連日の猛暑日。真っ青な青空が今日も広がり、その周囲を真っ白なでこぼこの大きな入道雲が取り巻いている。
7月6日から始まった夏の高校野球熊本地区予選。3回戦は今日で終わり、明日からいよいよ8強を目指す闘いが始まる。
熊本大会の2回戦までは熊本市にある藤崎台球場と八代の県営八代球場で行われる。3回戦以降は藤崎台球場だけとなる。
藤崎台球場は熊本の高校球児のあこがれの的。1昨年、弱小高校でメンバーだった孫、藤崎台で野球ができたことが誇りのようだ。
爺爺バカとおばば、今年も孫の学校の応援に出かけたがその試合、見事に完敗。孫に変わって悔しさをにじませた。
だが、それ以上にカンカンと照りつける夏の太陽には閉口した。熱中症だけにはなるまいとその健気さは大したもの。
バックスタンドから見る外野席。藤崎台球場名物の大きな楠の木が覆っている。その枝先は10メートル近くもグランドはみ出している。
夏の高校野球、藤崎台球場の特別ルール、外野に飛んだボールがはみ出した枝にあたればホームラン。だが、まだそのラッキーなホームラン、聞いたことも見たこともない。
ちゃっかり組は、その外野席に陣取りやんやの応援。毎度のことだが、テレビの主役になることがもある。
藤崎台のクスの木群は国指定の天然記念物。7本の大きクスの木がある。
大きなものは根廻り31m、目通り幹囲り12m、高さ28mにもおよび樹齢推定1000年。小さなものでも目通り幹囲り7m、高さ20mで推定樹齢400年とみられている。
野球がなくてもぜひ訪れて欲しい。郷土の宝です。
高校野球、球児の皆さん猛暑にめげず頑張ってください。甲子園を目指してください。でも代表は1校だけ。厳しいな。