毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

蛇口ひねればミネラルウォーター

2013-07-25 16:34:53 | 日記

連日の猛暑にはうんざりです。特に高齢者は熱中症に注意しましょうと、1日に何回も市の広報車が回ってきます。

テレビでも熱中症に注意とたびたび報道しています。部屋は涼しく、喉の渇きを覚える前に水を補給してください。と……。

そこで、老人夫婦、日中、何回も水道の栓をひねり水を補給します。熊本のおいしい水をふんだんにいただきます。

先日、妹夫婦が福岡からやってきました。喉が渇いたと言うので、水道の水をコップでだしました。不思議そうな顔をします。

福岡では水道の水は飲まない。臭くて飲めない。いつもスーパーでミネラルウォーターを買っていると言います。
 
そこで受け売り、「蛇口をひねればミネラルウォーター、熊本の水」、「おいしいねさわやかだねくまもとのみず」と言うと美味しいよと、妹夫婦はにっこりしました。
 
熊本市の水道は、すべて阿蘇の伏流水で賄われています。つとに有名な水前寺公園は湧水をふんだんに利用して作られたといいます。公園内の桃山式日本庭園「成趣園」も湧水に守られています。

隣町の嘉島町は湧水の町で知られています。町中が湧水を利用していて、全国で唯一水道設備がない町です。
 
阿蘇地帯に降った雨は地下水となり60数年の長い年月を経て伏流水として熊本地方の人達の生活を潤しています。大いに感謝しなければなりません。

今年当地では、梅雨が明けてからも全く雨が降りません。東北や関東ではまだ梅雨があけず、連日の大雨と言います。水の被害も出ているそうです。

昨日は、都内で豪雨がありマンホールから水が噴き出したとありました。

だが一方では、都の水ガメ多摩川水域のダム付近には雨が降らず、ダムの水は底をつきそうだといいます。カラカラ天気の解消を願っての雨乞い神事も行われ、動画もながされました。
都では10%の節水を呼び掛けたそうです。

梅雨の大雨に戸惑う人たち、一方雨が降らず水不足に悩む人たち。神様の戯れでしょうか。
 
近年、この豊富な熊本の地下水も、生活環境の変化や企業が大量の地下水を利用することなで、減少の傾向にあると、市は節水の呼び掛けを強めています。

電気も水も無限でないことを知り、無駄のない使い方の工夫と実行。市民としてのたゆみない努力が必要だと痛感します。