なにわノリダーのぬるい自転車日記

ロードバイクTREK DOMANE / 520、で大阪、シカゴ、つくばを走る。

シカゴマラソン その1

2011-10-10 19:47:31 | Weblog



家朝3時半にでて4時20分にMilleium Parkの地下駐車場に到着。
まだがらがら。駐車場の出口のそばでスタート地点も歩いて5分くらいのほぼポールポジション。

6時30分まで車の中でぐっすり(?)仮眠。中華街で迷ってレースに遅れそうになる悪夢を見た。
前日にテニスでChinese teamに負けたせいか??

ミシガン湖から朝日が昇って来た。

スタート地点についてすぐのトイレの列に並んだ。これがかなり長蛇の列。もっと奥のやつはそれほどこんでなかったようだ。
偶然前に日本人ランナーで3回目という方がいたのだが、車で6時30分に駐車場に止められたそうだ。ベアーズのゲームの方が混んでますよ、とのこと。この方はまだトイレの順番がこないうちに、スタートゲートを閉めますというアナウンスであわてて去って行った。シリアスなアスリートなのでしょうか。

と言っても後ろのゲートは開いているので、僕はのんびりトイレへ。



まさに最後尾に並ぶ。すいていて良い。
同類なので周りものんびりしたものだ。
スタート時でも15℃くらいあって、短パンT-shirtsで充分だ。
寒がりの僕にはありがたかった。
天気も秋晴れ!!



7時半にスタートだが、スタートラインを通過したのはほぼ8時。30分もたっていた。
スタートの際に音楽が色々流れるのだが、僕の時は結構好きなVan Hailen のRight Nowだった。
まあヴァンヘイレンだったらJumpとかpanamaでもいいだけど、LiveアルバムのオープニングにもなっているRight Nowのおどろおどろしい感じがスタートにふさわしい気がした。
沿道の声援がすごく、一気にマラソンの気分になる。



スタートしてすぐに歩いている人もいるが、走っている人の流れに乗っていると5時間45分のpeacerの集団に追い付く。
どうもこれが一番遅い集団のようだ。しばらく走ってはちょっと歩くというペース。これは会社のアスリートN氏が行っていた初心者向けのやり方だ。初めからこの方法でちゃんとフルマラソンが完走できるようにセットされているらしい。
歩いている間に写真も撮れるし、これにのっかて行くことにした。



どこにも沿道もすごい人がいて応援してくれるし、ランナーも一杯いるので本人もその気になって走る。

 Looking good!!  Good job!!とか(後色々あったけど忘れた)
ヒューヒューとかなんか、いつもならなんだかなあ、と思うかもしれない米国の無理やり盛り上がり的な応援が素直にうれしかった。 


Great Job, five forty five!!などと5時間45分チームへの応援も結構あった。(もっとも遅いチームなので同情がかなりはいっているだろうが)



音楽もRock中心にたまに流れててこれも元気になる。
生演奏でBeatlesのGet Backやらやってる人もいるし、ブラスバンド、自宅の前でかいスピーカーをだしてガンガンながしてたり、ラジカセやiPodのプレーヤーを沿道に持って来て音楽を流している人がいる。今度沿道でマラソンを応援するなら俺セレクションの元気の出る音楽を持ってきたい。

個人あての応援プラカードを持っている人もたくさんいた。
Pain is temporaly, Pride is forever
Beer is waiting at finish line




この写真は和太鼓の日本応援団。この太鼓の音には元気をもらった。
なぜか「OSAKA」の弾幕。大阪市民の会かと思ったが、後で調べると大阪マラソンとシカゴマラソンが業務提携した関係のようだ。(それに大阪とシカゴは姉妹都市らしい)
せっかくならおにぎりとか塩からいせんべいとか(たこ焼きとか)配ってくれると一生感謝したんだけど。

この2人の青いランニングのpacerが先導してくれる。
この速度だと心拍数はそれほど上がらない。一緒に走っている人も正直なところアスリートな感じの人はそれほどいなくて、その辺のおっちゃんおばちゃんのような人ばかり。でもみんなこれが完走を考えたら最終便というのがわかっているせいか、真剣さがたびたび伝わってくる感じでした。

しかし、走っているときは集団の前に居るのだけれど、歩きになるとどんどん離されて行った。シカゴの都会人なので皆さん東京人のように早歩きなのだろか、それとも僕の足が短いせいだろうか、と自問自答を繰り返す。

この先どこで足が動かなくなるんだろうという不安もありながらも、ランナーと観客に押されながらなんとかちょっとずつ進んで行きました。


その2へ続く。