神楽坂で居酒屋女将!つれづれ日誌

神楽坂・本多横町で50年続く、いざかや「甲州屋」。つたないながらも、お客さんに愛されるお店づくりに奮闘中です。

春の山梨 '14 その3

2014-03-20 13:09:21 | 山梨へGO!
もうちょっとワインゼミナールについての感想を。
っていうか、ゼミを聞いて考えちゃたことを書かせてください。


以前にこんなお客さんがいました。

もともと海外のワインには興味のある方だったのですが
「日本のワインを極めたい!」と壮大な夢をもっていらっしゃってのご来店。

ワタシ的には一生懸命山梨のワインの美味しさを伝えたつもりだったし、
たくさん吞んで頂いたのですが、その方が最終的にたどり着いたワインが

サドヤ・モンシェルヴァンでした。。。

たくさんの山梨産ぶどう100%のワインを吞んで
最後にカウンターに置いていた一升瓶のモンシェルヴァンをみて
一升瓶の大きさに驚かれて、吞んでみたいと。そして、言われた台詞が


「こんな美味しいの、隠してたの?! しかも安くていいじゃん!!」


モンシェルヴァンは国産ワインと輸入ワインのブレンドで日本人の味覚に合わせた味わい、
しかも手に入りやすい価格で、それはそれで素晴らしいワインです。
ワタシも普段は価格差の理由をしっかりお伝えして、出しています。

お客さんの中には「美味しく楽しく安く吞めれば、なんでもいい!」という人も沢山いるので
そんな時はとても重宝する、和食にも良く合う、よいワインです。

でもね。「日本ワインを極めたい!」と口にした人でしたから
なるべく真の日本産ワインを勧めていて、決して隠してた訳ではないのですが
その方にとっての「日本ワイン」とはどんな物だったのだろう、と悩みました。

やっぱり価格の問題はすべてを跳躍してしまうんだなぁ、と実感


・・・日本のぶどう100%で作るワインはやっぱり高価格なんです。
売る方としては気軽に吞んで欲しいけれど、だからこそ、出所はしっかり教えて欲しい。
安いワインを造れ!というのではなく、きちんと理由のある価格でなければ困るのです。

農家を守るため、丁寧な造りをするため。チャレンジワインで生産本数が少ないとか。
納得できる表示があれば、やっていけますよ

すみません、ちょっと話が長く、ズレましたかね。戻りましょう。


ちょっとお固いゼミナールのあとは、おまちかねのワイン試飲とお料理。
講師の方々もいらっしゃるので気軽におしゃべりもできました


鹿取みゆきさんと
お会いするのは二回目ですがツィッターを読んでるのでとても親近感
今度お店に来たら、いろいろ教えて欲しいです。待ってま~す。


甲州市役所の石原さんと
ワタシが読んでるブログやツィッターによく名前が出てくる方で今回お顔をみることができて、とても嬉しかったです。しかも想像したよりずっと若い人だったので、これまた嬉しさ倍増ですワ
熱く地元の発展を語る姿が、とても良かったです。これからも頑張ってください

蛯原先生ともツーショット狙ってましたが、見失いまして。。。残念

余談ですが、
この日ワタシ達は甲府のホテルに泊まったのですがウチの旦那がホテルの大浴場で蛯原先生がいた!とのこと。
さすがに声を掛けられなかったそうですが(笑) オシい。近くにいたんだなぁ


ここでワインの試飲をしたのですが、結構、飲み過ぎちゃって

このゼミの参加費は一人1000円。
色々勉強できて、懸案事項も増えて、そして試飲と軽食がついてくる!お得ですよ

できれば、お料理の素材の出所も分かると素敵なんですけど。
甲斐サーモン、美味しかったからもっと食べたい。買って帰りたかったです。

まだまだ、続きます


コメント
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