・政府は現実的な対応を・尖閣購入は東京都で周辺地域の紛争解決の外交は政府で
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日本政府、尖閣諸島国有化を検討-「拙速、粗雑だ」と石原都知事
日本政府は、日中両国間の領土問題の中心にある尖閣諸島の購入を検討していることを明らかにし、「尖閣諸島がわが国固有の領土であることは間違いない」と述べ、「平穏かつ安定的に維持・管理する観点から、所有者と連絡を取るなど総合的に検討している」と語った。
これに対し、中国は直ちに外務省声明を発表し、中国政府は誰によっても「この土地を買わせない」と強調。「釣魚島とその付近の小島の主権を断固として守るため、引き続き必要な措置を講じる」と語った。
日本も中国も、その他の近隣諸国との間でも海洋上の係争地域を抱えている。日本は韓国およびロシアとの間で近隣の島をめぐって領有権を争っているし、中国は南シナ海上の島の領有権を主張し、フィリピン、マレーシア、ベトナム、ブルネイ、そして台湾がこれに異議を唱えている。
石原都知事はこれまで、東京都による尖閣諸島購入の募金運動を展開してきた。
尖閣諸島は日本の民間人が所有しているが、日本政府は1年間ごとに賃借契約を結んでいる。
石原都知事は7日、記者団に対し、東京都が尖閣諸島を購入する計画を進めているところに政府が口出しするのは「拙速、粗雑だ」と述べ、野田政権のアプローチを批判した。同知事は「彼ら(政府)は今は黙っていればいいのであって、われわれが買い取って、いずれ適切な時期に権利を国に譲渡する」と語った。
今朝のテレ朝はこの問題を取り上げ、
・地権者:東京都以外に売らない
・地権者の弟:政府の国有化は、選挙を前にしての一部政治家のパフォーマンスではないかという印象。兄と石原慎太郎東京都知事との話し合いを静かに見守っていただきたい
・石垣市長も東京都売却を支持
・石原・猪瀬さんの政府の動きの批判
・沖縄県知事:政府は領土保全に万全を期して貰いたい
・街の声:尖閣購入問題は東京都に任せ、政府が周辺地域の外交問題取り組みに集中すべき
とテレ朝にしては公平な報道をしていました。
[私の意見]
・尖閣諸島と言う日本の領土保全は当然です。
・然し日本は経済的に中国と強い結びつきがあるので出来るだけ緊張状態を避けたほうが良い
・南方の地域防衛に大きく関与する日米問題は、沖縄の基地やオスプレイ配置のぎくしゃく、一部沖縄県人の反米感情などで必ずしも最良と言えない
・自衛権と憲法9条の解釈や、日本人が血を流さずに米国人に血を流して貰えるのかの意見が国内で統一されていない
・クリントンさんは尖閣防衛は日米同盟の範疇だと言ったが、上記の理由で米国の世論がどう変わるか判らない
・そう言う時にしっかりした信念もなく、中国の(脅しに屈するのではなく)今後の現実的な動きとその対処法の展望なし、国有化発言は慎重さが足りない。
・然も尖閣売買問題は東京都と地権者の間で行われるのは規定事実となりかけている。
・従って日本政府としては、尖閣の土地売買は9万を越える支持者に支えられた石原さん率いる東京都と地権者の間の問題で、政府として関与できないの立場を取り、街の人の言うように中国と紛争を抱えている国と連携しての総合的な外交を進めるべき
と思います。
現実は野田さんの発言を引っ込めることは出来ませんが、後はトーンダウンして行くしかないような気がします。
そして尖閣国有支持の産経の言うように、政府はいかに尖閣を実行支配するためにどうすべきから検討すべきと思います。
それにしても野田さんの発言は、玄番さんや外務官僚、新任の防衛大臣の森本さん達の意見を訊いた後の発言でしょうか。
まさか鳩山さんや菅さんのように政治主導の名前で腹心の人達お助言者の間で決めたのはないでしょうね。
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日本政府、尖閣諸島国有化を検討-「拙速、粗雑だ」と石原都知事
日本政府は、日中両国間の領土問題の中心にある尖閣諸島の購入を検討していることを明らかにし、「尖閣諸島がわが国固有の領土であることは間違いない」と述べ、「平穏かつ安定的に維持・管理する観点から、所有者と連絡を取るなど総合的に検討している」と語った。
これに対し、中国は直ちに外務省声明を発表し、中国政府は誰によっても「この土地を買わせない」と強調。「釣魚島とその付近の小島の主権を断固として守るため、引き続き必要な措置を講じる」と語った。
