電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

もうすぐ山響第263回定期演奏会

2017年08月31日 06時06分29秒 | Weblog
こんどの週末は、山形交響楽団の第263回定期演奏会が予定されています。今回は、妻の都合により、日曜日は老母の様子を見つつ留守番役を仰せつかりましたので、日程を変更して土曜の夜に聴きに行くことにしました。今回のプログラムは、「愛の旋律〜故郷・愛する人へ」と題して、

  • ビゼー:小組曲(「子供の遊び」管弦楽版)
  • ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調Op.11 牛田智大(Pf)
  • ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調Op.90
      阪 哲朗 指揮、山形交響楽団

というものです。これは楽しみです。日曜のチケットはすでに完売とか。私が土曜に変更したおかげで、誰かが日曜の演奏会を聴くことができることになったわけですね(^o^)/



土曜の日中には川中島白桃の収穫を頑張って、日曜には出荷を済ませたいところですが、はたしてどうか? どこまでできるかですね〜。

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筆記具における禁欲主義は可能か〜私の場合

2017年08月30日 06時06分15秒 | 手帳文具書斎
たくさんの筆記具を身の回りに溢れさせていると、その反動なのか、禁欲主義的な発想が周期的に湧いて出ます。こんなにたくさんの筆記具は不要だし、本当に必要なものだけを厳選して使うようにすれば、もっとすっきりするんじゃなかろうか?というわけです。

例えば、こんなふうです。

  • Preppyとプラチナ古典ブルーブラック、Jetstreamボールペンの単色、HBの鉛筆1本と消しゴム。 (65年も生きてきた結果がこれだけかと思うと、なんだか寂しい。実用的には全く問題ないのだけれど。)

  • TWSBIダイヤモンド580ALラヴァーとJetstreamピュアモルト2+1 (これだけだと、けっこうストイックな雰囲気はあるけれど、なんとなく重たそうな印象があるなあ。)

  • TWSBIダイヤモンド580ALラヴァーとモンブランのロイヤルブルー、プラチナ#3776ブルゴーニュ(F)と古典ブルーブラック、Jetstreamピュアモルト2+1、PowerTank黒1.0mm、鉛筆(HB・2B)と消しゴム、赤鉛筆、黄色のラインマーカー (これだと最低限の日常生活は送れそうだけれど、PowerTankの赤1.0mmとか、ゼブラのSARASAブルーブラック0.7mmとか筆ペンとか、ほかにもけっこう使いたいものや場面はあるからなあ。)


うーむ、やっぱり便利な製品は邪魔にならない範囲で手元に置きたいものです。私の場合、筆記具で禁欲主義を通すことは、ちょいと無理そうですね(^o^;)>poripori

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手作りの逸品と大量生産の工業製品

2017年08月29日 06時01分53秒 | Weblog
時々感じることですが、「手作りの逸品」と「大量生産の工業製品」と、それぞれの意味合いはだいぶ違うようです。特に社会的な役割という点で、後者の意味はとても大きいのではなかろうか。

名工による手作りの逸品はたしかに素晴らしいけれど、数が作れないために値段が吊り上がり、庶民にはとても手が出ないことが多いものです。一方、大量生産の工業製品は、歴史的にはその普及が庶民の生活レベルの向上に役立ってきたものが多いでしょう。それら多数の製品の中にはずいぶん良質なものがあり、ていねいに企画・製造されていることが感じられます。そういう製品は、粗製乱造のものに比べてちょっとだけ割高な傾向はありますが、概して庶民にも手が届くリーズナブルなお値段のことが多いようです。

希少性を評価する文化財的な視点からは、名工の手作りの逸品こそが重要でしょうが、庶民の生活の上では良質な工業製品の方がはるかに重要で、生活を便利にあるいは豊かにしてくれます。ワタクシ的には、こうした良質な工業製品に着目していきたいと感じるところです。

天然記念物と普通の生態系とどちらが大事かというような話になりますが、希少な天然記念物を評価するのは大事だけれど、普通の自然の生態系を軽んじるのは大きな誤りだと思います。この件、「疾風と勁草」のエピソード(*1)にも通じるなあ。

(*1):疾風と勁草と松林〜「電網郊外散歩道」2015年3月
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母方の叔母の葬儀に参列する

