ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

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■ヴィノスやまざき 有楽町店

2008-10-05 01:50:04 | 東京のレストラン

ヴィノスやまざき(ワインバー/有楽町)

*Barスペースを併設した「蔵直」ワインショップ

9/6、東池袋のあうるすぽっとで観劇の後、横浜へディナー移動の前に食前酒をいただこうと初利用。
と言っても、イトシアも初めてで、右も左もわからなかった私と連れ。行き当たりばったりで入ってみたら、ラッキーにもディナー前にお酒が飲めちゃった!が正解。

全国でも珍しい直輸入型のワイン専門店(日本酒の扱いもあり)。
生産者の元に自分たちの足で訪問し、交渉し、船積みから海上輸送まで手がけているそうです。ここ有楽町店は直営店最大級のスペースだそうで、広々としたショップスペースにはチーズコーナーやワイングッズの売り場もあります。
前面ガラス張りのワインカーヴには、ワインがギッシリ(けっこう壮観)!
HPによれば「蔵直グランヴァンをはじめ、世界を代表する高級ワイン・オールドヴィンテージワインが豊富にあります」だそうなので、近いうちに会社帰りにでもじっくり見て来ようと思います。

で、このショップの奥に売り場のワインを有料(200円~)でテイスティング出来るBarがあります。

モンマルト ブリュット(シャンパーニュ)
生産者のモンマルトは正直初めて耳にするドメーヌなのですが、正真正銘シャンパーニュ地方のスパークリングです。

画像を見ていただけばわかるように、泡の勢いが強くしっかりとした辛口。まろやかな旨みの秘密はピノ・ノワール(40%)、ピノ・ムニエ(40%)をシャルドネとアッサンブラージュ。黒葡萄を贅沢に使い、長い熟成を経て造られたシャンパンです(ソムリエさん情報)。テイスティング450円、グラス1,050円、ボトル4,280円。

こんなおつまみもオーダー出来ます(500円)

NYをイメージしたというこのテイスティングBar、ワインショップのイートインスペースにしてはスタイリッシュで、なかなかオサレ。
レンガを基調とした落ち着きのある空間で、こぢんまりとした造りのわりに落ち着けます。

毎週10種類以上のワインをセレクトし(銘柄は日曜日に入れ替わります)、200円~からテイスティングOK。
もっとじっくり楽しみたければグラスで(700円~)、 もし気に入れば10%OFFで購入可(セール商品を除く)だそうです。
ショップに飲んでみたいワインがあれば、Barに持ち込んで(チャージが500円/1人付きます) グループで気軽に楽しむことも出来ます。これは案外使えるお店かも知れません。

ヴィノスやまざき 有楽町店 
□11:00~23:00
□無休
□千代田区有楽町2-7-1 有楽町イトシア フードアベニューB1F
□03-5224-6391
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怪談 牡丹灯籠@あうるすぽっと

2008-10-04 18:30:31 | おでかけ

「落語も歌舞伎も自然主義~ッ!」by加納幸和

*花組芝居9ヶ月ぶりの新作は、三遊亭円朝の落語に挑戦!

リアリズム文学の雛形にネオかぶきが挑む?
昨年の20周年ラストの『仮名手本忠臣蔵』で義太夫を取り上げた花組芝居が、9ヶ月の充電期間を経て池袋のあうるすぽっとに登場。



久々の花組芝居、堂々の新作はなんと「世話物」です。
原作は、不世出の噺家で、新たな落語の可能性を開いた功労者と言われている三遊亭円朝が23歳で作り上げた『怪談 牡丹燈籠』。
語り切るのに15日を要したというこの大作を2時間半(休憩あり)で!

私が知っていた牡丹燈籠は落語ではなく大西信行氏が書き下ろした戯曲(お露と新三郎の幽霊話)だったようで、長~い仇討話だということは恥ずかしながら今回初めて知りました。
怪談と仇討話が交互に登場し、様々なシーンを映画のフラッシュバックのようにめまぐるしく挿入するという演出は、今までの加納さんとはひと味違う感じで新鮮でした。

最近好んで使用している大きな立て板セットが今回も大活躍。シンプルで瞬時にして場面転換が可能なスグレモノの舞台装置だと思います。長唄の杵屋邦寿さんにお願いした音楽も良かったですね。

登場人物も多いし、細かなエピソードを複数盛り込んでいるため場面転換が素早いので、少々わかりづらいところもあるかと思いますが、観劇前にプログラムの「配役&相関図」を頭に入れておくといいでしょう。冒頭で飯島平左衛門が黒川孝蔵を斬り殺すシーン、後に黒川孝蔵の息子が平左衛門の家臣になるという件だけは見逃すべからず。
男女、主従、親子、人の因縁というか思いの深さが哀しくも可笑しくもあり、花組芝居らしいエンタテインメントに仕上がっていました。個人的には単純な勧善懲悪モノになっていなかったところがいいと思います。
ご贔屓役者の植本潤ちゃんが不参加だったのはチョト残念だったけれど、待たされた甲斐のある大満足の舞台でした。

