電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

手料理で妻と某記念日を祝う

2024年03月31日 06時00分14秒 | 季節と行事
昨日は、朝方の雨が午前中は曇りに、午後には晴れて良いお天気になりました。午後から地下水を組み上げる井戸ポンプのセッティングと動力噴霧機の作動テスト。昨年の修理のおかげで噴霧圧が回復し、威勢よく噴霧できるようになったようです。

本当は、夕方から私が2品ほどご馳走を作る予定になっていたのですが、5時を回ってから作り始めましたので、1品だけとなってしまいました。今回は、トマト缶を使って「煮込みハンバーグ」としました。私はどちらかと言えばソースがたっぷりある煮込みハンバーグが好みですので、レシピよりもソースを5割増しくらいに多めに作ります。ぶなしめじと椎茸を使い、キノコたっぷりの煮込みハンバーグとなりました。



付け合せは、昨年の白菜のとうが立ったものをさっと塩ゆでにしたものです。



ワインが美味しい。必ずしもアルコールのせいではないと思いますが、ほぼ同世代の妻と「そういえば、あの頃 ♪3月30日の日曜日、パリの空に燃えた命一つ〜♪」なんて歌が流行ってたよね、などと学生時代の回顧談にも花が咲きました。もう45年も経つのか。あと5年で金婚式だなあ。元気で迎えたいものです。
妻が作ったセロリのピクルスも美味しかったし、私の煮込みハンバーグも好評だったようです。

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久々にツッコミどころ満載の迷惑メールが届いた

2024年03月30日 06時00分58秒 | コンピュータ
久々に、ツッコミどころ満載のスパムメールが届きました。タイトルは

【AEON】カード利用確認手続きのお知らせ(自動配信メール)

というもので、まともな企業が一度登録したカードの利用をメールで確認するという杜撰なことをするわけがないのですが、加えて差出人(From:)が

@n3zdmi.cn

と cn (china:中国)からのようです。さらに宛先(To:)メールアドレスは20個ほど併記されています。こんなふうに To: や CC: にずらずらと併記するのはメールアドレスを許可なく公開することになりますので、今はよほど素養のない人以外はまずやらないでしょう。その意味で、スパムメールとしてもかなり程度が低いものです。また、私のメールアドレスは @nifty.ne.jp となっていましたが、@nifty.com になる前の、だいぶ古いものがいまだに使われている(*1)みたい。

もう一つ、本文の中身は

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ン、プレイリストなどを広告なしでシャッフル再生できるだけでなく、豊富なポッドキャ
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ということで、何やら有害プログラムをダウンロード、インストールさせようという魂胆のようです。明らかにウソ。理由は、私は「AEONカード」は持っていないし、Amazonプライム会員にはならないようにしているから(^o^)/

いやはや、久々にツッコミどころ満載のスパムメールを見ました。思わず笑ってしまいました。
写真は、過日、お昼に作った「豚バラ肉としめじのパスタ」。サプリ等に頼らず、自分で料理している限りはかなり美味しいし、平和です。



(*1): パソコン通信の時代は、niftyserve.co.jp だったかな。その後、nifty.ne.jp に変わり、さらに nifty.com になりました。ID は平成元年から変えていませんので、すでに35年になります。

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民放ラジオにオーケストラの専務理事が出演〜けっこう珍しいケースかも

2024年03月29日 06時00分20秒 | クラシック音楽
昨日の木曜日、好天を背景にサクランボ果樹園でせっせと剪定枝を片付けておりましたら、民放ラジオYBC(山形放送)の午前中の帯番組「ミュージックブランチ」の「木曜クラシック」に、地元のプロ・オーケストラである山形交響楽団の団員紹介のコーナーがありました。先週はファゴット首席の上野健さんで、上野さんの関西風の飄々としたユーモアも面白かったのですが、今週は山響事務局長の西濱秀樹さん(専務理事)が出演していました。青山友紀さんのインタビューで、例によって楽しいお話を聴くことが出来ました。中では千葉からメッセージが届き、それが「千葉交響楽団のSNSチームの中の人3号」さんだそうで、ちゃっかり千葉響をステルス宣伝しつつ、山響のプログラム作成の秘訣を知りたいということでした。そういえば、当ブログに訪問いただく方の中でも山響の年間プログラムが魅力的だとコメントされている例もいくつかあり、へ〜、やっぱり山響の年間プログラムは注目されているんだなと実感したところです。



残念ながら、作業中の畑に来訪者があり、このあとラジオを消して対応しましたので続きを聴くことはできませんでしたが、なに、現在ではラジコのタイムフリーという手段(*1)があります。少なくとも今週中であればもう一度じっくり聴くことができるはず。この雨降りで、どうせ畑には出られませんので、できれば今日あたり聞ければいいなあ。

もう一つ、そもそも民放の中波ラジオでクラシック枠を設けること自体がかなり珍しいことだと思いますし、さらにオーケストラの団員に一人ひとりインタビューするという番組を企画するのもかなり実現までにはハードルが高かったのではないかと思います。そのへんの裏事情というかタネ明かしというか、そんなことも知りたいものだと思っています。何かの機会に、例えば山響ファンクラブの会報あたりで、西濱さんが青山アナウンサーを逆取材なんていう企画はできないものでしょうか(^o^)/ あるいは、企業が山響の定期演奏会に青少年向けのサポートシートを提供する、なんていう企画がどんなふうに発想されてどんなふうに進められているのか、なんていうのも面白いかもしれません。あ、これは高校の放送部あたりの企画かなあ(^o^)/

(*1): radiko : timefree 〜 ミュージックブランチ、3月28日分、山形、タイムフリー〜これまでの例では、団員紹介はだいたい10時15分過ぎから10時半ころが多いようです。

【追記】
雨の午前中、ラジコのタイムフリーで昨日の「木曜クラシック」、西濱秀樹さんの話をじっくり聴きました。いやあ、いつもの軽妙な話術にプラスして、後半の年間プログラム紹介の内容はわくわくするほど楽しみです。秋田で井上道義さんと出演交渉した話や、クラリネットのポール・メイエさんが山響を気に入って、フランスやヨーロッパ各地で「山響いいよ〜」と宣伝してくれている話などなど、とにかく内容豊富、魅力がいっぱい。面白かった〜!

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剪定枝を片付けると見えてくるものがありまして…

2024年03月28日 06時00分10秒 | 週末農業・定年農業
昨日の水曜日は良いお天気になりました。雪降りの火曜日がちょうどよい休養日になったようで、午前・午後と元気に剪定枝集めの作業に従事しました。腰が痛くなりますのでときどき休憩を入れながら働き、午前2時間半、午後は3時間半、実質6時間も動き回りましたので、実際くたびれました。残るサクランボの本数は5〜6本くらいでしょうか、草も次第に伸びてきていますので、小枝が草に埋もれる前に、焼却も含めて今日中になんとか終えたいところです。





剪定枝を片付けてきれいになった園地で春の空を見上げると実に良いお天気で、夜は放射冷却が厳しいため、昨夜から霜注意報が出ていました。発芽が早い紅秀峰などは今朝の降霜の被害が懸念されますが、こればっかりはお天気しだいですのでなんとも言えません。佐藤錦はもう少し後にずれそうですので、発芽時期の霜の害はなんとかクリアできそうかな。



そうそう、剪定枝を片付けるといやでも見えてくるというか、目につくものがありまして…




野ネズミの巣穴ですね。今年は暖冬だったせいか、やけに活動が活発な気がします。剪定枝を片付け終わったら、間髪を入れず園地全体の巣穴に殺鼠剤を投入してねずみ算式の増加圧を抑制する必要があるようです。それと同時に、カイガラムシ対策の防除だな。いずれも待ったなしです。



あともう少し。幸いに今日は暖かくなりそう。途中、総代をしている寺の墓じまいに立ち会う必要がありますが、お天気が予報通りならなんとかなるかなあ。頑張りましょう。

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最後の雪になってほしいお天気に

2024年03月27日 06時00分31秒 | 季節と行事
昨日は朝方は曇り空でしたが、午前中に予報どおりにみぞれから雪に変わりました。書斎から見える昔の手水鉢、今は睡蓮の鉢に雪が降り、日中の最高気温も5℃と低いままです。とてもじゃないけれどサクランボ果樹園で剪定枝を集める元気はなく、ちょうどよい休養日となりました。一昨日は午前2時間、午後3時間の実働5時間で、腰が痛くなりましたが3分の2くらいまで進みましたので、あともう少し、なんとか今日明日中には終えたいところです。

そういえば、先日、作業小屋の雪囲いを外したときに、井戸ポンプを全開にして自家水道を使えるようにしましたので、作業小屋内でも洗い物ができるようになりました。3月に入ってからの寒さのせいで、積算温度も足踏み状態となり、果樹の発芽時期も2月温暖期の予想ほどに早まることはないようで、例年並みになってきているようです。おそらくカイガラムシも寒くて動きはないでしょうから、ハーベストオイルに石灰硫黄合剤を併用した休眠期防除も例年通りで大丈夫と予想。