2017年08月28日 06時05分55秒 | Weblog
日曜日は、朝から母方の叔母の葬儀に参列してきました。我が家の老母にはすぐ上の姉にあたり、92歳の高齢でしたので、親族が中心の葬儀となりました。老母も、姉が亡くなった報せを受けた時には、次は自分かと思ったそうな。身の回りのものを整理し、棺に入れてほしいものを選んでいたそうです。それでも翌日には元気を回復、少なくとも姉の年齢までは生きなければと考えを切り替えたとのことでした。

そんなわけで、土曜の夜の納棺と通夜、日曜の朝は出棺と火葬、午後からは葬儀と五七日法要など、夕方までかかって、すべての行事を終えました。長かった! 週末農業で直近の課題となっている桃の収穫はお休みです。お天気の模様をみて、朝晩の小一時間で収穫をすすめる必要があります。

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伊坂幸太郎『ガソリン生活』を読む

2017年08月27日 06時01分02秒 | 読書
朝日文庫で、伊坂幸太郎著『ガソリン生活』を読みました。2013年に朝日新聞出版から刊行された単行本が2016年に文庫化されたもののようで、まだまだ鮮度は高いままです。

物語は、望月家の長男・良夫が運転する緑のデミオに、小学生の次男・亨が乗っている場面から始まります。その会話の中から、長男・良夫の良識的グッドマンぶりや次男・亨の小学生らしからぬ落ち着きと聡明さが判明し、同時にシングルマザー郁子が置いていった週刊誌から、キャラクター「サンサン太陽君」の権利継承者の丹波氏が美人の元女優・荒木翠と交際しているらしいというゴシップが話題になります。ところがそこへ、当の荒木翠ご本人が何かから逃げてきて、緑デミオに乗せてほしいと頼むのです。何やら不穏な気配です。

で、なんとか送り届けた彼女が、翌日にはパパラッチに追跡されて事故死した英国のダイアナ妃と同様に、不倫相手の丹波氏とともにトンネル内で事故死してしまいます。このとき、二人を追跡していた雑誌記者の玉田憲吾と接触することで、兄弟は事件の渦中に入り込んでしまいます。荒木翠は、本当に死んだのか?



このあたりの展開は、人間の兄弟や家族を通して語られるほか、車同士が会話をしているという擬人的な手法で場が繋がれていき、印象が重ねられていきます。いつもながらの伊坂ワールドです。擬人化したのが旧型の緑のデミオというのも、アマガエルのような可愛らしさに触発されたものかもしれず、作中の庭に置かれた蛙の置物などのように、小道具としてもうまく使われています。これ以上にあらすじを追いかけるのは割愛しますが、なかなかおもしろい。

ただし、あまりにも具体的な車種が次々に出てくるものだから、年代が経過した時に作品が古びて見える心配もあります。ちょうど森博嗣『すべてがFになる』中のコンピュータ・ネットワークが現代では古びて見える(*1)ように、新しさを装っても時代性にまとわりつかれて、ちょいと問題が残りはしないか。歌謡曲の名曲で、旋律には普遍性があってもバックの編曲が時代の制約を感じさせてしまうのと同様でしょう。このあたりは、なかなか難しいところです。



緑の旧型デミオというのは、たぶんこの型のことでしょう。ときどき見かけますが、ほんとにアマガエルに見える明るい緑色の、キュートな車です(^o^)/

(*1):森博嗣『すべてがFになる』を読む〜「電網郊外散歩道」2009年3月

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実質的にシステム手帳がお荷物になっていないか

2017年08月26日 06時07分00秒 | 手帳文具書斎
システム手帳は、セカンドバッグの中でけっこうな容量を占有しています。お財布を使わずシステム手帳を財布代わりに使っていると、お金の支払いのたびにいちいち引っ張り出すのが面倒です。システム手帳は、常に手に持っているから便利なのであって、カバンに入れたら不便になるのは当然なことなのですが。

では、書類カバンに入れて持ち運べばよいのでは、と試してみましたが、平日はそれでも良いけれど、休日にはやっぱりビジネスバッグというわけにはいかず、セカンドバッグに入れなおしてしまいます。