日本も中国も、その他の近隣諸国との間でも海洋上の係争地域を抱えている。日本は韓国およびロシアとの間で近隣の島をめぐって領有権を争っているし、中国は南シナ海上の島の領有権を主張し、フィリピン、マレーシア、ベトナム、ブルネイ、そして台湾がこれに異議を唱えている。
石原都知事はこれまで、東京都による尖閣諸島購入の募金運動を展開してきた。
尖閣諸島は日本の民間人が所有しているが、日本政府は1年間ごとに賃借契約を結んでいる。
石原都知事は7日、記者団に対し、東京都が尖閣諸島を購入する計画を進めているところに政府が口出しするのは「拙速、粗雑だ」と述べ、野田政権のアプローチを批判した。同知事は「彼ら(政府)は今は黙っていればいいのであって、われわれが買い取って、いずれ適切な時期に権利を国に譲渡する」と語った。
今朝のテレ朝はこの問題を取り上げ、
・地権者:東京都以外に売らない
・地権者の弟:政府の国有化は、選挙を前にしての一部政治家のパフォーマンスではないかという印象。兄と石原慎太郎東京都知事との話し合いを静かに見守っていただきたい
・石垣市長も東京都売却を支持
・石原・猪瀬さんの政府の動きの批判
・沖縄県知事:政府は領土保全に万全を期して貰いたい
・街の声:尖閣購入問題は東京都に任せ、政府が周辺地域の外交問題取り組みに集中すべき
とテレ朝にしては公平な報道をしていました。
[私の意見]
・尖閣諸島と言う日本の領土保全は当然です。
・然し日本は経済的に中国と強い結びつきがあるので出来るだけ緊張状態を避けたほうが良い
・南方の地域防衛に大きく関与する日米問題は、沖縄の基地やオスプレイ配置のぎくしゃく、一部沖縄県人の反米感情などで必ずしも最良と言えない
・自衛権と憲法9条の解釈や、日本人が血を流さずに米国人に血を流して貰えるのかの意見が国内で統一されていない
・クリントンさんは尖閣防衛は日米同盟の範疇だと言ったが、上記の理由で米国の世論がどう変わるか判らない
・そう言う時にしっかりした信念もなく、中国の(脅しに屈するのではなく)今後の現実的な動きとその対処法の展望なし、国有化発言は慎重さが足りない。
・然も尖閣売買問題は東京都と地権者の間で行われるのは規定事実となりかけている。
・従って日本政府としては、尖閣の土地売買は9万を越える支持者に支えられた石原さん率いる東京都と地権者の間の問題で、政府として関与できないの立場を取り、街の人の言うように中国と紛争を抱えている国と連携しての総合的な外交を進めるべき
と思います。
現実は野田さんの発言を引っ込めることは出来ませんが、後はトーンダウンして行くしかないような気がします。
そして尖閣国有支持の産経の言うように、政府はいかに尖閣を実行支配するためにどうすべきから検討すべきと思います。
それにしても野田さんの発言は、玄番さんや外務官僚、新任の防衛大臣の森本さん達の意見を訊いた後の発言でしょうか。
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宇多田ヒカル「日本の森林や離島がどんどん外国人に買われてる」
シンガーソングライターの宇多田ヒカルさんが「日本の森林や離島がどんどん外国人に買われてる」とコメントし、インターネット上で話題となっている。外国人が日本の土地をどんどん買っている状況について言及したもので、事実、中国人や韓国人をメインとして日本の土地がどんどん買われている。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0106&f=entertainment_0106_034.shtml&pt=large
で、都知事が、こんなことをしても、台湾を中国の方に吹き寄せるだけ。オウンゴールだ。
チャイナは長い時間のスパンで行動する。李登輝総統の頃、台湾危機があった。クリントン大統領は台湾海峡に空母を派遣してチャイナを威嚇した。
その後、中国が海軍力を強化して、今は台湾海峡を通れないだろう?チャイナが米空母の真後ろから原潜で威嚇したから。
そんなわけで台湾は民進党すら独立を言わなくなった。自然とチャイナ側に落ちるのをまっているだけ。
琉球列島までの東シナ海も、もうすぐチャイナの海軍が制圧するだろう。すると沖縄の基地は危険すぎるので、グアムまで前線を後退させたいのじゃないか?むしろ、日本政府が必死で止めている気がする。
そこでアメリカはオスプレイを普天間に配備、墜ちて、沖縄の反発が最高になると、それを言い訳に出て行くのじゃないかな?