影響の大きい開花期には遅霜や降雪がないように願っていますが、できれば今回が最後の雪になってほしい、春の淡雪、なごり雪などと呼び名だけは風流なお天気でした。お天気は回復の見通しですので、今日明日でなんとか剪定枝集めを一区切り付けたいところです。

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いかにも「昭和」な流儀〜お酒に関する不思議なマナー

2024年03月26日 06時00分43秒 | Weblog
コロナ禍の間は歓送迎会や懇親会等の宴会はほぼ自粛で、非常勤で勤めた職場でもお酒の会はまるでありませんでした。非常勤・車通勤の立場では、わざわざ自腹でホテル泊を予約する負担が省けて、それはそれでありがたい面がありました。ところが、昨今はコロナ禍の間の不義理を解消すると称し、様々な形で懇親会や歓送迎会など各種宴会も復活しているようです。

過日、会議の後の酒席に参加する機会があり、たまたま同席したひとまわり上(80代)の先輩氏からビールを勧められました。コップを持ち、ありがたく注いでもらおうとしたら、コップに半分ほど残っているのを干すように促され、「新しい」ビールを注いでもらいました。

うーむ。しばらくぶりにお目にかかった気がしました、いかにも「昭和」なお酒の流儀。特に目上の人から注いでもらうときにはコップの残りを飲み干して空にしてから出す、という不思議なマナー。こういう流儀・マナーは、今の若い人にもあるのでしょうか。もしかすると、今もマナー講師と称するやからがビジネスマナーとしてしたり顔で教えたりしているのでしょうか。

お酒など、自分のペースで飲むのが良かろうに。私もすでに古希を過ぎていますので、昭和生まれ昭和育ちの「昭和の子」なわけですが、若い頃からこうした不思議な「マナー」にはずっと疑問を持って来ました。出発点が「善意・好意」に見えても、しばしばパワハラに転化しがちなこの「昭和の流儀」が年配者に厳然として残っていることにある種の「感動」を覚えます。自分では絶対に守り続けようとは思わない、できれば私の代では終わらせたい「マナー」ではありますが(^o^)/

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サクランボ果樹園で剪定枝を集めて焼却する

2024年03月25日 06時00分44秒 | 週末農業・定年農業
昨日の日曜日は、ようやく晴れて春らしい陽気になりました。我が家のサクランボ果樹園も、連日寒い雨雪の日が続きましたので、剪定枝の処理が待ったなしの状況になっていますので、山響オーケストラの日の演奏会にもかかわらず、終日、妻と二人で枝集めの仕事にかかりきりになりました。



バッサリと切り落とした枝を集め、燃えやすいように切り落として束ねるという単純作業です。園地の面積とサクランボの本数がけっこうありますので、集めるにも腰が痛くなりなかなか大変です。



午前中に2時間、午後に2時間、あまり一気に頑張ると後に響きますので、とりあえず1日合計4時間位の作業時間にします。まだまだ終わりが見えませんが、夕日がだいぶ落ちてきた時刻に一旦作業は終了。



撮影地点の手前までが終わったところで、この先がまだ残っているところです。本数的には3分の1くらいは終わったでしょうか。



焼却するにも延焼の懸念がありますので、あまり巨大な焚き火にならないように一日分を燃やしながら作業を進めました。幸いに燃え終わるのも早く、土をかけて火を消しました。

今年は、剪定枝にウメシロカイガラムシが目につきました。おそらくは、昨年の夏に動力噴霧機の調圧ダイヤルに続く余水弁の不調(*1)があり、防除液が充分に若枝まで届かなかったためと思われます。放置すれば若枝が吸汁されて枯れ始めますので、今年は重点的に対策することが重要になります。佐藤錦は例年3月28〜29日頃に発芽しますので、その前にハーベストオイルと石灰硫黄合剤による防除が必要です。そのためには落ちている剪定枝を始末しないと休眠期の防除まで進めませんので、ここが踏ん張りどころです。

(*1): 果樹農家の冬支度〜動力噴霧機を修理し来年の稼働に備える〜「電網郊外散歩道」2023年11月

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70代の作曲家たち

2024年03月24日 06時00分03秒 | クラシック音楽
自分が古希を越えたせいもありますが、多くの作曲家の没年を超えてしまい、なんだか感慨深いものがあります。では、70代で活動していた作曲家というと、誰がいるのだろう? まず思い出すのはハイドンでしょうか。次の動画はハイドンの生涯と作品を要領よくまとめており、説明のナレーションも歯切れよく、なかなか魅力的なものです。

ハイドン【生涯と名曲】実は超大物だった交響曲の父・弦楽四重奏曲の父の人生を濃厚解説/告別・驚愕・軍隊・めんどり・王妃・皇帝などの傑作


ハイドン晩年の70歳の頃は、宮仕えから自由になり、オラトリオに精力的に取り組んでいるようで、1801年に「四季」を発表しています。YouTube はハイドンの「四季」から第1部「春」の前半部分を。

Haydn The Seasons [HD] - Spring part 1: introduction & spring chorus


また、ヴェルディも71歳で「ドン・カルロ」を、73歳で「オテロ」、79歳で「ファルスタッフ」を書き上げているなど、古希を過ぎてもまだまだ元気です。
私が一番好きなオペラは「ドン・カルロ」ですが、その終幕から死を前にしたロドリーゴの最後のアリア;

Dmitri Hvorostovsky - O Carlo, ascolta from Don Carlos (CSOTW, 17th June 1989)


R.シュトラウスの場合、70歳の頃はまさにナチス政権の真っ最中で、ユダヤ系のシュテファン・ツヴァイクの「無口な女」を作曲していますが、ナチスに作者の名前を取り除くように言われても拒否するなど、なかなか難しい綱渡りもあったようです。馴染み深い「4つの最後の歌」を作曲したのが1948年、84歳のときでした。

エリーザベート・シュヴァルツコップのソプラノ、ジョージ・セル指揮ベルリン放送交響楽団の演奏で。

Richard Strauss : Four last songs - Elisabeth Schwarzkopf / Szell*


音楽は若々しいフレッシュなものというよりも、人生の苦さも充分に味わった上で、充実した美しいものになっていると感じます。成熟と共に失ったものもあるけれど、得たものも少なくないといったところでしょうか。

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春は人事異動の季節

2024年03月23日 06時00分16秒 | 季節と行事
春は人事異動の季節でもあります。会社でも人事異動はありますが、春に一斉という大規模なのは役所と学校が代表的でしょうか。新聞にもだいぶ前から予想が載り、「新聞人事」などと揶揄されていましたが、ソリの合わない人同士の対立を調整するというようなレベルのものから、利害が絡みやすい部門部所を定期的にかき混ぜておくというレベルまで、効能は多いのだろうと思います。

確かに、人事異動というのは有効な手段である一方で、その弊害もありえます。異動の間隔が短かすぎる場合、逆に長すぎる場合、異動区域が広すぎる場合、逆に狭すぎる場合、いろいろあるのでしょう。人事を担当する部門の見識と調整力とが問われるところでしょうか。

そういえば、若い頃に某県の某新聞の記者さんから、「◯◯大学の合格者数が山形県に負けるのはどうしてだと思う?」と問われたことがありました。まさか「おたくの県の人事異動の方針か手法が上手じゃないからじゃないの」と悪口をいうわけにもいかず、「山形県人が真面目だからなんじゃないの」とかなんとか答えておきましたが、最近はどうなのか、あの記者さんに逆に尋ねてみたい気もします。

とにかく春は人事異動の季節。公民館の職員の顔ぶれも少し変化があるようですし、顔と名前を覚え、こちらの顔と名前を覚えてもらい、なんとか地域での役割を果たせるようにしなければ。



写真は、妻も外出中で一人だけの昼食になったある日のランチメニュー。チャーハンとヨーグルトとペットボトルのお茶、というちぐはぐな組み合わせですが、味はたいへん Good ! でした。ヨーグルトに乗っているのは、ハックルベリーのジャムです。

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お手頃ということ〜愛用の万年筆の中で

2024年03月22日 06時00分49秒 | 手帳文具書斎

よく「お手頃な製品」という表現を目にします。これは、おそらくは

  • お値段が高くなく安すぎない
  • 貴重品のようにではなく日常的に使える
  • 最高性能を追求したものではないが実用上充分な性能を持つ


などといったことを意味するものだろうと思います。愛用の万年筆の中で、自分としてこの表現に一番しっくりするのが TWSBI のダイヤモンド580ALラヴァーでしょうか。2016年9月の購入(*1)当時はまだまだ円高の時台でしたので、ずいぶん安く買えた記憶があります。今は金ペンの価格高騰で国産の一万円台だった万年筆が軒並み値上がりしており、その意味では今なおお手頃な価格と言ってもよいのかもしれません。鉄ペンですので、日常的に使えるものですし、実用的なレベルで書きやすく使いやすいものですので、お手頃な万年筆というとこの製品を連想します。