しかし、旗揚げ当時の役者さんが揃って早50の大台とは(゜д゜)!
初演からの付き合いである私的には感慨もひとしお(共に年を取ってきたのね~)。芝居は三遊亭円朝に扮した桂慶一クンの語りで始まるのですが、意外にも(ゴメン!)これが上手くてビックリ。しばらく桂クンだって気づかなかったよ(爆)! 思えば若手と思っていた彼や大井靖彦クン、八代進一クン、植本潤ちゃんも、今やすっかり中堅役者となり、みんな見違えるほど芝居も上達したと思う。20周年という節目を迎え、君たちの成長ぶりがおばさんは嬉しいよ
(観劇日 2008/9/6)

※花組芝居に興味がわいた方は、このブログの右サイドバーのブックマークから公式HP「電脳版 花組通信」を是非覗いてみてね

1.事務所・公共施設棟(15階)中心の「ライズアリーナビル」
2.4、5階は豊島区立中央図書館
3.コンパクトで臨場感あふれるブラックボックスの劇場は301席
4.ギャラリースペースも兼ねたホワイエ
5.エントランス左手にはカフェスペースもあります

池袋は東京芸術劇場やサンシャイン劇場などがあり、演劇好きにはなじみの深い街。劇場名の由来は池袋の象徴フクロウ(英語名owl=アウル)に「逢(あ)い集う」という意味を重ねたそうです。
301席と中規模ながら、本来は400席分のスペースがあるゆったりした空間が魅力。上演演目は「商業演劇ではなく、時代を映すようないい作品にスポットを当てたい」というオーナーの思いから、外部貸し出しにも有識者による審査を実施しているそうです。



初あうるすぽっと、東池袋は逗子からは少々遠いけれど、最近は湘南新宿ラインを利用すれば池袋まで乗り換えなしで行けるようになった(ライズアリーナビル、得意先の日立プラントテクノロジーが入っているビルだったのね!)。舞台は観やすいし、ロビーも広く(今回は宣伝イラストを描き下ろして下さった岡田嘉夫氏の原画が展示されていました)、ゆったりとしたカフェスペースがあり、休憩時間も楽しめます。

あうるすぽっと
□豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル2F・3F
□03-5391-0751
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エリゼ光でいただいたワイン/080905

2008-10-03 03:07:53 | お酒のお話

Rubaiyat Muscat Bailey A Barrel Aged
ルバイヤート マスカットベリーA 樽熟成 2006

*「世界に誇る日本のワイン」造りをめざして

9/5に エリゼ光 でいただいたワイン。
Rubaiyat(ルバイヤート)とは、ペルシャ語で四行詩集という意味で、詩人の日夏耿之介氏が命名しました。
エリゼでは何年も前からおなじみですが、生産量の少なさからなかなかお目にかかる機会がないワイン。

生産者である丸藤葡萄酒工業(丸藤ワイナリー)は、1890年創業の歴史のあるワイナリーです。
現在は、東京農業大学卒業後、ボルドー大学やトップシャトーでワイン造りを学んだ3代目の大村春夫氏を中心に、常に世界を視野に入れたワインを造り続けています。
大村氏は、日本の生産者のほとんどが南米から輸入した濃縮還元ジュースでワインを造っていることを嘆き、「本物のワイン」を守るべく品質基準審査委員会を設立しました。
勝沼ワインの原産地呼称制度を確立させたことでも有名な方なのです。

「日本でもフランスと同じようにその土地のテロワール(土壌や気候を含めたその土地の個性)を大事にするべきだ」との考えから、大村氏は日本独自の葡萄品種にこだわります。
ヨーロッパ品種だけでなく、日本品種の個性を確立したいと「甲州種」に徹底的に取り組み、今では「最高峰の甲州ワイン」と言われるまでになりました。
甲州ワインは日本酒とよく似た成分や特性を持ち、ワインではあり得ない「生の魚」との相性や味噌や醤油と抜群の相乗効果を生み出します。

1.日本固有の葡萄品種「甲州」
2.ルバイヤートの「マスカットベリーA 樽熟成」
鮮やかなルビーレッド、キャンディみたいに甘い香りとライトな口当たりが魅力のミディアムボディです。
3.ワインカーヴ
4.最高峰の甲州ワイン「ルバイヤート甲州 シュール・リー」
5.丸藤ワイナリー外観