問題なのはバッグの容量なのかシステム手帳の大きさなのか。システム手帳は常に手持ちにして、セカンドバッグには入れないようにするのが良いのか。それとも綴じ手帳に変更してしまえばよいのだろうか。

ポケット手帳サイズの小型ノートに書きこむのと同様に、薄型のダイアリーに予定を書きとめるやり方でもよいのでは。メモは年度によらず継続して使えますし、ダイアリーは年度ごとに更新すればよい。前年度のものを参照したければ、薄型ダイアリーならば二冊をゴムバンドで留めてしばらく持ち運べばよいでしょう。問題は、無印良品の小型ノートの耐久性でしょうか。一応、Made in Japan と表記されていますが、手帳専業メーカーの製品と同等と考えてはいけないかもしれません。

手帳の季節までまだ間がありますので、もう少しいろいろと悩みたいと思います。

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DVDで映画「バベットの晩餐会」を観る

2017年08月25日 06時03分07秒 | 映画TVドラマ
先の週末、雨降りのお天気により室内生活となりましたので、しばらく前に入手していたDVDで、映画「バベットの晩餐会」(*1)を観ました。この作品は、1987(昭和62)年に公開されたデンマーク映画で、イサク・ディーネセンの小説を原作として映画化されたものだそうです。

19世紀、デンマークの辺境に一人の老牧師と二人の娘が生活しています。牧師は清貧の中に信念を持って生活していますが、それは姉妹が娘らしいロマンスを頑なに拒絶する生き方をもたらすことになります。姉のマチーヌに求愛した若い士官ローレンスは村を去り、軍務に没頭することとなりますし、賛美歌を歌う妹フィリッパに歌の才能を見出したフランス人歌手アシーユ・パパンもまた、歌のレッスンを通して誘惑のような求愛をしますが、これまた突然の拒絶にあって故国に帰ります。

人生の春を信仰と奉仕に捧げたまま、父である老牧師を亡くし、年老いてゆく姉妹のもとに、パリ・コミューンの際に革命政府側にいた夫と息子を失った女性バベットが亡命してきます。それは、フィリッパに縁があった歌手アシーユ・パパンの紹介によるものでした。バベットは、老姉妹のもとで家政婦として料理や家事を担うようになりますが、それはあまり家事が得意ではなかった姉妹にとってプラスであっただけでなく、信仰の集会に集う村人たちにとっても、歓迎すべき変化でした。

やがて、14年の年月が流れます。マンネリ化による信仰心の衰えからか、村人の中に小さな諍いが表面化してきて、姉妹は心を痛めます。二人は、「天国に持っていけるものは、与えたものだけ」と説いた父・牧師の生誕百周年を記念したささやかな食事会を企画し、村人を招くことを思いつきます。バベットは、フランスの友人に頼んで買ってもらっていた富くじが当たって、一万フランの賞金を得ていましたが、おそらくはフランスに帰国するのだろうという予想に反して、自分のお金で祝いの晩餐会の料理を作らせて欲しいと願い出ます。八日間の休暇の後にやってきたのは、甥と二人で生きた海亀やウズラや牛の頭などを含む多量の食材を運んできたバベットでした。

生きた海亀を火であぶる悪夢を見てうなされた姉マチーヌは、村人に懸念を伝えます。魔女の饗宴に心を奪われないようにと、心を一つにした村人たちは、料理や食事について一切話題にしないことを申し合わせます。
一方、牧師を尊敬していたかつての士官ローレンスは、今は将軍となっていますが、人生の虚しさに悩んでおり、叔母とともに牧師の生誕百周年の晩餐会に参加することとなりますが、ワインや料理のあまりの美味しさに驚嘆します。それも当然で、バベットは実は……というお話です。



うーむ、実に観ごたえのあるいい話でした。大人の映画、ドラマです。こういう良質の映画を観ていると、思わず時間を忘れます。それなのに今のテレビドラマは…などという愚痴は言いますまい。キリストの最後の晩餐と同じ12人の来客に供する最高のフランス料理の数々を作るという奮闘の時間を終えたバベットが疲れ果ててうずくまる場面の矜持と孤独は、「芸術家は貧しくなることなどないのです」との言葉どおり、まさに芸術家の姿でしょう。

