先日紹介した逗子の某ワインバーでいただいたワイン。
ブログで紹介したとたん、ご店主直々に
「********の**です。ブログ掲載は店主に一言断るのが常識でしょう。非常に不愉快だなあ。そっちはHN、こっちは本名ですから。」(原文ママ)とのコメントを頂戴いたしましたので、記事は即刻削除させていただきました。
許可をいただかなかったのはこちらの落ち度ですが、「お薦めできるお店だけ紹介する」という主旨のブログに掲載されたことがそれほど不愉快なのかはなはだ疑問です。
それに、いくらクレームのコメントを書き込むにしても、自分の店で飲食した客に対してはとりあえず「ご来店いただきありがとうございます」の一言を添えるのが、それこそ常識ではないのでしょうか。
グルメ雑誌の取材は大喜びで受けるくせに、素人のブログには「俺様に断りもなく無礼千万!」とは。。。接客に関しては「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」に心がこもっていれば、他は気にならない私でも開いた口が塞がりません。
思い出すだけでも不快だし、再訪は万にひとつもありえませんが、クーポレにケチがつくのはあまりにも理不尽。
新たにお酒のカテゴリーも設けたことだし、このワインについて記述した箇所のみ残しておきます。
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■LE CUPOLE DI TRINORO
レ・クーポレ・ディ・トリノーロ
ボルドースタイル(トスカーナを否定した)のワイン作りで世界中の注目を集めているトリノーロ。オーナーのアンドレア・フランケッティ氏は、「トスカーナでシュヴァル・ブランを超えるワインを造りたい」一心でテヌータ・ディ・トリノーロに半生を費やしたそうです。
で、この「クーポレ・ディ・トリノーロ」。このワイン、6種類の葡萄が使われていますが、それぞれの葡萄を小樽で発酵させ、18ヶ月間熟成されています。その18ヶ月の間にも通算で42回もの選別が行われて、最終的にフランケッティ氏の納得いく小樽のみがこのワインになるのです。
恐ろしいくらい手間をかけたワインです。そのため生産量が少なく、日本への入荷数量も限られている本品、「テヌータ・ディ・トリノーロ」のセカンドワインと呼ぶには申し訳ないほどの銘酒です。
口に含んだとたんフレッシュな果実味が爆発するような、力強くフレッシュな飲み口ですが、ほろ苦いチョコレート(カカオ)にも似た後味が余韻として長く残ります。すぐに飲んでも良し、この先5年、10年…と熟成し続けるワインでもあります。
情熱的な赤がお好きな方にオススメ!
産地:トスカーナ州/イタリア
生産者:テヌータ・ディ・トリノーロ
タイプ: 赤(フルボディ)
葡萄品種:カベルネ・フラン57%、メルロー23%、カベルネ・ソーヴィニヨン9%、 ウヴァ・ディ・トロイア4%、チェザネーゼ4%、プティ・ヴェルド3%
料理との相性:色々な肉料理、チーズを使った濃厚な料理など。
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トップ画像は例の削除記事を読んだある人がプレゼントしてくれたもの。ただし「2014年まで成熟させてみよ」という条件つき。
は~い了解しました!
4年後に美味しいお食事の席で栓を抜くことにいたしましょう