そして、この「ルバイヤート マスカットベリーA 樽熟成 2006」も日本固有の葡萄から生まれたワイン。
マスカットベリーA種は、川上善兵衛氏がベリー種とマスカット・ハンブルグ種を交配して開発した赤ワイン用品種です。新酒として造られることが多かった品種ですが、近年熟成することで多様な可能性が見えてきました。
最近では多くのワイナリーがマスカットベリーAでより高品質のワインを目指し、樽熟成やコールドマセレーションなどの技術を駆使して、意欲的なワインをリリースしています。

ベリーA種のワインを古樽で15ヶ月間熟成。さらに、丸藤ワイナリーが以前から注目しているプティヴェルド種のワインを新樽で13ヶ月間熟成。

産地:山梨県勝沼町/日本
生産者:丸藤葡萄酒工業
品種:マスカットベリーA89%、プティヴェルド11%
ミディアムボディ
1405本 限定瓶詰め


※いっしょにいただいたお料理は こちら
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新橋Victorビル/081002

2008-10-03 00:45:53 | 帰宅の風景

(2008/10/02 06:33pm)

*SMAPを猛プロモーション中

汐留ルートで帰宅ウォーキングすると、新橋から銀座エリアに入ろうとするあたりで見えてくる新橋Victorビル。通りかかった時、ちょうどSMAP等身大ポスターが目に飛び込んできました!

ズラリと並んだ大小のニッパーちゃん。
所属アーティストのCD、DVD試聴の他、様々なビクター商品を体感出来る1Fのショールーム「NIPPER'S GINZA」では、トレードマークのニッパーグッズも販売されています。

Newアルバム発売直後だったSMAPの最新シングル「その瞬間(とき)きっと夢じゃない」のMVがエンドレスでOAされていました。
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お皿の上で楽しむ「三浦半島の秋」/エリゼ光

2008-10-02 21:48:32 | 横浜・湘南のレストラン
 
      エリゼひかる(フランス料理/山手)


*絶品スペシャルメニュー!「栗を味わうコース」

1ヶ月空けずにやって来ました、エリゼ光(すっかりUPが遅れておりますが、訪問は9/5)。
山手に移転後は初訪問となる東京のグル友かおりんと、会社帰りに浜松町で待ち合せ。
六川光シェフ渾身の秋メニューを堪能すべく、途中ベイスターズ戦を見るため横浜スタジアムを目指す人たちにもみくちゃにされつつ、京浜東北線で石川町へGO!


お店の入口


テーブルセッティングも秋仕様

1.ネット予約特典、ウエルカムドリンクのシャンパンで「乾杯~!」。
2-3-4.ディナーのお供は、珍しく六川シェフが絶賛していた赤ワインに決定。
5.手作りライ麦パン
6.「生きているバター」エシレ

この日いただいた赤ワインは、勝沼が世界に誇る?名門ワイナリー、ルバイヤートの「マスカットベリーA 樽熟成」。
鮮やかなルビーレッドが美しい、キャンディみたいな甘い香りとライトな口当たりが魅力のミディアムボディです。
軽く冷やしていただきました。
樽熟成15ヶ月(マスカットベリーA)、新樽熟成13ヶ月(プティヴェルド)のブレンド。
甘い果実味と樽熟成による落ち着きのある柔らかな香り。
しっかりした果実感と複雑な味わい、程好く樽の香りがとけ込み、2種類の葡萄がお互いを引き立てています。

アミューズ5品


A.井上さんが収穫した花オクラのマリネ 長井漁港産鮮魚(鯵)のカルパッチョ添え B.サマーオレンジスイカと小海老のサラダ レモン風味


C.井上さんが収穫したさつま芋で作ったレモン煮 ハチミツ風味 D.秦野産落花生のブランマンジェ 手作りコンソメゼリーと共に

E.井上さんが収穫した紅芋のスープ


相変わらず豪華な「シェフからのご挨拶」です
食材サンプル紹介も兼ねたアミューズがこれだもの、この後登場するお料理への期待に胸が踊ります!

シェフ自ら採取した野生茸(大きなオレンジ色のかさが卵茸)

前菜
鮮やかな赤いお皿に乗って登場したお料理は、秋サーモンの燻製と栗、長谷川さんが栽培した茸の自家製コンソメゼリー寄せ 秦野産りんごのソース、キヨエオリーブジュースの香りと共に。

りんごソースで描いた曲線がお皿の模様とシンクロしていて、なんともアーティスティック。
ひと口サイズの温かい帆立貝のシュークリームを添えて。
このプチシューがまた美味い!

