なにわノリダーのぬるい自転車日記

ロードバイクTREK DOMANE / 520、で大阪、シカゴ、つくばを走る。

鈴鹿8時間エンデューロ 報告 その2

2009-09-24 23:36:00 | レース、イベント



スタート前。「おれは二回目なんだかんな」というちょっと余裕の表情。
(その後地獄を見ることに...)

スタートしてすぐにチーム ユキスケーノのメンバーはさっさと先行。
前半抑え気味の計画なのでチーム最後尾を走る。
2,3週目ジャニさんと走行するもちぎれました。

なかなか私の足で乗れるような良いトレインが見つからず、単独走行になる。
最初の1時間では平均時速33キロと快調ペース。
調子いいなあと思ってると、「ノリダーさん!!」とノムジュンが抜いて行く。

え!?1時間で周回遅れ!?
抜いて行く足色を見ても、これはノムジュン250kmは固いと見た。



2時間走ったところで、KHARMA Bros. tetuさんを発見。
半周ほどだまーーって後ろについて、楽させてもらう。
気付かれて「tetuさん、楽さしてもらったわ」というと、tetuさん猛然アタック。
ぐんぐん引き離される。
と、その時来た程よいトレインに乗ってぐんぐん加速して逆襲。
トレインに乗るとほんと爽快です。
tetuさんを追い抜く。
よっしゃ!!と思って気持ち良い下りを流していると、いつの間にかtetuさんが前方に!
げ!tetuさんもついてきてたのか!?そのままちぎられる。
(同じ08KUOTA KHARMAなのですが、レーシング1にチューブレスだもんねー。下りは勝てん)

ノーブレーキの下りでの緊張感、気持ち良さはサーキットならではですね。
速い人の後ろだとエアロ効果でさらにスピード感がまします。
これだけでも鈴鹿の価値あり。

3平均時速も33から31キロまで落ちてきた。
前回記録更新のためには220キロくらいは走りたい。
とすると、スピードのない私は休みはなるべく取らない作戦。
4時間は!と思ったが、90キロすぎて膝の裏周辺が攣りかけてきた。
百ちゃんに追いつき、距離を聞くと同じくらいだった。
情報収集も兼ねて3時間過ぎに初の休憩を入れる。



運動系エネルギーを大量に仕入れてきたが、結局、食べたいものは米系!
サポート隊じゅんちゃんのおにぎりを有り難くいただく。(うまかった~)
ちょうど同じくピットインしたbonbaiさん、keyさんは休憩1回目だし、yukisukeんさんは休憩なしで、周回ごとに百ちゃんとの差を聴いているらしい。
みんな頑張ってるなー。
休憩中にkeyさんはそうそうに出発&百ちゃんが通過。
急いで出発。

しかし、ひざの裏、太ももの裏の張りは酷くなるばかり。
平均時速も30キロを割る。
そのわきを集団でぐんぐん抜かれる。
4時間過ぎてもこれだけ走れるなんて、うらやましいなあー。
たまに乗れそうな集団がパスしてゆく。
がんばって付こうとするが、微妙に差が縮まらず結局足を使っただけで乗れない。
トレインに乗れるのと乗れないのでは、消耗がかなり違う。
もう時速数キロのスピードの上積みがいるなーー。

さらに40キロほど合計140キロ走ったところで、足の痛みもかなりになってきてピットイン。



新車のスペシャで参戦のジャニさんはのんびりねっ転がってはる。
何をしてたのかと思えば....

iPoneで撮った画像をYou tubeに投稿してたようです。
動画はこちら
携帯電話で撮ったとは思えないほど、きれいな映像です。
撮ってすぐに簡単にYou tubeに投稿できるとのこと。
これは便利です。

とりあえず私は元気を出すために、ドーピング。
ポテチを食って、栄養ドリンク。
さらにボトルに、CCD,クエン酸、アミノバイタルドリンク、ジャニさん推薦バームをまとめてぶちこむ。
化学反応して変なもんできないか?という心配もよそに、
バームの影響かはうわさ通り、かーーと体が熱くなってあせが噴き出て来て、体に力が戻ってきた。
(ちょっとの間ですが)



さて残り2時間ち30分余りで、160キロ。
膝の裏側の痛みは、特に左で強くなってきました。
前回記録更新はあきらめて200キロを目標に変更しました。
しかし、足の痛みで平均時速20キロちょいがいいとこなので、タイム的にかなり厳しい状況でした。

通常のポジションだと足の痛みがきついのでなるべく上りはダンシング。
太もも、ひざ裏の痛みをカバーしていると、今度はアキレス腱とその上あたりがかなり痛み出して来ました。
左足はかなりやばい状況です。

平坦地は右足だけの片足ペダリングも入れて、左足を休ませました。(結構効果あり)
右足だけでもそこそこ進みました。(左足は何しとったんじゃ!?)

さて残りの距離を考えるとつらいので、忍耐のみ。
こりゃーロードレーサーのスピードじゃないなあー、と思いながらもまた忍耐。
ハイスピードを競うロードレースとはまったく別のスポーツ。
否、スポーツというか根性試し。
なんで高い金払ってつらい思いを....