また、使っているインクがモンブランのロイヤルブルーですが、こちらはお手頃な製品とは言い難いお値段です。円安の今の価格をボトルを使い切るまでの年数で割ると1年あたりの消費額となりますが、それでもずいぶん高いと感じてしまいます。輸出企業には円安はプラスに作用する面が強いのでしょうが、こうした輸入モノの場合は今の円安はなかなか厳しいものがあるようです。

(*1): ツイスビー(TWSBI)の万年筆ダイヤモンド580ALラヴァーを注文する〜「電網郊外散歩道」2016年9月 とみや文具店で会員登録をして会員価格で購入したので、だいぶ割安に入手できました。

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サッリネンの交響曲第2番をあらためて聴いてみる

2024年03月21日 06時00分12秒 | -オーケストラ
連日、雪混じりの寒い日が続きます。「寒の戻り」とはよく言ったもので、当地山形ではほんとにブルブル寒いです。幸いに、寺の役員会も地域自治会の総会も終わり、各種団体の役員改選なども一段落して、畑仕事にも不向きな、心安らかに休めるお天気なのかも。

退職してからは、未聴のCD等を繰り返し聴く「通勤の音楽」の時間がなくなり、新たな音楽に接するには山響等の演奏会を機会とすることが多くなりました。直近の定期演奏会でいえば、サッリネンの交響曲第2番「交響的対話」Op.29あたりでしょうか。そういえば、あの「パーカッションのための協奏曲」みたいな音楽はずいぶん印象的な曲でした。

昔なら、「もう一度聴きたい」→「CD等を探す」→「売ってない」ということで諦めるしかなかったところですが、今はネットで検索すればどうにかなる時代です。たまたま Google で

Sallinen symphony 2

で検索してみたら、いくつか動画を見つけることが出来ました。オッコ・カムさん指揮のものもあり、これはいいと何度も再生して聴いてみました。動画のうち、音声の方は演奏そのものなわけですが、画像のほうはまるっきり静止したイメージで、ステージ狭しと並んだパーカッションを奏者がダイナミックに打ち鳴らす生の演奏の印象とはだいぶ違うように感じます。



AULLIS SALLINEN. SYMPHONY Nº2


そんなことを言っていても、実際に自分の耳で聴くことができるのはありがたい。サッリネンの交響曲第2番、こういう緊張感のある音楽を楽しめるようになったのは、バルトークやプロコフィエフなど20世紀前半の音楽に聴き馴染んでからのように思います。一口にクラシック音楽と言っても、実に多彩な世界です。

もう一つ、サッリネンの「サンライズ・セレナーデ」Op.63、同じくオッコ・カムさんの指揮です。

Aulis Sallinen - Sunrise Serenade Op. 63


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剪定枝を集める作業は降雪のため中断

2024年03月20日 06時00分58秒 | 週末農業・定年農業
我が家の果樹園のうち、自宅裏のサクランボ等の剪定は終わりましたが、自宅から少し離れたところにあるもう一つの園地のほうがプロに剪定を委託したままになっています。これを集めて処分しておかないと、月末のカイガラムシ対策の防除や草刈り等の農作業ができません。まずは「枝集め」を終えるのが課題です。

とは言いながら、広い! サクランボの本数が多い! お天気が良ければ熱いコーヒー等を持ち込み、ラジオを聴きながらルンルン気分で作業をするところですが、最近は先月の陽気を取り戻すように降雪があり、午後には融けてしまうものの、とにかく寒くて決意も鈍り、意気込みもくじけます。風もピューピュー吹いていて、風邪をひきそうな悪条件。地域の総会や寺の役員会等の準備にかまけて、畑仕事は一時中断です。

そう言えば、昨年は孫たちがやって来て剪定枝集めのお手伝いをしてくれたんだったなあ。上の子はこの春から大学生になり、下の子は高校2年生になります。孫たちが大きくなるのは早いものです。

写真は先日の好天時のもの。このくらいの陽気だと、作業もはかどります。

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機器の寿命

2024年03月19日 06時00分28秒 | Weblog
形あるものはいつかは壊れるとは言いながら、壊れるまでの寿命の長さにはだいぶ差があるようです。長いものでいうと、我が家での例ですが、農機具や自動車、白物家電、オーディオアンプなどは10年や20年ずっと使い続けているものはざらです。例えば除雪機などは、2001年の購入当時は5〜6年でダメになるかもと言われていたのが、隔年で整備に出すようにしていたせいか2024年の現在まだまだ現役稼働中。農機具なども同様で、使ったらちゃんと保守整備していれば長持ちするということでしょう。

