

2月に入ると、コンビニでもスーパーでも菓子店でも、高級チョコレートがずらりと並びます。言わずとしれた「バレンタインデー」商戦です。いつ頃から始まった行事だったか記憶が定かでないのですが、「恵方巻き」よりはだいぶ古い歴史があったかと思います。毎年、妻から高級チョコレートをもらうのが高齢に、いや恒例になっており、食べるときは「山分け」しておりました(^o^)/
ところが、今年は妻の眼の手術という「事件」がありますので、妻がこっそり車を運転して買いに行くということができません。蟷螂の斧でもよいからたまには菓子業界の陰謀に反旗を翻し、「今年はやーめた」にしましょうと話をしました。でもたまにはチョコレートを食べたいね、ということで、某スーパーの移動販売車が来た時に明治や森永の板チョコを二人分買って食べようかと話をしております(^o^)/
そういえば勤め人の頃は職場で義理チョコをもらうとそのお返しのためにメモしておいて、今年は何にしようかと頭をひねった(*1)ものでした。考えてみればなんだか面倒な面もあったなあ。退職してバレンタインがなくなるとヘンなプライドや虚栄心ともおさらばとなり、気が楽になるということも言えるのかもしれません(^o^)/
(*1): 義理チョコのお返しにパワータンクスマートと替え芯を贈る〜「電網郊外散歩道」2015年3月
冬になると毎年恒例になっているのが「冬至カボチャ」です。要するに、小豆のアンコでカボチャを甘く煮るのですが、当地ではこれを「冬至の日」に食べると無病息災と言い習わしているのです。カボチャでビタミン補給する意味もあるのでしょうが、今のように甘いものがふんだんに食べられなかった60年以上前の子供の頃には、格別の甘味だったように記憶しています。で、今はコーヒーのおともに。毎年、「冬至カボチャ」を食べながらコーヒーを飲む時、一年の健康と無事に感謝するのです。