台風も痛風さんも早く去って

　昨日、埼玉県越谷市と千葉県野田市で起きた竜巻は、広い範囲で大きな被害をもたらした。
　地震や竜巻、自分には関係ないといつもは高をくくっているが、ニュース見て、根本的にはこれは間違いとやっと気付いた。
　
　いつ襲って来るか分からない天災地変だが、どのように対処すればよいか。
　その対策と日頃の準備、あわてて、妻とじっくり話し合うこととした。

　今も台風１7号、東シナ海を迷走しながら九州をうかがっている。明後日くらいには温帯低気圧とはなるが九州を縦断しそうだという。

　通過のさいには大雨が予想される。これまでの大雨で地盤はかなり緩んでいる。土砂災害にも十分な注意が必要だ。

　一方、健康のことだが、持病の高血圧は薬の効果か平常値を保っている。ところが痛風。これが厄介。痛み止めの薬はいただいたものの、一向に痛みが納まらない。
　歩くこともままならず、朝の散歩も、ラジオ体操もご無沙汰ばかり。部屋の中を這うように１日数歩、これが精いっぱい。

　お医者さんは軽い運動、塩分は少なめに、水を沢山飲みなさいといわれる。妻が心配しいろいろと配慮してくれる。野菜の食事が多くなった。プリン体の多いビールは控えよ。干物類は避ける。もちろん鶏・牛のレバーはだめです。と。
　
　にわか栄養士さん。ご配慮本当にありがとう。

　朝のお味噌汁。いつもいりこでだしを取っているが、これもだめ昆布だしにしたという。塩分も減らしたという。

　我が家の食べなれた妻の手料理、痛風の精だが少しずつ味に変化が起きてきた。少しだけさびしい気持ちになっている。

　大病で入院し、１月間ベットから降りないと、ほとんどの人が歩けなくなると聞いている。
　痛風よ。長引かなくて楽にしておくれ。お願いだから１月以内には元の体にかえしてよ。

　でも、本当は、本人の心掛け次第。さア、頑張るぞ。とにっこり妻と顔を見合わせた。