魚料理
長井漁港産カサゴのポアレ 井上さんが収穫した栗と長谷川さんが栽培したマッシュルーム添え

お口直し
シソのグラニテ。サッパリして美味しい。
モノトーンのお皿に鮮やかな紅色が映えてキレイ。

肉料理(クリックでお肉が拡大します)


秋の味覚
野性味溢れるシャラン産鴨とフォアグラのソテー(上)。
井上さんが収穫した栗のロースト(左)と、古屋さんが採って来た野生茸(右)と共に。


ガチョウのフォアグラ     鎌倉の塩
サービスでいただいたガチョウのフォアグラは、メインの鴨より小ぶりで健康的(締まっている?)な感じ。
カリカリで香ばしい。
鎌倉在住の五十嵐さんが1人で作っている天然塩はエリゼでもすっかりおなじみ。
この日はこんなガラスのスプーンに乗って登場。


サプライズ
栗ご飯サフラン風味と、野生卵茸のロワイヤル。

五十嵐さん手作りの「鎌倉の塩」を添えて供されます。
フレンチで栗ご飯ってところがいかにもエリゼらしい。
なんたって日本酒とのコラボ企画で寿司を握った六川シェフだからなぁ。でもこれ、「お客さんからのリクエスト」なんだって。

デザート
シンデレラのかぼちゃの馬車
かおりんがオーダーしたかぼちゃづくしのデザート。
(私がいただいた幻の蟠桃デザートは前の記事で詳しく紹介済)

幻のばんとう桃で作った幸せを運ぶてんとう虫 蜂蜜とミント風味(左)
食後の飲み物は2人ともコーヒーをいただきました。

以上が秋のスペシャルメニュー「栗を味わうコース」でした。
この豪華ディナーがなんと6,600円、ルバイヤートが6,000円(グラスシャンパンはサービス)という破格値でございました。
絶品デザート「世界一美味しいモンブラン」を食べに、秋が終わらないうちにお邪魔するつもりです。

こちらはお隣の山手十番館

エリゼ光
□11:30~15:00(L.O 14:30)17:30~22:30(L.O 20:30)
□水曜定休
□横浜市中区山手246 カーネルコーナー2F
□045-621-4890
※前回のエリゼ光は こちら
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楊貴妃も愛した幻の桃

2008-10-01 00:43:01 | グルメ


*3000年に1度だけ実る不老長寿の果実、蟠桃(ばんとう)

…というのは昔話で、もちろん毎年実をつけます
しかし栽培が大変難しく、また樹の上で完熟にしないと美味しくない桃なのに、完熟にするとすぐに傷んでしまう、取扱いも非常に面倒な品種です。
代表的な産地はなく、全国的に少しずつ栽培され、市場へ出回ることはごく稀なので、「幻の桃」と呼ばれているようです。



かおりんと共に エリゼ光 へディナーにお邪魔したまさに9/5から、「早いもの勝ち!」でこの幻の桃がデザートとして堪能出来るということで、超ラッキーでした。
コース料理+500円のオプションです。

幸せを運ぶてんとう虫 蜂蜜とミント風味

真ん中が蟠桃です。果肉は黄桃に近いクリーム色、味は白桃より少し濃厚で、甘さの中にキリッとした酸味があります。
ちょっとマンゴーに似ているかな?
驚いたのは食感。水分が少なくてねっとりとして、とても弾力があるのです! 香りも強く、食べた後もしばらく残り香を楽しめます。

原産地は中国で、孫悟空が盗み食いした不老長寿の桃として『西遊記』にも登場します。
かの楊貴妃も宮廷の畑で自分のために作らせていて、他の者が食べたら死罪になったそうです

この桃に惚れ込んだエリゼの六川シェフ曰く、「この桃を栽培している人は、国内に10人もいない。流通も困難で、味わった者は3000人に1人、いや、もっと低い確率になるだろう。まさに3000年に1度しか実らないに匹敵する価値があります」とのこと。
メニューに食材の産地や生産者を詳しく紹介している六川シェフが「どこで誰が栽培をしているかは言えません」と言うのだから、その神秘性は増すばかり。

■西遊記に登場するばんとう桃
仙人を目指して修行していた石猿(まだ名前を授けられていない孫悟空)が、下界で任されていた仕事は、天界の大仙女-西王母(せいおうぼ)が住まいのある崑崙山(こんろんさん)で育てていた不老長寿の桃「蟠桃」(ばんとう)を守ること。
3000年に1度しか実らないという蟠桃が実り、それを祝って催された「蟠桃宴」に乱入した孫悟空は、あろうことかこの桃の実を食べてしまいます。
不老不死の仙力を身につけるも、お釈迦さまに叱られ、罰として五行山の岩の下に閉じ込められるハメに。
500年後、五行山を通りかかった三蔵法師に助けられ、共に経典を求める旅に出る―というお話。

西遊記の桃が実在するとは驚き。
古来中国では、桃には魔除けの力があると伝えらていれますが、この「蟠桃」はその代表格。
上と下から押し潰したような不格好な形に似合わず、楊貴妃を魅了したのも納得の美味しさです!
不老長寿と神通力を授けられたような気がしてくるから不思議。
高級スーパー、有名フルーツショップなどで見かけた際には是非ご賞味あれ。
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