王子稲荷神社(関東稲荷総司)
★★★
住所:東京都北区岸町1-12-26
最寄駅:JR王子駅から徒歩10分ほか
駐車場:なし。近隣も難しいだろう。
HP: なし
社務所:社務所兼住居あり
御朱印:社務所の授与窓口にて頂けるハズ
東京都神社庁が発信する情報をチェック!!
① 東京都神社庁には、具体的な情報開示はない
② 御朱印は事前連絡なしでもらえる?
→ 事前連絡不要だと思う
→ 張り紙には、400円とお知らせあり。
その他
過去、王子に来たのはちょうど一年くらい前のこと。
でも実は、王子という街にあまりいい印象がない当方。
(写真は中央工学院のほうから素直に来ると最初に見える南参道の鳥居)
それというのも、過去にウイスキー検定の試験会場になったのが王子にある中央工学院が絡んでいるためであって、その詳細はここでは語らずにおこう。
(南鳥居の玉垣には、中央工学院の奉納履歴が彫り込まれている)
その中央工学院のすぐそばにあるのが、この王子稲荷神社である。
鎌倉時代には関東稲荷総司の称号を得ていたというから、関東では最も格式のある稲荷神社であろうと想像がつく。
(写真は、南鳥居付近にある社号碑)
また、江戸時代は市民から神社の一番人気を得続けたという話も残っているらしい。
中央工学院のメインストリートを突き進み、付き当たって最初に出くわした南鳥居は通称「稲荷鳥居」というらしい。
そのまま境内を進むと社殿側面に出る。
そして、こちらが社殿。
ん???社殿かぁ、色づかいも格調ある雰囲気があって立派なのだけど、思っていたより小さい印象かな。
そして南側から入ってきたということを、この時点で気付いたので、表参道を探してみる。
正面に社殿が向いていないことから、社殿の正面に当たる階段を下りたところに見えた鳥居の正面から入り直すことにした。
一番下まで降りて入り直すには、表参道の神門から入ることになるだろう。
ただし、こちらから入る場合は、保育園の営業日だと入れないので注意が必要。
(裏を返せば、南参道からはいつでも入れるということ。)
ゆえにこちらが、表の社号碑。
しっかりと関東稲荷総司の文字が刻まれている。
神門をくぐって左側には、どうにも手水舎だったでしょ・・・っていう社がある。
おそらく保育園の営業日はここを通れないため、このようにしたと思われる。
ここで社殿を見上げるように一の鳥居。
両サイドにはお稲荷さんが鎮座。
その階段をヒイヒイ言いながら上まで登ってくると、急遽取りつけたっぽい手水舎が簡易的な屋根付きで登場。
やはりカラス対策なのだろうけど、完全密閉状態。
社殿へ頭を下げたあと、横に伸びた瓦葺の建屋へ向かってみる。
ココが社務所兼住居なのかな、右手正面には授与所もある。
社務所内は明りがついているのだけど、人の気配がない。
社務所の授与窓口には、御覧のように御朱印対応のビラがあるが、呼び鈴を一度押して2~3分待ってみたが、神職さんが出てきてくれなかったので御朱印は一旦諦めることにした。
今一度、南参道方面に目を映すと歴史がありそうな灯篭も発見。
そしてお稲荷さんも。
色々見学している間も、呼び鈴を一度押したことが気になって仕方なくなって、社務所前をチェックしながらの移動だったのだけど、やはりずっと気配がなかった。
神社自体を客観的に外から感じる雰囲気や外観などを改めてじっくり感じようとするのだけど、かつてはこの神社が大人気だったという面影は全く感じられなかった。
それに、全体的に境内も薄暗いためか感じるオーラも気のせいかあまりいい方に感じられなかった。
もしかしたら次冬の季節あたりに、ウイスキー検定の再チャレンジする時に、試験会場が中央工学院だったなら、ここを再訪しようと思う。(今回も王子駅近傍は、すっかり迷わせてくれたからね。もうすっかり、王子という街が嫌いになりつつあるさ。)
境内には、いくつか鎮座されている末社などの重要物(狐穴、御石様など)があるのだけど、一度押した呼び鈴が気になったこともあって、(時間的な配慮から)本宮社だけ訪れた。
結局、一度押した呼び鈴のため、失礼があっちゃいけないと、すぐ戻って都合15分くらい社務所の前で待ってみた。
しかし、やはりお忙しいのか、その気配もないと判断し退散した。
今度来た時は、パワースポットでもあるという御穴様や御石様も拝んでおこうと思う。
PS
かつて、神社巡りのデビュー戦は、関東で最も立派な稲荷神社と決めてかかった際、穴守稲荷神社かこちらの王子稲荷神社かの二択だったのだけど、どうやら自分の選択は間違っていなかったのも知れないと考えてしまった。
だって、もしオレのデビュー戦がここだったら、(家内安全の)祈祷もお願いしていないし、御朱印も手に出来ないのだから、神社めぐりにすらハマらなかったことになるからね。
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