私の意見」
それをみて私は民主党が政権をを取った時の菅さんが電力買い取り制度をを決めた時書いた事を思い出しました。
私が首を捻ったのはその価格体系だ。
太陽光 10KW以上 42円/1KWH 同未満 42円プラス補助金で48円
風力 20KW以上 23.1円/1KWH 未満 57.75円
中小水力 1000KW~3万KW 25.2円、(その間の数字省略)200KW未満 35.7円
風力、水力で見るように小規模になるほど効率が悪いので買い取り価格が上がるのは当然だ。
それも20年間保障の固定買い取り価格だからー大規模の太陽光発電の計画者にとってはこれほど旨すぎる話しはない。
高すぎる料金に眼を瞑って言えば、市街地にも太陽光発電設置を推進するのは当然で、それに対するインセンティブとしての買い取り料金の値上げは、周り回って設置していない企業や家庭の電気料金の値上げの問題はあるにしてもその必要性は判る。
然し前記の例以外何も無い土地にパネルを並べただけの大規模発電でも、一般住宅並みの買い取り価格で補助しなければならない理由が判らない。
これを決めた管首相のあほ笑いと握手をする満面の笑みの孫正義さんの写真がテレビに出ていた。馬鹿高い大規模な太陽光発電価格の決定に孫さんが関与していたのか。
その後自民党政権になって同価格は40円の買い取り価格を次年度は24円に下げている。
孫正義さんとしてはいずれ同価格の値下げが始まっても、20年間もその価格が維持され減価償却をしても大きな儲けをえるのは計算済みだったのか?
問題なのはこの決定にマスコミもろくな批判もなく、私の知っている範囲ではネットでこの問題を取り上げたのは有名な池田信夫さんや女性の某政治学者と私だけ?
そして今笑っているのは20年間の暴利を保証されている孫さん始め一部の目先の効いた業者。泣いているのはバスに乗り遅れた太陽光発電の業者、高い電力を購入している一般の人達や多くの製造業の人たち。
そしてバスにのり遅れた悪徳業者が市街地や工場の空き地がなく、投稿された女性など森の多い地域の人達の断りもせず開発を進めたのでしょう。
このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。
↓
政治ブログへ
最新の画像[もっと見る]
- 顕在化してきた再生可能エネルギー買い取り制度の問題点 12年前
- 百年後の日本のエネルギー事情・脱原発問題 12年前
- 政府事故調の報告の疑問点・事故後の注水に就いて 13年前
- 「生活保護 3兆円の衝撃」・日本の企業は 13年前
- 東電内部から指摘された福島第一の問題点 14年前
- 計画停電と電源サイクルの不統一の日本 14年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます