「JR大回り」って知ってますか?

JRの大阪近郊区間では「大回り」という
特例制度があるのを知っていますか?

隣の駅に行くのに
わざと遠回りして電車旅行を楽しめるのが「大回り」。

JRが近い少人数の学校なら、
ちょっとした遠足や学級活動に利用できるかも(笑)
と思い、定番の京都駅→東福寺駅を「大回り」してみた。

京都駅発９時48分の新快速に乗車湖西線周りで近江塩津を目指す。




11時01分近江塩津に到着、
同じホームに北陸本線の新快速が待っているので
これに乗って草津に向かう。

乗り継ぎは簡単だが
05分発なのでトイレは先に湖西線の電車の中で済ませておく必要がある。



草津に12時22分の到着、
到着したホームから
一番端のホームに移動12時57分発の関西線で柘植駅に向かう。




草津始発の電車で
待ち時間も30分程度あるので
駅のホームで昼食ができる。

駅のキオスクで
250円のおにぎりと130円のお茶120円のコーヒー缶で
しめて500円のワンコイン昼食。

柘植駅に13時39分に到着



乗り継ぎの最大の難所は
ここで、同じホームの向かい側に亀山行きが停車しているため、
間違う人が多いらしいのだが、
3分間で階段を上り向かい側のホームに降りて
13時42分発の加茂行きの電車を待たなくてはならない。

14時51分に加茂駅に到着



加茂駅始発の大和路快速に乗り換え
木津駅に向かう。

14時51分木津駅到着、
15時01分発のみやこ路快速で東福寺に向かう。

乗り換え時には
加茂行きの電車が先発するがあわてて乗らなければ、大丈夫。



15時39分
目的地　東福寺駅に到着。

こんなことができると小学生の頃に知っていたら、
東福寺出発の稲荷行き大回りをやっていただろうなと、ふっと思った。



京都→近江塩津→草津→柘植→加茂→木津→東福寺　
乗り換え５回　料金140円　所要時間　およそ五時間
総経費640円　新幹線なら東京まで往復できる時間だが、
車窓の景色やクーラーの効いた座席を楽しんで
この値段なら価値がある(笑)かな。

気の合う仲間とならもっと楽しい時間が過ごせそうで、
帰りの本屋で久しぶりに時刻表を買った。