yukiさんから、教えていただきました。WOWOWで、魔界転生が放送になります。1981年のジュリー版と、リメイクされた2003年版も両方見られるそうです。
魔界転生(1981)ジュリー版は 3月5日00:50 放送です。
2003年の窪塚版 3/4(月)よる11:00
1981年版では、沢田研二が妖艶に演じた四郎役を、本作では窪塚洋介がクールに好演。徳川幕府の転覆を狙い、四郎が魔界からよみがえらせた宮本武蔵ら名だたる武芸者たちを相手に、佐藤浩市扮する天才剣士・十兵衛が、手に汗握る壮絶な死闘を繰り広げるのが見どころだ。
ブログの左下のカテゴリーの「魔界転生」で、以前に画像をアップしたものが見られます。画像は撮影所のジュリー。
窪塚さんのリメイクは見たことがなくて、もちろんジュリーの四郎さまと比べるまでもない、と思っているから。でも、見られる人はこの機会に是非。
去年は、マキノノゾミさんの演出で舞台化されて、溝端淳平さんが四郎を演じました。その前にも舞台化されているので、時代劇というジャンルの作品が減っている時代に、魔界転生は伝奇時代劇として人気が確立されているのだなと思います。
天草四郎、柳生十兵衛、宮本武蔵、歴史上の人気者、有名人が入り乱れる奇想天外な群像劇は派手で妖艶で、チャンバラ映画でファンタジーで、若い人にも受け入れやすい作品だと思いました。
比べてみましょう
ジュリーが「魔界転生」で時代劇に初挑戦と知った時は、大丈夫かな・・とちょっと心配しました。隠し芸じゃないんだし💦当時、時代の先端を走っていたジュリーは、時代劇の古風さとはあまりに遠い場所にいると思っていました。あまりに現代的。
ところが両極端の時代劇も鮮やかに艶やかにこなしてしまったジュリーの四郎さまに、惚れ惚れしました。ジュリーの世代は子供のころから東映の時代劇を見ているはずで、衣装も台詞回しも違和感がなく、まさに転生した天草四郎その人でした。
お父さまがかつて、映画関係のお仕事をされていたそうで、京都の東映撮影所での仕事には親子ともども、万感の思いがあったのでは、と想像します。
角川が派手にCMをうったので「炎の肖像」や「巴里の哀愁」とは違い、東映の映画館の観客は多かったです。前売り券を買って4回観に行った、姫路の東映の映画館も無くなりました。
今は長崎の天草地方に行きたい。