- 山響定期会員継続手続き 1月末まで 22,000円(手続き済)
- 償却資産申告手続き 固定資産税関連 市役所 1月末まで(手続き済)
- 2025年農林業センサス オンライン回答
- 確定申告書 3月17日まで PC処理、出力結果を添付して税務署に提出
冬になると毎年恒例になっているのが「冬至カボチャ」です。要するに、小豆のアンコでカボチャを甘く煮るのですが、当地ではこれを「冬至の日」に食べると無病息災と言い習わしているのです。カボチャでビタミン補給する意味もあるのでしょうが、今のように甘いものがふんだんに食べられなかった60年以上前の子供の頃には、格別の甘味だったように記憶しています。で、今はコーヒーのおともに。毎年、「冬至カボチャ」を食べながらコーヒーを飲む時、一年の健康と無事に感謝するのです。
11月も中旬になると、さすがに山々だけでなく里の景色も紅葉が鮮やかになります。我が家の紅葉も赤く色づき、植木屋さんに剪定してもらいすっきりした松の緑と対照的です。地面に落ちた葉が風に舞い、冬の訪れが近いことを感じさせます。
冬支度をするにも段取りが大切ですので、11月〜12月上旬までの当面の作業をリストアップしてみます。
- 車のタイヤ交換 作業小屋からスタッドレスタイヤを出しておく □
- 灯油の補充 ホームタンクに補充しておいてもらう ■
- 給湯設備の雪囲い 屋根からの落雪で埋まらないように □
- 除雪機の点検整備 販売店に連絡し隔年の定期点検 □
- 植木の雪囲い 除雪機で吹き飛ばす雪で埋まらないように □
- 防雪柵の設置 隣家のカーポートに雪氷が飛ばないように □
- 果樹の雪折れ対策 枝に支柱を立てておく ■
- 伐採木、剪定枝の焼却 伐採したスモモ花粉樹等を焼却 □
- 作業小屋の雪囲い 農機具等の格納 □
- 農業用井戸ポンプの水抜き 凍結防止 □
うーむ、けっこうあるなあ。要領よくやらないと、終わらなくなりそう。特に今年はラニーニャの年なので、「厳冬酷暑」になると予想しています。海水温は高めで水蒸気量は多いので、強い寒気団とぶつかると大雪になる可能性が大。大雪で巣ごもりしていても大丈夫なようにしておく必要がありそう。まあ、干し柿はたくさん作ってあるから甘い物には困らないけれど(^o^)/
当地山形県には「さわし柿」という言葉があり、年配者を中心に普通に使われています。要するに渋柿から渋を抜き、食べられるようにした柿のことです。「さわす」という言葉は、漢字では「醂す」と書くのだそうで、もしかしたら古語が地方ではいまだに残って使われている例の一つなのかもしれません。
渋柿から渋を抜く方法として焼酎を使うアルコール脱渋法のほかに、一定温度の湯につけておく「湯ざわし法」というのもありました。いずれにしろ、渋柿の渋を水に不溶化してしまえば本来の糖度がストレートに感じられるようになります。いわゆる甘柿よりも格段に甘い「平核無」(ひらたねなし)柿は、いわゆる庄内柿の系統のようです。
今年は、第一弾の干し柿を下げ終わってから、次はアルコール脱渋法で「醂し柿」を作りました。季節の営みは日常性の象徴でもあります。干し柿が下がり、醂し柿の封を切る日を数えるのは見慣れた恒例のものではありますが、失いたくない幸福の象徴の一つかもしれません。
それはいいのですが、問題は開催予定の日時です。間が悪いことに、本番が10月20日(日)、バッチリと山響定期演奏会の日ですし、事前打ち合わせが10月15日(月)夜7時から、こちらもバッチリと山形弦楽四重奏団の定期演奏会にかちあいます。せっかくのモーツァルト「弦楽五重奏曲第5番」を楽しみにしていたのに、なんとも残念無念。山響定期の方は前日の土曜日に移せないかと調べてみたら、なんと、こんどは寺の役員会とかち合うではないか! 幸いに、本番の防災訓練は午前中で終わりますので、午後の山響定期は大丈夫でしょうが、なんだかくたびれて途中でコックリコックリ居眠りするんじゃないかと心配です(^o^)/ それは冗談ですが、当日の曲目は;
- プーランク:シンフォニエッタ FP 141
- シュポア:クラリネット協奏曲 第2番 変ホ長調 作品57
- シューベルト:交響曲 第4番 ハ短調「悲劇的」D.417
指揮・クラリネット ポール・メイエ、山形交響楽団
というもので、前回は風邪で休んでいるし、今回はぜひ聴きたいところです。
そろそろヤブランの花も終わりの頃でしょうか。妻が植えたこの黄色い花は何というんだったかな。
いただいた栗はけっこう量があり、妻が皮を剥いて水につけ虫食いを除いた後、栗ご飯等にして食べる予定。食欲の秋、季節の味です。ありがたい。
◯
朝方、防災無線とスマートフォンが鳴り出し、土砂災害警戒情報を知らせました。驚いて起き出し、ネットで情報を確認、河川の水位はまだ余裕がありますが、雨雲レーダーで見ると赤色に表示された雨雲が次々に国道48号・関山峠から宮城県方面に流れていくのがわかります。なるほど、山間部の狭隘な地域では土砂崩れなどを警戒しなければいけない事態のようです。これから明日にかけて台風の成れの果てが通過するらしく、風雨が強まる見通しとのこと。やれやれです。ただ、今のところ1時間当たりの降水量が7〜9mmとのこと、これが10時間降り続けば70〜90mm、20時間なら140〜180mmになります。総量が最上川に集中するわけで、7月の豪雨災害に続き中流〜下流部の被害が懸念されます。
長引く風邪はようやく体温が36℃台に落ち着き、喉の痛みは和らぎましたが咳が残ります。もう一息のようです。ぶり返さないように、慎重に生活しなければ。今朝は久々に味噌汁と納豆ご飯が美味しかった。
風で倒れないように安全を確保しつつ、手順を間違えないように作業をします。ベテランはもう何十回も旗揚げをしていますからさすがの安定感ですが、若い人たちはキビキビと動いて次に必要になるものをすかさず出してきます。
無事に祭の旗揚げが終わり、今日の一日、秋祭です。どうも風邪を引いたらしく、喉が痛い。お医者さんで検査の結果、コロナではないそうです。トランサミン錠とカロナールをもらってきました。ほんとは二日ほど寝ていたいところですが、立場上なんとか今日一日はもたせたいところです。
公民館に集まって祭の準備をする若い人たちの姿を見ていると、なんだか心強いと感じます。小規模な火災の時などはご近所パワーが炊き出しなどで力を発揮するのだと思いますが、地区全体にかかわる風水害の時などは、彼らのエネルギーが活躍するのだろうなあ。ありがたいことです。
そういえば、退職前は週末農業で土日の休みの日くらいしか作業日がとれないため、苦肉の策で平日の夕方、帰宅してから作業着に着替え、ヘッドランプを頭に付けて桃の収穫をしていた(*1,2)ものでした。あの頃、このブログの記録によれば2017年頃、収穫が遅れて過熟果がぼとぼと落ちる前になんとか収穫したいと頑張ったものでしたが、全量を収穫しきるのはとても無理でした。それでも、父がなくなった後、再び出荷できるまでになったことはうれしく(*3,4)、選果してはじかれた桃を職場に持って行くと職場の皆さんから大喜びされたっけ。
今のように退職して毎日が日曜日になり、桃を全量収穫し終えるというような状況は、当時は想像もできませんでした。もっとも、全量を収穫し終えても収入は当時の給料の1ヶ月分にも届かないのですが(^o^)/
いやいや、今年はまだ「青空むすめ」という晩生種の桃が初収穫となる予定です。9月になってからようやく収穫期に入るらしく、9月上旬が収穫適期とのこと。どんな味なのか、楽しみです。
(*1): 農作業用のLEDヘッドランプがほしい~「電網郊外散歩道」2017年9月
(*2): だいぶ日が短くなった秋に便利な道具~「電網郊外散歩道」2017年9月
(*3): 週末農業で川中島白桃を収穫・出荷できるようになるまで~「電網郊外散歩道」2015年8月
(*4): うれしい一言~「川中島白桃」を初出荷したとき~「電網郊外散歩道」2015年8月
過日、今年も美しく咲き始めたので、スマートフォンのカメラで写真に撮りました。これを Google フォトに保存していたのを呼び出して、スマホの「レンズ」に切り替えてみたところ、この花は「リコリス」という名前であることがわかりました。そうだったのか。写真を撮ったら「リコリス」という花の名前がわかり、Google の便利さにあらためて感心しているところです。