音楽も良かった。賛美歌も良かったし、アシーユ・パパンが妹フィリッパにレッスンする場面も、実はモーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」でドン・ジョヴァンニがツェルリーナを誘惑する場面でしたが、これもほんとに良かった。

たぶん、原作はもう少し違った側面を持ち、違った味わいの作品なのだろうとは思いますが、こうした形で映画化されるのを見ると、これはこれで優れた映像作品ではないのかと感じます。機会があれば、原作も読んでみたいものです。

(*1):映画「バベットの晩餐会」オフィシャルサイト
【予告】バベットの晩餐会


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ステーショナリー・フリーマガジン『Bun2』2017/8月号を読む

2017年08月24日 06時01分42秒 | 手帳文具書斎
8月も半ばを過ぎ、夏休みも終わりに近づく頃になって、ようやく『Bun2』2017年8月号を読みました。通巻では73号になるのでしょうか、いろいろと不満を感じながらも、楽しみに読んでいるフリーマガジンです。
今号の特集タイトルは、

「夏休み、みんなで楽しむ文房具」

というものです。内容は、創作折り紙の展示会やシャチハタのスタンプ体験ショップなど、文具好きの若い親が小学生くらいの小さい子どもを連れて見学に出かける際の、ちょっとおもしろい提案、というような角度からのものです。
中高年オジサンにとっては、サクラクレパスの「焼き付け不要!陶器・ガラスに描けるマーカー」セラム・グラスという製品が興味深いところです。
また、近年は文具をテーマにした漫画作品が相次いで登場しているのだそうで、『きまじめ姫と文房具王子』の作者、藤原嗚呼子さん特別インタビューというのも、初めて知ることでした。
最新ステーショナリーのコーナーは、あまり興味をひかれるものがありませんでしたが、TODOリストを取り上げた「違いがわかる男の文具講座」は面白かった。単純にメモページに□と項目を書いていき、終わったら塗りつぶして■にするだけでも良かろうに、実にいろいろな製品化努力がなされていることに驚いた次第です(^o^)/


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山響事務局による「YSO News Letter Vol.3」を読む

2017年08月23日 06時01分48秒 | クラシック音楽
先に山響から暑中見舞いのカードが届いていた件を記事にしましたが、このとき「YSO News Letter Vol.3」等の印刷物も同封されていました。いや、むしろこちらを届けるのが本筋で、暑中見舞いのカードの方が付録だったのだろうと思います。このところの雨降り続きで週末農業もままならない時間が多かったことから、老眼鏡を引っ張り出してじっくりと読んでみました。
一面は2017定期演奏会&リハーサル見学スタートの話題から。こちらは定期会員の特典ですが、定期演奏会前の木曜日13:30~14:30のリハーサル見学と、土曜日16:00~17:00のゲネプロ見学会(いずれも要予約)についてのお知らせです。
また、山響のモーツァルト交響曲全集の大旋風の話題も掲載されています。全国から、海外から、ずいぶん好評のようで、山形県や山形市のふるさと納税の返礼品にも採用されているのだとか。楽団員の声も紹介されていますが、長い期間かけて完成するまでにはいろいろのことがあったと思われます。それを乗り越えての完成ですから、感慨は特に大きいものがあるようです。
二面には、5月の第261回定期演奏会におけるファン交流会のダイジェストや、スクールコンサートの様子などが紹介されており、三面には楽団員アンケートの結果が紹介されています。「会員限定公開!」とのことですので詳しくは省きますが、好きなお酒の第一位が日本酒だったり、好きな作曲家の第一位がブラームスだったりするなど、山響の団員の皆さんは渋好みでしょうか(^o^)/
また、来年度のシーズンの概要も紹介されています。幕開けがオッコ・カムによる「オール・シベリウス・プログラム」ということですから、これは楽しみです。
四面はインフォメーション・コーナーとオーケストラの裏方さんということで、楽団バスの話題となっています。
うーむ、けっこう盛沢山な内容ですね~。なかなか興味深く、面白く読みました。編集にあたった山響事務局の皆さん、ありがとうございます!

