オフィシャルにライブのチケットが発送されたと載っています。意外に早いと思いましたが、そういえばもう初日まで一か月を切っていました
続け様の思わぬ訃報には 大変動揺しましたが、裕也さんやショーケンを偲んで、ジュリーなりの追悼があるのだろうか?と思ったりしてます。
4月11日の朝日新聞、月に一度の瀬戸内寂聴さんの連載エッセー。『ショーケンとの再会』
先日のNHKのショーケンの切実な告白は、もうこの世にいない人とは思えなかった。ショーケンなりの生き方、役者魂を改めて見せつけられて、その姿はしぶとく生きて、いまだに病と闘い続けているように思えた。
大ファンではない、が、ショーケンのデビューから見てきた。ジュリーのライバルと言えるのはこの人だけ、いつも気になる存在だったので、ショーケンはもうこの世にいないんだなぁ・・という喪失感を味わっている。
寂聴さんのエッセーを読んだら、ほんとにショーケンらしくって・・。
天龍寺って、あの名刹の天龍寺?? ショーケンはありとあらゆるどんな悪い事をしたのか??想像して笑えるではありませんか。
いかにも子供っぽい、そして破戒こそがショーケンの持ち味。これこそ「不貞で不良のショーケン」のほんとの姿でしょと、その姿が彷彿としてきます。
NHKの「クローズアップ現代」では、最後の最後に思慮深い人間味の有る、役に対しては真摯で、カッコイイ男を演じていたのだわ、と思えてくる。
あえて意地の悪い書き方だと思うけれど、あれはもう主役を演じることはできなかったショーケンの、最後の主役の舞台(TV)だったんだね。ショーケンは観客の前で素の自分をさらけ出し、潔い男のイメージを強烈に残して去って行った。
そして、寂聴さんはこういう書き方で、ヤンチャなショーケンとの突然の別れを明るく描いたのだろうなと思う。
あの世でショーケンは、寂聴さんやめてよ~!と、いつものあの声で言っているのかもしれない。
※天龍寺はやっぱり、あの嵐山の名刹の天龍寺でした。ここ数年は嵐山や嵯峨野には行っていないけど、竹林の道や化野の念仏寺など、他にはない趣きがあって好き。