途中、百ちゃんとkeyさんに抜かれた。足色が全く違う。
(コソ錬の成果やなーー)

残り1時間までがんばりました。

200キロまであと25キロ、コースを5周しなければなりません。
1周のラップを計ると15分もかかってました。
かかとを上げるとなんとか痛みがごまかせるとことを発見。
2周ほど死ぬ気で走りました。12分台にラップが回復。

途中で流しているAncherとblitsの選手がいたので、頑張ってカメラマンゾーンまでぴたりと付いて行った。
プロと争っている風の写真が撮れていればいいなー、と無駄な体力を使う。
このぴったり付いて争っている感じって、サーキットの醍醐味ですねー。
アドレナリンが出るような。

4週目でyukisukeさんと一緒になりました。
yukisukeさんは相当がんばったらしく、かなり体力的に来ているようです。
「この周がんばって、8時間前にラインを通過して、最周回はパレード走行しましょう!」
なんとか8時間の8分前にライン通過。



最終回はtetuさん、keyさんも加わって、パレード走行。
(keyさんは途中で順位狙いのマジ走行で、飛んで行きました。)

夕闇迫る鈴鹿に3人揃ってゴール!



ゴール直後。もう1cmも漕ぎたくない!という程の疲れと足の痛みでしたが、危なかった200キロをなんとか達成し満足満足でした。



さて、これはというと実は終了後の抽選会で当たったのです。
(ジャニさん号、荷物で一杯一杯だったのに済みません)
前回は一緒に行ったM田さんが、宿泊券をGETしました。
なんか鈴鹿の抽選会に妙な縁がありそうですが、おやじの努力賞ということで。
(ほんとは米の方が良かったのだけど.....)

チームユキスケ~ノのメンバーも皆さん無事完走し、なんのかんので楽しい一日でした。
メンバーの成績やyukisukeさんvs百ちゃんのバトル結果はyukisukeさんのblogにupされると思います。


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鈴鹿8時間エンデューロ 報告 その1

2009-09-24 20:17:46 | レース、イベント

一日経ち筋肉痛も結構おさまってきましたが、なんかぼーーと眠い時がありました。
さて、当日12時にジャニさん号で豊中出発。
雨が降っていて、今年のイベント雨だらけの2人は「マジ?」と高速を一路鈴鹿へ。
3時前にに鈴鹿サーキットに到着。雨もなく気温もちょうどいい感じ。

今回はピット駐車券が当たったので、どうどうとサーキットすぐそばの駐車場に。
一般駐車場ははるかかなたで、歩いて20分位かかる。

ユキスケーノの皆さんはすでに到着してました。我々も仮眠。
うつらうつらと過ごす。
5時過ぎにサーキットへの入場門があいて、一番若いダイスケさんが場所取り。
スタートがあるホームストレートを上がって一番速度の落ちるところへ陣取る。


さてコースですが、一周5.8kmを左回り(モーターレースの逆回りです)。



公式HPのコース図はこちら

前回より時間的に余裕があり、写真を撮りながらのんびり試走しました。




こちらがスタートのホームストレート。
じわじわと上がってゆきます。



さらにきゅっときつい坂があり、一番スピードが落ちます。
ここまでの上りほんとしんどいです。(特に疲れた時)
そこにユキスケーノの拠点があります。
ここでサポート隊の方や休憩中のメンバーに応援してもらって元気になったりします。
yukisukeんさんはここで一周ごとにライバル百チャンとの差を確認してました。



そこからシケインを過ぎて、緩やかな下り基調が続きます。
気持ちよく踏み込めます。



さらに西ストレートを下ります。
ここで勢い付けて次の坂をクリア!と思うのですが...



ちときつい上りをダンシングもたまに交えてのぼり、スプーンカーブへ。
この上りでは速い人との差がはっきりします。
ここのトイレあります(穴場)。



ヘアピンカーブへ向かいます。写真ありませんが、ヘアピンでは曲がり方が下手なので、後ろについていても何度もここで振り切られました。



ヘアピンの後は、がーーと下り基調。みなさん思いっきり踏み込みます。
テグナーカーブをきゅっと曲がって、勢いで上りをクリア。
この高速きゅっと曲がりが気持ち良いです。



やや上りながらお楽しみの長ーーいくだりへ向かいます。



ダンロップカーブの手前からガーーと長ーーい下りです。



S字カーブではかなりスピード乗ってます。
この先にジャニさんが後続のライダーに追突され危うく大転倒の危機になったそうです。
抜くときには気をつけたいものです。



下りきったらホームストレートで一周です。
ここからシケインまでの長ーい上りはこたえます。
諦めて補給タイムとしてのんびり上りましたが、ここでスピードを落とさないで走れるとかなりいい感じになりそうです。
(夢のまた夢)



ちなみにホームストレートはチーム走の方のPITになっていて、賑わってました。




さて試走が終ってあっという間に、集合時間になりました。
みなさん気合いが入って緊張しています。

ここで百ちゃんはじめ4名が記録用のタグを右側につけていることが判明。
センサー感知しないかも?
工具がないので前輪を外して引っこ抜いて、左側につけなおしたところでスタートカウントダウン。

タグのハナシですが、2年前の鈴鹿で、一緒に行った”はTりさん”がタグをつけるタイラップ(プラスチックできゅっとサイコンなんかを止めるやつ)でなぜかタグをフロントフォークだけでなくスポークと一緒に固定してしまった。
百ちゃんにその話をしたところ「今日にゃんさんのつける時、やったやった」とのこと。
やっぱりそういう方多いんですね~。

さて長い一日スタートです。 (続く)

サーキット(また試走時間の終わりごろ)なのでインパクトのない写真ばかりになってしまいました。
臨場感伝わったでしょうか.....????
せめて走った方が走行中の苦楽を思い出してくれればなあ、と思います。(?)

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