ランニングハイカーのぺーじ(2010.10.09~)

ランニングハイキングの記録

はまっている本170

2022-05-07 15:48:27 | 図書
 また、川端康成の作品を読んだ。作品名は「風のある道」です。これも前回読んだ「川のある下町の話」と同様に川端康成全集  第13卷に納められていたものです。
 内容は社会人と学生の三姉妹とその夫婦の家族の物語で夫婦の妻の宮子の視点で書かれています。長女の恵子は宮子のお気に入りの青年の英夫とすぐに結婚して物語の結末では女の子を出産します。次女の直子は華道の師匠の養子の光介に魅かれてつつ、押しの強い基吉と交際する。三女の千加子は高校生から短大生までの時期で青春を謳歌している。主人公格の妻の宮子が夫の高萩とのマンネリ化した夫婦関係と三姉妹に振り回され疲れていてその苦悩が物語の随所ににじみ出ています。前回に読んだ「川のある下町の話」のような悲劇はなく一見したところ穏やかな家族物語に思えました。傑作として評価の高い「山の音」と同様に川端康成のお得意の家族小説です。こんな時代もあったのだろうと昭和の懐かしさを感じる作品です。

                
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2022 初夏 鎌倉1(片瀬東浜~稲村ケ崎~由比ガ浜~鎌倉駅)

2022-05-07 08:38:52 | 鎌倉・逗子ランニング&ウオーキング
 今朝、鎌倉を歩いてみた。

 4:21自宅ー藤沢駅ー国道467号線ー5:24片瀬東浜ー6:02稲村ケ崎ー6:16由比ガ浜ー6:40甘縄神明宮ー6:49川端康成記念會ー7:09鎌倉駅西口

 今、川端康成にはまっていて鎌倉の長谷に「川端康成記念會」があることがわかった。閉館しているようであるが気になるのでウオーキングがてら行ってみることにした。
 自宅を4時半に出てほぼ国道467号線を歩いて片瀬東浜、GWの最終日だが早朝なので誰もなかった。

                     
                               片瀬東浜

 海沿いの国道134号線を稲村ケ崎、由比ガ浜と歩いた。海沿いのこの道はランナーとウオーカーが多く走って、歩いていた。稲村ケ崎はここから江の島と富士山のコラボの眺めが気に入っているのだが曇天で富士山は見えなかった。

                    
                                稲村ケ崎

                    

                    

                    
                                由比ガ浜

 由比ガ浜の中ほどで左折して甘縄神明宮に参拝した。ここは2回目の参拝だが鎌倉最古の神社ともいわれているだけあって社殿は少しもさびれていなくて堂々としていた。

                    

                    

                    
                               甘縄神明宮

 参拝後、すぐ神社の手前にある川端康成記念會に、やはり閉館しており取付道路にアコーディオン門扉があって建物の前にも行けなかったので写真を撮るだけにした。

                    
                              川端康成記念會

 その後は鎌倉駅西口まで歩いて終わりにした。川端康成記念會は事前調査とおり閉館しており残念だったが、片瀬東浜~由比ガ浜を曇天ながらも気持ちよく歩けてよかった!



 
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