キネマ旬報ベストテンで、男優賞の前に各賞が発表になりましたが
『特別賞:小林信彦 映画文化全体の発展に大きな功績を残されたことに対して』
小林信彦さんと聞いて、思い出した方も少なくはないかも。週刊文春のコラムで長い間、お馴染みでしたがご高齢のためコラムは終了しました。今回、YOUTUBEで授賞を知り、お久しぶりに思い出しました。
小林信彦さんの小説、「唐獅子株式会社」はジュリーのラジオ番組「沢田研二劇場 夜はいい奴」(1981年~1982年)で、故横山やすしさんとの共演で放送になりました。中身はもう、ほぼ忘れました(^^;
※ネット記事より⇒ 「唐獅子株式会社」 1982年3月にニッポン放送の番組「沢田研二劇場・夜はいいやつ」内で[2][3]、沢田研二・横山やすし・世良公則・藤岡琢也の出演によるラジオドラマ『ドラマやでワレ!唐獅子株式会社』が放送された(全4回)。藤岡が大親分役、沢田が黒田哲夫役、横山がダーク荒巻役、世良が原田役だった
小林信彦さんは小説怪人オヨヨで、桂三枝さん(現、文枝さん)のオヨヨに抗議したのも、かなりの話題になりましたが、もう覚えている人も少ないのかな。
配信のYOUTUBEでは高齢でご病気のため、弱弱しくは見えた小林さんですが、そのお姿を感謝を込めて拝見しました。
週刊文春の連載記事は、切り取ってあるので何年かは不明。(2000年か?) 渡辺晋さんが「ジュリーを日本のジェームス・ディーンにするんだ」と話したという個所を、印象深く覚えています。ACBを歌うジュリーに「シビレましたね」の表現が嬉しかった。
だんだんと記憶が蘇ってきました。バブル時代に小林信彦さんの「極東セレナーデ」という、現代批判的小説も読みました。大いに共感した事を思い出します。