これに反して、CDプレイヤーやパソコン等は耐久性が低く、特にPC内蔵の光学ドライブやハードディスクなどは短寿命です。使用頻度にもよるのでしょうが、毎日稼働している我が家の実績ではハードディスクは平均して4年、光学ドライブも似たようなものでしょう。もしかするとCD等を読み取る光ピックアップ部はCD/DVDプレイヤーもPCの光学ドライブも共通で、製造も海外の途上国なのかもしれません。そうなると、寿命が短い理由も理解できます。

オーディオアンプ、特にプリメインアンプ等の増幅部は意外に長寿命で、昔のミニコンポなどもライン入力は生きていることが多いです。逆にダメになっていることが多いのが Phono 部や Tuner 部などで、このあたりはコンデンサなどを多用するため部品の劣化が影響するのでしょう。また、コーヒーメーカーやドライヤーなど電熱部を有する機器も、機構が単純なだけに意外に長持ちしますが、電熱線の接合部あたりが弱いのか、途中で切れてしまうようです。単身赴任時によく使った電子レンジは東芝製を15年後の今も使っていますが、シートスイッチに難があるようで、耐久性は今一つかもしれません。

近年は、コンピュータ制御の機能を有する機器が多くなり、コンピュータ部の不具合が起こると機器本体は異常がなくても廃棄されることが多くなったように思います。マニュアル操作の古い農機具は長持ちしますが、コンピュータ制御のトラクター等は基盤が提供されなくなった時点で修理不能になるようで、もったいない話だなあと思ってしまいます。

(写真は、2008年5月、単身赴任のアパートの食卓兼用デスク。この中で、Iiyama の液晶ディスプレイはリビングでまだ使用中。これ以外のプリンター、照明スタンド、PHS、デスク下のPC等はすべて使えなくなり、すでに廃棄しています。)

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「〜とは何か」と自分に問うのは迷っているときなのかも

2024年03月18日 06時00分52秒 | Weblog
色々な人が「〜とは何か」というようなテーマで論じている文章を目にすることがあります。哲学者や文学者ばかりではなく、一般の人もブログ等で自分の考えを展開していることがあります。それらの考えについて批評することはできませんが、経験からいうと、「〜とは何か」と自ら問うのは物事の本質を考えているときで、しかも何かしら迷っているときにそんなふうに考えてしまうことが多いように思います。確かに、農作業に没頭しているときは、「農業とは何か」「人生とは何か」などと考えたりはしません。「〜とは何か」と大上段に振りかぶるとき、実はその背景には迷いがあるからなのかもしれない、と感じます。

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急に暖かくなった〜雪囲いを外そう

2024年03月17日 06時00分32秒 | 季節と行事
ここ数日、急に暖かくなりました。数日前の寒さがウソのように、連日10度を超える気温となっています。三寒四温の言葉通りまた寒くなることはあっても、暖かさが基調になっていくことはまちがいないでしょう。こうなると、雪囲い外しやその他、冬の雪と寒さ対策を解除し、春モードにしていかなければなりません。

  • 給湯器の雪囲いを外す□
  • 植木の雪囲い撤去■
  • 作業小屋の雪囲い外し□
  • 作業小屋の自家水道の水出し□
  • 除雪機の整備と格納□
  • 耕運機、高所作業台車、動力噴霧機等の点検□
  • 自家用車、軽トラックの夏タイヤへの交換□

お天気の模様を見て、少しずつ進めてきた自宅裏の果樹園の剪定作業は終わり、あとはもう一つの園地の作業。リンゴと桃の剪定とサクランボ剪定枝を集めて束ね、焼却するのが大仕事です。



というわけで、お昼は一番簡単なパスタに。「豚肉としめじとスナップエンドウのペペロンチーノ」です。要するに、先日の「スナップエンドウとホタテのペペロンチーノ」が美味しかったので、ホタテの代わりにありあわせの薄切り豚肉を使っただけの話。でも、間に合せとは思えないくらいに美味しかったです。




デザートは、最後のリンゴで作ってもらったアップルパイの最後の一切れ(^o^)/



コーヒーはインスタントですが、じゅうぶんです(^o^)/



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