熊工野球部のみなさん、第95回全国高等学校野球選手権記念熊本大会優勝おめでとうございます。日頃の練習の成果です。
延長にもつれ込んだ決勝戦、熊工は注目の左腕山下君、よく投げ、よく打ちましたね。一方、完全試合男の文徳の本田君お見事でした。
猛暑の続く今日の決勝戦。藤崎台で応援したかったのですが、何せ老体、熱中症がこわくて冷房の利いた我が家の特等席、テレビの前で応援となりました。
10時から始まったテレビの実況。息詰まる1回からの手に汗を握る熱戦は、すっかり時の経つのを忘れさせてくれました。
3点をを先行された熊工8回の攻撃、見事としか言いようがありません。
延長戦に入り試合が終わった時には思わず“うちの奥さま”と目を合わせ、両校ナインに拍手を送りました。
熊本勢は、いまだ甲子園夏の大会で優勝経験がありません。山下君と本田君の今日の投げ合い、両校打線の爆発力を見て、郷土の代表熊工に今年こそはとの期待が大きく膨らみました。
熊工ナインの甲子園での大活躍を祈っています。
一方、準優勝の文徳高ナイン、よく頑張りました。心からその敢闘を称えます。
とくに捕手の西山選手。1回裏の好打もありますがテレビに写される顔はいつもニコニコ、チームを盛りたて時にはピッチャー本田君のほほを平手打ち、ピンチで集まった選手の顔の汗をハンカチでふきとるなど。リードもすこぶる立派。これぞ名捕手、名キャプテン。私はあなたに敢闘賞を送りたい。
19日間にわたる炎天下の県大会予選。熊本の球児のみなさんは持てる力を十分に発揮されました。42対0とラグビーなみの試合もありましたが、素晴らしいプレーの連続でした。
感激と喜び、十分に味あわせていただいた楽しい夏でした。ありがとうございました。