寝ずらい真夏の朝、5時を過ぎたころには鳥の鳴き声で目を覚まします。沢山の小鳥さんたちが朝のお迎えです。
適切な表現で伝えることはできませんが「きょっ・きょっ・きょきょく」と聞こえます。長年、夏になると聞きなれたその鳥の声で目を覚ますのですが、鳥の名は知りませんでした。
春先は鶯のホーホケキョ。夏になり少し陽が昇るとカラスのガアガア。も仲良しでした。
鳥たちの朝のお迎えの声を聞くと気持ちがとても爽やかです。今日も元気で頑張ろうと元気がでてきます。
古い話になりますが、昭和48年オイルショックの年でした。当時勤めていた会社が里山を切り開き、社員向けに分譲地を造成しました。90区画の宅地です。購入希望者が多く抽選となりましたが、運よく10倍の難関を突破し土地を買うことができました。
数年たって小さな家を建てたのですが周囲の風景は一変し、林や森の木はなくなってしまいました。だが幸い、周囲を取り巻く竹林だけは昔の姿を残しています。鳥たちの絶好の住み家のようです。
冬になると我が家の小さな庭には餌を求めてたくさんの鳥たちで賑わいます。めじろ、つぐみ、ひよ鳥、やまがら、スズメなどです。春になって餌が豊富になると遠慮なくおさらばします。
ところがひよ鳥、真夏になってもやってきたのです。ひよ鳥は渡り鳥、不思議に思いPCを開いてみました。すると、留鳥もいるとありました。納得。PCにはほかにもいろいろな鳥がでてきました。興味津津、次々に知っている鳥をクリックしてみました。
そこでびっくり、朝のお迎えはホトトギスでした。鳴き声もありました。「きょっ・きょっ・きょきょく」はまさにホトトギス、早口言葉にある「東京特許許可局」とも聞こえるとありました。夏にやってくる渡り鳥だそうです。九州にはあまりいないとありました。
我が家から1番近い竹藪までは約500メーター、そこで鳴いているのでしょうか。家の近くで鳴くのでしょうか。ホトトギスさん毎日ご苦労さん。ありがとう。寒くなってまたどこかへ帰るまでよろしくお願いします。