高血圧の持病はあるものの、いたって元気に78歳の誕生日を迎えることができました。
皆様のおかげと感謝の気持ちでいっぱいです。
誕生日の夜、“うちの奥さま”と二人だけの楽しいパーティを開きました。テーブルには最高のワイン(我が家では)が1本、奥さまご自慢の手料理が並ぶ楽しいパーティーでした。ありがとう。おいしかったよ。楽しかったよ。小さな声で奥さまにいいました。
娘1人、孫1人の数少ない我が家の家族からのお祝いはTokioのハット。早速かぶって街に出ようと張り切りました。
思いもかけず、北九州に住む妹婿から中古だと一眼レフのカメラをいただきました。新品と見まがうほどに手入れされた一品です。やみくもに欲しかったカメラです。ありがとう。
少しは写真の腕が上がるかな。期待にはほど遠いことだと思いながらカメラの取り扱いを知ろうと首ピッキで取扱書を眺めています。
“うちの奥さま”、自分の欲しいものはいつでも買いなさいと言いいます。ところが、毎日が日曜日、老後のことがふと心配になります。贅沢はできません。昨年5月1万円のデジカメをやっとの思いで買いました。そのカメラささやかな暮らしの中で随分と活躍しています。7日のブログに書いた「トンボが胸に!」はこのデジカメで撮りました。
明日からは待望の一眼レフ。今夜は寝ないでカメラの勉強。わくわくの連続です。いただいた一眼レフでプロ並みの写真をと、希望も膨らんできます。併せてこれまで御世話になった愛用のデジカメも大切にします。
もう1つ、誕生日には必ずしないといけないことがあります。やっと出来上がりました。
“うちの奥さま”への手紙です。来年は金婚式、奥さまには随分と苦労をかけてきました。その思いを手紙にするのです。今すぐに奥さまに見せるのではありません。
生を受ければ必ず1度はくるであろう不測の事態。黄泉の国に旅たつ時に開いてもらう手紙です。来年また誕生日を迎えることができたなら、新しく手紙を書きかえることでしょう。何度も何度も、何通も何通も手紙が書けることを願いながら。遺書ではありませんが、もし奥さまが一人になったとき何をすればよいかも付け加え書いておきます。