NHKで何度も桑田さんが トーキーオー!と歌う番組CMを見ていましたが、別に見る気は全く無かったのでございます。特にファンでもないから。たまたまニュースの後もNHKをつけていたら始まった。→『桑田佳祐 大衆音楽史「ひとり紅白歌合戦」〜昭和・平成、そして新たな時代へ〜』
そうしたらGSを取り上げて、ジュリーのビューティフルコンサートの映像が少し流れました。。慌てて写メ、元の映像もボケてます。
桑田さんが『自分は洋楽が好き。GSは好きではない。GSは2年しか(全盛期が)なく 同じようなユニフォームをまとって、楽器と言う武器をまとって、同じ方向にステップを複数でやるんですよ。群れないと戦えない。』
※GS大好きの私としては、かなりムっとしましたが、確かにそうです。 桑田さんがそう思った年齢は、まだ小学生の時でしょ、さすがやね。小学生の私はそのジュリーに夢中だったよ。
桑田さんは続けて『男の本質みたいなものを、そうなんだよなって言う風に すごく体現してくれた人たちでもあるんじゃないかと思うんですよね。
ゴールデンカップスの「愛する君に」を歌って(とても良かったので)、ひとり紅白をやっていていい体験、勉強になるなっていうのは そういうところが多々有りました。こんなにいい曲だったの。テンプターズの「純愛」っていう曲は』
※「愛する君に」や「純愛」を歌う桑田さんの映像
『洋楽を経験して、自分で楽器を買って、アレンジをしたりっていう経験値の中で、50年近く前のGSの曲を歌うと こんな宝物かって思うくらい。音楽のすばらしいエキスがつまっている。単にいい曲っていうだけじゃなくて、驚きもあるんですよね』
※やっとGSの良さに気がついたんかい!あの時君は若かったや、ブルーシャトーを歌いました。紙テープが乱舞する、タイガースの「君だけに愛を」を歌う桑田さん。
ザ・ピーナッツはシャボン玉ホリデーやザ・ヒットパレードで毎日見ていたと「恋のバカンス」の映像。
ジュリーのTOKIOでは、桑田さんの空中浮遊の派手で危険な演出でした。
ふーん・・
桑田さんの「ひとり紅白」のコンセプトは→『桑田佳祐 大衆音楽史「ひとり紅白歌合戦」〜昭和・平成、そして新たな時代へ〜』
桑田佳祐が2008年から昨年まで3回に渡って行ってきた「ひとり紅白歌合戦」。桑田はこのイベントで昭和の歌謡曲やグループサウンズ、フォークやニューミュージック、平成のJ-POPまで170曲余りをひとりでカバーし、紅白のパロディーを展開することで、壮大な音楽ショーを繰り広げてきた。洋楽に憧れて音楽を始め、キャリアを重ねていく中で、改めて日本の大衆音楽のすばらしさを再発見したという桑田にしかできない離れ技であった。』
そうか~パロディーなんや。わたくしはパロディーされてる側の意識がございますので、フーンと、冷静に見るだけでした。3回行われた「ひとり紅白」の映像がいっぱい使われて、暮れの紅白映像も流れました。私、ユーミンもそれほど・・
面白い番組だったと思いますが、ジュリーファンとしては気持がモヤモヤしました。色々と思う所はいっぱいでした。それは書かないですけど。
ゴールデンカップスの「愛する君に」デイブ平尾さんです。
桑田さんも良いと言ったテンプターズの「純愛」は大好き、以前もブログにYOUTUBEを貼ったので、今日は懐かしい「雨よ降らないで」。昨夜、この頃雨ばっかりだなぁ・・と思いながら蒲団の中に入っていたら、突如この曲が脳内に降りてきて思い出した。とても懐かしい曲です。
その後のNHKの番組「モフモフ」で、ペットの映像にタイガースの「星のプリンス」が流れました。ララランランラン♪ なんで「星のプリンス」が流れたのだろう?タイガースでは、殆ど流れることが無い曲で、これはお子様っぽくて恥かしい・・まさに全員で同じステップを踏む、お遊戯に近い曲です。
桑田さんは、同じ衣装で同じステップでとGSをバカにしたけど、メンバーも喜んでやっていたわけじゃない。中では軋轢も葛藤もあったのだ。流石にジュリーも「星のプリンス」をライブで歌う事はないだろなァ~