神楽坂で居酒屋女将!つれづれ日誌

神楽坂・本多横町で50年続く、いざかや「甲州屋」。つたないながらも、お客さんに愛されるお店づくりに奮闘中です。

春の山梨 '14 その7

2014-03-31 12:13:35 | 山梨へGO!
桜、満開になっちゃいましたね。あっという間に春真っ盛りです。
今日からNHK連続ドラマ「花子とアン」が始まりました。山梨が舞台ですので、観てくださいね

もう少し3月16日のレポート、お付き合いください
甲府盆地の広ーい桃畑の中を通る、ピーチロードを車で走り、勝沼に向かいました。
走りながら、これが満開になったら凄い風景だなぁと想像。今頃が見頃ですね。


勝沼では前日お世話になった菱山中央醸造さんへ行きました。

場所は勝沼ぶどう郷駅とぶどうの丘のほぼ中間にあり「ぶどうばたけ」という直売所もやっています。




シーズンがくると、生食用ぶどうや野菜の販売・発送もしている昔からあるぶどう農家さん。
お伺いしたとき、ちょうど作業をしていたので工場見学させてもらいました。



社長の三森 斉さんと。お仕事中にありがとうございます!息子さんも手伝っていて、微笑ましいワイナリーです。 

ここ菱山中央醸造さんは昭和初期、国から菱山地区にぶどう酒の醸造免許が三森家に下りたのが始まりで、以来、菱山の地域の農家の方々と共にぶどう酒作りをしてきました。
原料は菱山の土地で育った甲州ぶどう。
当時のままの破砕機、バスケット方式で手絞りで絞った生ぶどう酒。農家の人の晩酌のために造るので、とても贅沢に仕込みます。基本が農家さん用なので、一般的に販売されているのは「おすそ分け」してもらう感じですね。味わいがジューシー。生産本数も少ないので、貴重品です
ワインではなく「ぶどう酒」を造っている!というの造り手さんのプライドが伝わります。


仕込み途中をいただきました。このままでも美味しい~、これ瓶詰めして~!と無茶ぶりしましたが
この時期にこっそり吞めるのが醍醐味 なんですよね
(このまま瓶詰めしても味が安定しないので、商品としては失格なんですよね



昔から使っている、今でも現役の粉砕器だそうです。しぶいね~。




コルク打の道具。これ、やってみたい



古い道具が沢山あって、見応えありました。

歴史を守って、それでいて生活を成り立たせる為に色々工夫させている姿が素敵だな~っと思いました。





売店ではジュースや葡萄酒も売っています。ドライフルーツや焼き菓子もありました。
ぶどうシーズンにお伺いするのが楽しみ  詳しくはホームページをご覧ください

菱山中央醸造&ぶどうばたけ



売店前のビニール製の屋根は2月の大雪で破れてしまったそうです


そうそう、道路の信号も雪の重さで傾いてしまって、信号の形が丸ではなく猫の目の形に見えました。
見慣れてないので、信号だと思えず、ちょっと危険。レンタカーの観光客さんが、信号に気づかず急ブレーキをかける姿も見られたので、注意が必要です。はやく修理ができるといいですね。



この道を通ったら、必ずやっておきたいことがある。。。


シャトー・ジュンとじゅん。 ハイ、馬鹿ですね

今回は販売所も開いてましたので、試飲させていただきました。


造り手の仁林さんから色々お話ききながら、くつろいで試飲。前日のセミナーの裏話的な話題もあって、楽しかったです。

ワタシは以前お客さんから「落穂ひろいに似てる」と言われたのですが(ビミョーな話だよね)

こちらが名画・落穂ひろいをラベルにしたワインです。美味しいので嬉しいです

親会社があのアパレル会社の JUN なので店内には洋服コーナーもあります。

ワイン部門は仁林さんの孤軍奮闘的な感じですが、しっかりと造られているので安心して買えます。
以前は家の近所の元町ユニオンで買えたのですが、最近はオトナの事情で卸せなくなったと悲しいお知らせもありました。う~ん残念だ。

ワイナリー直販限定でお得ワインがラスト一本だったので、思わず購入しました。




さて、3月の山梨編を長く続けてしまいましたが今回で終了。
どうもツィッターの「今なにしてる」的に短文でつぶやくのが苦手で。情報遅くてゴメンね。

4月にも山梨へ行く予定ですので、またお付き合いください
コメント
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