フィギアスケート男子フリー、チェン選手の圧巻の演技を見たら
残念ですが、日本選手は完敗です。来季に期待します。
フィギアの後は「二つの祖国」ムロさんがジュリーなのかどうか?
いまいちよくわかりませんでしたが、番組は良かったです。
見ていない人も、後半は是非見て欲しいです。 こっちで前編を見られます。(31日まで)
こちら監督さんの心構えが興味深いです→ドラマ『二つの祖国』の「禁じ手」
日系人たちが太平洋戦争で、日米の狭間で受けた多くの
困難と苦難。戦争から東京裁判まで。
▽日米に家族の絆を引き裂かれながらも未来を信じ激動の時代を生き抜いた3世代64年の愛と奇跡の物語
多くのエピソード、多くの登場人物を、わかりやすく整理してあって
NHKでは50回もあった大河ドラマを、物語の核心はきっちりと
日米間、人間関係など、対立の構図もわかりやすい物語になっています。
小栗旬さんは、誠実で聡明で苦悩の連続の天羽賢治役に
よく似あっていると思いました。
ジュリーと同じ役を演じるムロさんはドラマの中で
『自分がこの街でいかに生き残るか、それだけだ。
日本にもどこにも居場所のない所から必至で這い上がる』
この台詞で、演じる役の人間像を強く押し出して
このドラマでは、ムロさんはチャーリー田宮でした。
弟の戦死や、兄弟が戦場で出会う場面など、見ていて
ほんとに切なくてやりきれなくて とても辛くなる。
下の弟の新田真剣祐さんは、チャライイメージがあったのに
ドラマでは意外に骨太で青年、いやまだ少年の役か
少年の真面目で不器用な真っ直ぐさがあって、見直しました。
NHKでは長い物語だったのを、今回は多くの枝葉が整理されたので
天羽賢治の妻のエミーの心の持ちようも、満たされない気持ちも
今回の方がよくわかる気がします。
戦争が全てを狂わせていきました。
「二つの祖国」は人気のある山崎豊子作品とはいえ
悲惨な戦争と日系人の苦難と葛藤を真正面から扱った作品を
開局記念に取り上げた、TV東京の姿勢を高く評価します。
前半を見逃しても、YOUTUBEで見られるので(31日まで )見ていただきたいです。
後半の舞台は日本、東京裁判になります。
NHKと違った箇所
マンザナールの収容所で男達は裸で検査される
皆さんスッポンポンのお尻り出してオールヌード(後ろ向き)
あれ、NHKでは全員が白いパンツ履いてたな~(笑)
もちろん、素っ裸の方が日系人の屈辱感がさらに
強調されているのです。
あと これはないでしょ!と思ったのは、兄弟が戦場で
敵同士で遭遇する、物語の一番の悲痛なクライマックス
真剣に身を乗り出して画面を見つめていたら・・・
何故か突然、軍服からセーターに着替えた小栗旬さんが
一家団欒で味噌汁飲んでる・・ はあ??
いったい何がおこったのか?CMか。クライマックスで切るな~!
あまりにも間が悪いといったらありゃしない、演じている本人が
ドラマの緊張感をCMで台無しにしちゃったのでございます。
この場面、演じている俳優さんの一番の見せ場だったのになぁ・・
後半の予告を見ていると、東条英機がタケシさん。
私にはちょっとイメージが違う。
裁判の後ろに、鶴瓶さんらしき人が座っていたり
織田信成くんも登場するようで、いったい名の役なん??
ちょっと後半が不安になる要素も無きにしも非ず・・
だけど、見ます!
鹿児島弁の「チェスト!」がまさかのキーワードでの登場で、
一瞬、大河ドラマ「せごどん」になってました。
「せごどん」を見ていたので、その意味が分かりましたよ。