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健康診断の結果通知が届く

2017年08月22日 06時00分02秒 | 健康
毎年の恒例ですが、今年も健康診断の結果通知が届きました。幸いに、今年もオール○が継続できました。これでもう何年になるのだろう? いきなり悪い結果が来るのは歓迎しないけれど、夏風邪も回復に時間がかかるような状況ですので、決して油断はできませんが、内臓脂質等の数値も良好で、ほぼ標準値におさまっています。40代あたりで一時は貧血かと懸念した血液の薄さも、最近は一安心です。これも、老母の作った野菜と家内の食生活コントロールのおかげと感謝しています。もう一つ、早寝早起きの規則正しい生活習慣と、週末農業で体を動かして汗をかき、喫煙や晩酌の習慣を持たなかったことも大きいようです。また、「晴耕雨読」に加えてモットーとしている「年中音楽」というのも、メンタルヘルス的には貢献が大きいのかもしれません。

写真は、某医学部附属病院にある「ヒポクラテスの樹」。プラタナスの仲間みたいです。



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もしかしたらキャップの問題か?~カクノの乾燥について

2017年08月21日 06時05分24秒 | 手帳文具書斎
現在、新旧二本の「カクノ」万年筆を使っています。一本は古いグレー軸にインク・コンバータCON-50をセットし、色彩雫「紺碧」を入れて、もう一本は白軸カクノにコンバータCON-70をセットし、プラチナ古典ブルーブラックを入れて大容量のペンに仕立てております(*1)。

ところが、この大容量白軸カクノがすぐ乾く。コンバータ内にまだインクが充分に残っているのに棚つり現象でペン先が乾いていたり(*2)、コンバータ内のインク残量が少なくなっていたのに気づかず、数週間ほど放置したらすっかり乾燥してしまっていたり(*3)、散々です。不思議なことに、「紺碧」を入れたグレー軸のほうは、放置するとインクが濃厚になってしまう傾向はありますが、それほど乾燥に悩まされてはいません。はて、これはどういう理由によるものだろうと考えてしまいました。

ふと、思いつきました。これは、インクの問題ではなくてキャップの違いによるのではなかろうか?

考えてみれば、インクの種類を識別しやすいように、白軸カクノにはグレー軸の青キャップをして、グレー軸カクノには白軸に付いていたライトブルーのキャップをしていました。もしかすると、古い青キャップよりも、新しい白軸のライトブルーのキャップの方が、乾燥対策がきちんと行われているのかもしれません。キャップに互換性はあるけれど、内部のインナーキャップの密閉度が改善されている可能性はあります。それならば、キャップを交換して元通りにするだけで、大容量白軸カクノの乾燥問題は大きく改善され、日常的な使用に耐えるようになるかもしれません。

ふーむ。これは試してみる価値があります。



(*1):カクノ白軸とCON-70と古典ブルーブラック~「電網郊外散歩道」2016年9月
(*2):白軸カクノとCON-70と乾燥~「電網郊外散歩道」2017年4月
(*3):CON-70を付けた白軸カクノの不都合~「電網郊外散歩道」2017年5月

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【業務連絡】川中島白桃のご注文について

2017年08月20日 20時59分18秒 | 週末農業・定年農業
川中島白桃の収穫の時期が近づきました。週末に草刈りを済ませ、農協へ出荷する準備をしているところですが、今年、サクランボのご注文をいただいた方で、川中島白桃も送ってほしいという方がおられましたら、メールでお問い合わせください。メールアカウントは、@nifty.com のほうへお願いします。

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ブランデンブルグ協奏曲の全曲を通して聴くには

2017年08月20日 06時08分32秒 | -協奏曲
この週末はあいにくの雨降りで、週末農業もお休みです。そこで、J.S.バッハのブランデンブルグ協奏曲全曲を通して聴くことを考えました。昔、若い頃に購入したLPでカール・シューリヒト指揮のコンサートホール盤をひっくり返しながら聴くのも良いけれど、次回も全曲を通して聴くことができるように、PC-audioでプレイリストを作成してしまうのが良かろう、という判断です。できれば、LPやCDでは収録の順番が番号順になっていない場合が多いので、第1番から第6番まで、番号順に演奏されるようにしてみたいところです。

