「とはずがたり」という鎌倉時代後期の古典を読んだ。これは後深草院二条という女性の日記のような本です。その現代訳を今回は読んだ。あまり述べるととネタバレになるので詳細は述べられないが、後深草院に女房として仕えながら愛人としても務め、さらに宮中の他の男とも性的関係を持ち何度も妊娠出産をし、最後に宮中を追放され出家して放浪に出てから都に戻ってくるといった特異な人生が生々しく書かれている。私はその人生に時代の流れで致し方ないと思いながらも驚きの連続だった。中世の文学としては昨年は「源氏物語」に、はまっていたがそれはフィクションであるがこれは諸説あるが実話である。
現代訳をした佐々木氏が述べているようにこの特異な人生をか書かずにはいられない筆者(後深草院二条)の気迫が私にも十分に伝わりました。
現代訳をした佐々木氏が述べているようにこの特異な人生をか書かずにはいられない筆者(後深草院二条)の気迫が私にも十分に伝わりました。
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