ランニングハイカーのぺーじ(2010.10.09~)

ランニングハイキングの記録

はまってる本221

2023-10-26 08:55:23 | 図書
 夏目漱石の作品を読んだ。「三四郎」です。これは熊本から進学で上京した青年の青春物語です。中々馴染めない生活、友人との交流とその友人を取り巻く人間関係がやや重く書かれている。メインは恋愛で結果として失恋してしまう。お互いに魅かれあっているのに彼女を希望している男にさらわれてしまう結末が、何とも言えない青春らしさを感じました。前回読んだ「坊っちゃん」に比べて明るさはないが、青年のこれからだと思わせるような希望を予感させる作品です。



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