で、Ubuntu-Linuxパソコンのハードディスクに取り込んだものから、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック・オーケストラの1983年のデジタル録音です。同じハードディスク上には、カラヤン指揮ベルリン・フィルの豪華な演奏などもありますが、全曲を通して聴くにはむしろ古楽スタイルの演奏のほうが聴き疲れしにくい、そんな印象があります。

うん、いいなあ。ブランデンブルグ協奏曲を全曲、通して聴くというのんびりした休日は、実に良いものです。果樹園の管理や桃の収穫準備など、いろいろとたまっている仕事はあるのですが(^o^;)>poripori

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夏の果樹園の草刈り時における鼠小僧と女郎のやりとり?

2017年08月19日 06時03分27秒 | 週末農業・定年農業
人間の方はお盆休みとはいえ、草は勝手に伸びます。ちょうどいい具合に、適度な間隔で雨が降ってくれるものだから、例年以上にジャンジャン伸びています。サクランボ果樹園の葉っぱが茶色に縮んでしまう病気を防ぐためには、夏場に殺菌剤による消毒作業が必須となります。そのためには、こののび太じゃなかった伸びた草をあらかじめ刈っておき、防除作業の足場を確保しておく必要があります。この段取りのために草刈り作業が必要となるわけですが、夏の果樹園の草刈りは、草との戦いであると同時に、実はクモの巣との戦いでもあるのです(^o^)/

我が家で使用している農薬は、殺菌剤を中心として低残留性の殺虫剤を昆虫の活動前の早朝に補助的に使用する形になっています。そのためか、訪花昆虫はブンブン飛びますし、生態系の中位〜比較的上位にいるクモ類が多いことから見て、バランスが大きく崩れてはいないようです。生物学的には良いことではあるのですが、それは果樹園内にクモの巣が多いということに直結し、作業時には実に厄介です(^o^)/

自走式草刈機を操縦するときは、下前方を注視することになりますので、頭上や顔面はあまり注意が向きません。いきなりブワッとジョロウグモの巣が出現するのは、決して気持ちの良いものではありません。週末農業を始めたばかりの頃には、ホウキを持ってあらかじめ園地を回り、クモの巣の掃除をしてから草刈りをしていましたが、最近は慣れっこになったのか、それも億劫になりまして……(^o^;)>poripori

頭から日本手ぬぐいをすっぽりかぶり、顔面を覆います。安全メガネをかけて頭には帽子をかぶり、長袖のシャツに手差しと軍手で完全防備の鼠小僧スタイルです。

おっと、ごめんなすって、お女郎さん。
これがあっしの渡世なもんで、
勘弁してやっておくんなさい。

とかなんとかいいながら、ジョロウグモの巣にも果敢にアタック。彼女たちには実に迷惑なことでしょう。

この果樹園にときどき現れる鼠小僧は、
義賊なんかじゃないわ。ほんと、ウザイ突撃野郎よ。
許せないワ!

とかなんとか文句を言っているに違いありません(^o^)/

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久々のお買い物〜カジュアル靴を購入する

2017年08月18日 06時05分17秒 | 散歩外出ドライブ
ふだん愛用しているカジュアル靴がだいぶみすぼらしくなってきましたので、某デパートに行った際に、カジュアルな革靴を購入して来ました。例によって、大量の製品の中からあれこれ迷って探すのではなく、信頼できる店員さんに候補をいくつか選んでもらうほうが手っ取り早い。「紐なし、茶系、ふだん履きやすいものを」という要望に対して、店員さんがすすめてくれたのは大塚製靴の「Bon Step」シリーズから 2553 のブラウンを。少々古い型落ち商品みたいですが、革がソフトで窮屈な感じがなく、軽くてたいへん履きやすいです。18,800円(税別)。



そういえば、だいぶ以前にもカジュアルな靴を購入した記事(*1)を書いた記憶があります。いつも利用していた街の靴専門店は、数年前に店じまいしてしまいました。残念ですが、仕方がありません。結局は量販店には戻らず、良質な製品を求めて某デパートを利用するようになりました。靴は試しに履いてみないと、本当のところはわかりませんので、通販にはなじまないと考えています。

(*1):街の専門店で靴を購入する〜「電網郊外散歩道」2006年11月

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