チャイナはハワイから東方に第七艦隊を追い出す。そうすれば、ひとりでに日本はチャイナの勢力圏に落ちる。そう考えているのだろう。
ま、尖閣で戦争をするようなバカではないよ。奴らは数十年単位で行動している。戦わずして勝つがチャイナの真骨頂さ。
だから小沢の言う「第七艦隊さえいればよい」は当たっているとワシは思う。
野田首相の真意が那辺にありや。
よく見極めたいモノです。
政府は尖閣諸島の件では中国政府との外交交渉についてのみ働きかけを行うべきで、都と地権者の交渉には関わらず、万が一にでも邪魔するような事があってはならないと思います。
都は、中国政府からの圧力や民間ルートでの買収交渉を地権者に成り代わって窓口となる事で地権者の負担を減らし、政府は外交ルートで尖閣が領土問題となる事を防ぐ事が正しい役割分担だと思います。
政府は尖閣の実効支配体制を固めるべきと思いますが、韓国が竹島に対して行っているような事を真似するべきなのかどうか、他国へ牽制しつつも協調をもするべきと考えた時にどのような方法が適切なのか、、、(ご意見ございますか?)
”日中韓にいざこざを起こし、それによって米国の利益を図る”がアメリカの戦略。クリントンは、従軍慰安婦を性的奴隷と表現して、ちゃんと、韓国と日本のいざこざを引き起こしているものね。
チャイナは当然知っている。わざと尖閣で火種を作って、米国の期待にそいながら、プロレスをやるわけだ。
そうやっているうちに、海軍力は強化して、やがて、東シナ海の制海権を握る。そうなれば、沖縄の基地など、艦砲射撃で壊滅。いずれ、アメリカはグアムまで前線を下げる。チャイナのことだ。どうせ、”鳴くまで待とうホトトギス”をやる。
本気で尖閣諸島を書くのであれば、今すぐ丹羽駐中国大使を更迭し、尖閣諸島に自衛隊を派遣すべきです。今、尖閣諸島では中国の調査船(軍に所属)が領海侵犯をしています。海上保安庁の巡視船だけで守れるのでしょうか。すぐにでも首相の権限で出来ると思われますがいかがなものでしょう。購入後の具体的にどうするのか。自衛隊を常駐させるとか、または灯台の保守点検のために職員を常駐させるとか、また国立公園にして観光客が何時でも訪れることが出来るよう環境を整えるとか購入後に何をするのか具体的に示してもらいたいものです。石垣市関係者等を始めとして、日本人の上陸許可を何時でも必要に応じて速やかに出すべきです。唐突にに購入を言い出したのは、東京都の購入の妨害行為としか考えられません。中国とおかしな密約を交わしていないことを祈ります。
アメリカは尖閣は安保条約が適用されると言ったり、できないと言ったりのアイマイ戦略だが。
無人島での紛争で核ミサイルが東京に照準を合わせる事態を望んでいるのか?
威勢が良くても、彼我の力を考慮しないのはアカン。
南沙諸島が日本領であったことは学者ですら知らないらしい。無学なものもいる。南沙諸島は、日本が台湾の高雄市に編入。
台湾は講和条約によって放棄したので、南沙諸島は台湾のものだろう。台湾と大陸は一つの中国だと、中華人民共和国も中華民国も主張しているので、一つの中国という意味では、中国の領土と言える。
ただ、日本が先占するとき、「待った!」と言うべきベトナムもフィリピンも当事者能力の無い植民地だったので、彼らの言い分も理解できる。
尖閣、竹島の先占のときも、韓国、台湾、チャイナ、いずれも植民地か、半植民地の混乱状態なので「まった!」と言えなかった。
しかし、まあ、「まった!」と言えなかった国々に何らかの考慮は必要だが、国際法で解決する方がよいだろう。
北方領土の国後、択捉は9月2日の署名までのグレーの期間にソ連によって占領された。ま、千島、樺太はソ連領にするという密約があったから、講和条約で千島列島は放棄させられた。国後、択捉が千島列島ではないという日本側の主張は無理筋。
歯舞、色丹は占領が9月3日、非合法。だから、ソ連も返却すると日ソ共同宣言で認めた。
当事の鳩山総理は国際法に基づき、二島返還で終戦処理をしようとした。だが日露に紛争の種をまきたいダレス国務長官が「二島返還で合意したら沖縄は返還しないぞ」と恫喝した。だから、国後、択捉は北海道の属島だという無理な主張をしている。
係争地は国際法で解決するという立場でなければならない。韓国のように竹島では無視、一方、チャイナとの係争地では国際法で主張など、いい加減なことを言うなと言いたい。
日本も、北方領土は悔しいけど、二島プラスアルファで、南沙諸島は一つの中国の領土で、ベトナム、フィリピンにも何らかの考慮と主張しなければならない。韓国みたいないい加減な主張をするべきではない。