ナンシー・Chang!のおいし~生活

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丸山亭/090807【閉店】

2009-11-05 21:35:55 | 鎌倉のレストラン

まるやまてい(フランス料理/鎌倉)
  閉店しました

8/7 Fri.
*バイ・ザ・グラスの贅沢ディナーが16,000円で!

リアルタイムで さわりだけご紹介済み の1人ディナー@丸山亭、ようやくフルバージョンをUPいたします。
別にもったいつけていたわけではなく、単に段取りが悪く作業がノロかったせいです



半年ぶりの丸山亭。
例によって20時過ぎの訪問なので、お店はほぼ「貸切」状態。
奥の席(ちょうどお花に隠れている場所)にカップルが1組だけでした。


卓上風景
色鮮やかな「見せ皿」に白ナプキン。
お花に季節(夏)を感じます。もう4ヶ月前のことなのね。。。


一口オードブル      ジャン・フルニエ

アミューズはおなじみのプチシュー。この日はカレー風味。
1杯目のワインは、ジャン・フルニエのブルゴーニュ・アリゴテ。
シャン・フォレの高樹齢アリゴテだけを使って造られたビオワインです。


二種類の盛合わせオードブル
冷たい前菜です。
鰻のテリーヌと、貝類と海藻の取合せ。
12月を目前にしてチョト言いづらいけれど、旬の鰻とトコブシを堪能できる一皿。貝とポワロー葱の相性は抜群、マヨネーズ風味?の特製ソースもコッテリしていてウマ~(゜д゜)!

フォアグラのソテー
温前菜です。
外はこんがり、中はトロトロのフォアグラソテーは巨峰と共に。
甘酸っぱいソースが濃厚なフォアグラを引き立てています。


バロン・バルトゥーズ ブラン パン

2杯目はバロン・バルトゥーズ。
自家畑の葡萄のみを使った生産者元詰めワインです。
まるで薔薇の花のような甘い香り、葡萄というよりは完熟パイナップルに近い凝縮された果実味が鮮やかな印象を残すボルドーの白。巨峰の甘酸っぱいソースにピッタリ。
バゲットはガーリックバターを塗って軽くトーストしてあります。


本日のスープ        フィリップ・シャヴィ

スープはグリーンピースの冷製ポタージュ。
3杯目は、フランスの3ツ星レストランもオンリストというフィリップ・シャヴィのブルゴーニュ・シャルドネ。
ピュリニー・モンラッシェの畑90%と、ムルソーの畑10%で造られる究極AOCブルゴーニュであります。
生産量が非常に少ないので現地でも争奪戦とか。

お魚料理
平目のムニエル。蛤の白ワイン蒸し添えです。
シンプルな盛り付けながら、ボリュームは結構あり。
ソースが思いの外あっさりしていたので、余裕でいただけました。

と、ここでとんでもないことに気付きました!
この日のお肉料理「3種の肉料理盛り合せ」の画像が、、、どこを探してもないんですぅ――
リアルタイムでフライング紹介した際に使用したコラージュ画像(この記事のトップ)にはしっかり写っているので、撮り忘れたわけじゃないですから。
Vistaくんにも残っていないし、Cyber-Shotからはとっくに消去してしまったため、ここでご紹介できません

お肉料理
牛フィレ、鴨、仔羊をそれぞれ異なる調理法で料理して盛り合せに――というゴージャス版。
こちらのコース料理の定番なので、私はたいていこれをお願いしています。まさに一皿で3度美味しい逸品です。

チーズ盛り合せ
くせのないものを選んでいただきました。
ドライフルーツはアプリコット。


シャトー・プピーユ      チーズといっしょに

VT`99年は『神の雫』にも登場w
権威あるブラインド・ワインコンテストであのシャトー・ペトリュスと最後まで競い合い、一躍世界的注目を集めた造り手のグレートヴィンテージ(2000年は非常に恵まれた年で、完熟した葡萄が収穫できました)。驚異のオーク樽熟成36ヵ月、メルロー100%で9年の熟成!というとんでもないワインです。「凝縮度がありながら、滑らかなタンニンを持つワインに仕上がった。長期熟成もOK」とオーナーのフィリップ・カリーユ氏も自画自賛している1本。
濃いガーネット色、樽熟成の特徴かフレッシュな果実味よりウッディな香りと凝縮感が勝っています。たっぷり熟成しているわりにアタックが強く、無骨と言ってもいいくらい野生的なテイストです。
と言っても、飲んだ瞬間ガツンと来るわけではなく、ジワジワとしっかりしたタンニンや完熟した葡萄の旨みが感じられる、というタイプ。3種のお肉の中では、香草とパン粉で調理した仔羊と1番合う気がしました。

デザート
夏らしくココナッツのソルベをメロンボールと。
フレッシュミントの葉をかじると、清涼感がお口いっぱいに広がります。



食後酒とコーヒー

5月に OSHINO でいただいたスペインのデザートワイン「ペドロ・ヒメネス」の話をしたら、「うちにもあるよ」と渡部オーナーが出してきたグラン・バルケーロ(左上)。
ペドロ・ヒメネス種の干し葡萄を絞って造られるシェリータイプの極甘口ワインです。マホガニーを通り越し、ほとんど黒に近いその色に一瞬ビビリますが、凝縮した甘さとこってりした舌触りはまるで黒蜜。食後酒には好適ですね。アイスクリームにかけて、なんて楽しみ方も。

メチャカワイイ白ぬこたんを発見(右上)!
「アムール・ド・シャノワール」というアンリ・ムニエ社の甘口コニャック(ブランデー)です。
鈴の付いたボトルもオサレなら、「シャノワール(黒猫)の恋人」という名前にもおフランスのエスプリが(だから白い猫なのね)。
コニャックの「シャノワール」に、ほんのりと甘味を加えて飲みやすくしてあります。
渡部さんがサービスでテイスティングさせてくれました(左下)。
ラベルにはリキュールと明記されていますが、しっかりブランデーなので、お酒の弱い人は要注意。
最後の最後にコーヒーをいただいて、支払いは16,000円。
大満足のディナーでした~。


丸山亭
□11:30~14:30(L.O) 
17:00~20:30(L.O)
□月曜定休(祝日の場合は翌日)
□鎌倉市御成町14-1 
□0467-24-2452

※前回の丸山亭は こちら
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