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おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

東北被災地で汚染水対策のプレゼンを

2013-09-09 05:56:31 | 日記
  娘夫婦から、孫の20歳の誕生日のお祝いに招かれ、我が家一族・総勢5人(妻と私、娘夫婦に孫)が、久しぶりに近くの料亭に集まった。
 沢山のご馳走と美酒を前に話がはずみ、楽しくてしようがない。ご機嫌よろしくご酩酊、終いには眠ってしまった私、今日のブログはお休み。ごめんなさい。

 昨日の朝、日本中が歓喜のるつぼと化した。20年東京五輪の開催が決まったと、地球の裏側、ブエノスアイレスからの嬉しい便り。
 おめでとう。おめでとう。よかった。よかった。嬉しいよ。
 招致委のみなさんご苦労さまでした。

 苦戦を伝えられた最後のプレゼ。
 安倍総理の「福島の近海で、私たちはモニタリングをおこなっている。その結果、数値は最大でも世界保健機関(WHO)の飲料水の水質ガイドラインの500分の1だ。これが事実です。そして、我が国の食品や水の安全基準は、世界で最も厳しい。食品や水からの被曝(ひばく)量は、日本のどの地域でも、この基準の100分の1だ」。さらに「汚染水はブロックされている」と表明し、多数のIOC委員の心をひきつけた。

 だが、東日本大震災や福島原発事故に苦しむ東北の方々はいう。日本には二つの国があると。素直にオリンピックの開催を喜べない方々だ。

 何よりも汚染水対策。さらには復興対策。災害から2年を過ぎてもなんら進展しない状況に、不安を感じる人たちがいる。

 総理はブエノスアイレスのIOC総会で、「汚染水はブロックされている」と内外を通じて初めて話された。今まで、東北地方のいまだ苦しむ方々の前で汚染水対策について、直接説明されたことは一度もない。

 総理を始め復興対策にかかわる政治家と官僚の皆さん。今からでも遅くはない。工程表を含め、具体的な対策を、被災された方々が十分納得できるような説明を、数字を含め、ひた隠すことなくしていただけないものだろうか。
 東北被災地の方々の前でプレゼンをぜひ開いていただきたい。

 すでに聖火リレーは東北6県をまわる。サッカーの1つは秋田でと。オリンピック開催で復興地に配慮しようとする施策がかまびすしい。

 だが、今のままでは、東日本震災被災地の方々はよその国のことと、国を挙げてのオリンピックを突き放すのではなかろうか。

 喜んでばかりはいられないオリンピック、開催まであと7年。日本の力が試されろ時でもある。