電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

通勤の音楽から農作業の音楽へ

2024年05月30日 06時00分35秒 | クラシック音楽
退職前は、朝晩の通勤時に音楽を聴くのが楽しみでもありました。媒体はその時代を反映し、カセットテープ→CD→USBメモリ と変化してきましたが、郊外長距離通勤や県都周辺の渋滞時など、音楽はほぼ唯一の楽しみであるとともに、馴染み薄い楽曲に親しむ良い機会でもありました。

退職して週末農家から専業農家となった今は、USBメモリに収録したmp3形式の音楽を、某中華製のラジオ兼用プレーヤーで再生します。年齢的に、耳をいたわることが必要なため、イヤフォンは使わずにスピーカから流れる音を楽しみます。今までは、畑に何か台を置いてその上で鳴らしていましたが、動き回ると距離が有りすぎて聞こえなくなるのが欠点でした。



そこで考えたのが、首に名札を下げるあれ、ネームストラップというやつの名札の代わりにこの携帯ラジオプレーヤーを下げるという方法です。ぶらぶら下げておくと邪魔なので、作業着の胸ポケットに入れておくと、いつも胸元で音楽がなりますので、いくら動き回っても大丈夫です。




最近聴いた中では、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の120周年アニヴァーサリーで公開された太っ腹なmp3形式のファイルから、ブルックナーの交響曲第8番やサン=サーンスの交響曲第3番などが良かった。曲の区切り近くに一休みするなどして果樹園内を動き回り、脚立に上り下りしています。どちらかというとしんねりむっつりの音楽はあまり農作業向きではなく、これまでの実績では、シューベルトのハ長調の大交響曲とかドヴォルザークの交響曲第8番などは今の季節にぴったりの雰囲気です。



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