「宇治拾遺物語 -全訳注-上/下 講談社学術文庫」を読破した。上巻846ページ、下巻871ページで他の本を間に挟んで読んだので読破するのに約3週間ほどかかった。
内容は鎌倉時代前期(建暦2年(1212年)~承久3年(1221年))成立推定される日本の説話物語集です。2ヶ月ほど前に読んだ「きのふはけふの物語」に比べて内容は下ネタや性風俗的なものは少なくて貴族から庶民まで、幅広い登場人物が描かれていて日常的な話題から滑稽談まで、と内容も幅広いので楽しめて読めました。「現代語訳」は直訳的で理解しづらいところもあるが「語釈」と「参考」を頼りに読みこなすことはできました。その時代の世相がわかり、特に僧侶関連の物語は興味深かったです。次回は「宇治拾遺物語」と並ぶ説話文学の傑作「今昔物語」を読むつもりです。
内容は鎌倉時代前期(建暦2年(1212年)~承久3年(1221年))成立推定される日本の説話物語集です。2ヶ月ほど前に読んだ「きのふはけふの物語」に比べて内容は下ネタや性風俗的なものは少なくて貴族から庶民まで、幅広い登場人物が描かれていて日常的な話題から滑稽談まで、と内容も幅広いので楽しめて読めました。「現代語訳」は直訳的で理解しづらいところもあるが「語釈」と「参考」を頼りに読みこなすことはできました。その時代の世相がわかり、特に僧侶関連の物語は興味深かったです。次回は「宇治拾遺物語」と並ぶ説話文学の傑作「今昔物語」を読むつもりです。