電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

植木等の雪囲いを外した

2025年03月22日 06時00分33秒 | 季節と行事
自治会の総会や寺の役員会等も終わり、少し時間ができましたので、ようやく自宅の植木等の雪囲いを外しました。ときどき太陽が顔を出すお天気で、風は冷たいけれどまずまずのコンディションです。屋根からの落雪がまだ少しだけ融け残っていますが、こうなればあとは時間の問題でしょう。

わが家の春告げ花、クロッカスが咲き始めました。亡母はまめに世話をして肥料もやり、けっこう立派に咲かせていたけれど、当方は残念ながら知識と経験が足りません。サクランボとか桃とか、食べる方は熱心なんだけどね、と言われそうです。いや、実際に「花より団子」の状態です(^o^)/

【追記】
タイトルの読み方は「うえきなどの」雪囲いを外した、というもので、「うえきひとし」さんとは違います(^o^)/


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ようやく確定申告が終わった

2025年03月13日 06時00分57秒 | 季節と行事
やれやれ、やっと、ようやく、確定申告が終わりました。毎年のことながら、今年はとくに気が重い。桃でがんばって少し盛り返したとは言うものの、昨年のサクランボの大不作で農業所得はかなりの赤字となりました。自分の年金から補填しましたが、わずかばかりの給与所得や大学等の雑所得などで源泉徴収税額があったために、少しだけ戻ってくるようです。これは農協の口座に入れて、農業所得の赤字分を補うことにしましょう。

この時期、地域の自治会の総会資料や総代をしている寺の役員会資料、除雪ボランティアに対する自治体からの補助金の報告など、様々な文書業務があります。いずれも毎年のことながら少しずつ変更点もありますので、気を抜けません。信頼できる相棒ともいうべき Ubuntu Linux のデスクトップ・パソコンとパーソナル・レーザープリンタが大活躍し、少し前に新調したばかりの老眼鏡がありがたい。

さて、春は本格化し、確定申告も一段落すると、いよいよ農作業のシーズンです。自宅裏の桃の剪定は少しずつやっていますが、サクランボはまだまだですし、少し離れたもう一つの園地の桃、リンゴ、サクランボは手付かずの状態です。雪もだいぶ融けてきているようですので、もう少し地面が乾いたら高所作業台車を運んで少しずつ剪定を進めましょう。体が慣れないうちは徐々に、気候も暖かくなり体も慣れてきたら本格的に、果樹園の農作業の季節です。


写真は、先日のお天気に誘われてでかけた際の、のんびりした春の風景。白鳥ももう北に帰ったのかな。


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お雛様を最後に飾ったのはいつだろう?

2025年03月11日 06時00分27秒 | 季節と行事
先日、小学校の同級会で利用したお店で、お雛様を飾っていました。当地では旧暦でお雛様を飾る習わしですので、今がちょうどお雛様の真っ盛りの時期になります。そう言えば昔はわが家でもお雛様を飾っていたのですが、最近はとんと飾らなくなってしまいました。理由は簡単、娘たちがみな家を出て飾ってあげる人がいなくなったから(^o^)/ 孫たちも大学生と高校生、母方の実家でお雛様を眺める年代ではなくなりました。当ブログで「お雛様」で検索してみると、どうやら最後に雛人形を飾ったのは2010年(*1)のようです。以後は、よそ様の雛人形を眺めたり雛膳料理や雛菓子を食べたりするだけで、わざわざ半日かけてひな人形を出してくる元気がなくなりました(^o^)/

そうだなあ、わが家には全盲だった祖母が手作りした豆人形のお雛様もあったし、江戸〜明治大正期の古い雛人形もあったので、古いものは一度みな出してみて、処分する前に公民館あたりで飾ってもらっても良いのかもしれません。

写真の花は、啓翁桜です。梅も桃も、当地ではまだまだ先の話。加えて今日は東日本大震災の鎮魂の日。子供たちのために雛人形を飾っていた家もおそらくたくさんあったことでしょう。春よ来い〜と歌いながら、ゆっくりとした季節の推移を見守る日々です。



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今日は自治会の会計監査と小学校時代の同級会

2025年03月08日 06時00分03秒 | 季節と行事
昨日は三月にしてはずいぶん寒い一日でした。妻の術後七日の診察日で、山形市の某眼科医院へ送迎。毎回、瞳孔を開く目薬を使うせいで送迎が必須です。今回はお昼にかかる時間帯だったので、「とん八」でとんかつ膳をご馳走してもらい運転手役の慰労となりました(^o^)/ やっぱり揚げたての熱々のとんかつは美味しかった。

で、今日は午後から自治会の会計監査。夕方からは地域在住の小学校の同級生が集まって総会と懇親会を予定しています。同級生の会のほうは、それぞれの親が亡くなった時など、会として供花やお悔やみを出すほか、受付や帳場など葬儀の手伝いをしたりしてきました。親世代の葬儀はあらかた一巡し、こんどは会員本人や配偶者の葬儀が加わるようになり、なんだか寂しくなりますが、みんな元気で過ごしましょうと励まし合う会に変化してきています。予定では八十歳までは続けようと申し合わせており、たぶん解散の時には順番で私がまとめ役をすることになりそう。長く続く会を締めくくるのは未練も残り、なかなか大変そうですが、あとは仲良し小グループで交流していけば良いだけの話です。そんな方向性で今から話をまとめるように根回しをしていくことになるかな。


写真は、ひな菓子が写っているところを見ると、3月3日のひな祭りの日のお昼と思われます。


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三月の声を聞くと、昔は慌ただしく感じたものですが

2025年03月01日 06時00分13秒 | 季節と行事
今日から三月。定年退職前は三月の声を聞くとなんとなく慌ただしさを感じたものですが、完全リタイア後はそうした「ザワザワ感」はまるでなくなりました。むしろ、三寒四温を繰り返しながら少しずつ春の到来を感じたり、果樹園の剪定作業が本格化してきたり、合間を縫っての確定申告の作業だったり、どちらかと言えば「いよいよ始まるぞ〜!」みたいな一年の「始動感」を強く感じます。

ただし、今年は妻の眼の手術もあって、家事にウェイトがかかってきています。例年のペースに戻れるのは三月も中旬になってからでしょうか。日々の献立ですが、先日、久々に「チキンカレー」(*1,2)を作ったらこれが好評で、ぺろりとなくなりました。



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もうじき春、確定申告に加えて寺や自治会等の総会資料更新と印刷が待っている

2025年02月26日 06時00分05秒 | 季節と行事
もうじき春、三月の声を聞くころ、農業所得等の確定申告に加えて寺や自治会等の総会資料の更新と印刷が待っています。書斎のデスクトップPCのハードディスク内には昨年までの資料や雛形が保存されていますので、これに則って手直しをすれば良いとはいうものの、様々に気を使う仕事になるのは間違いありません。

昔、パソコンやプリンターが普及する前の人たちは、どんなふうに仕事をしていたんだろう。おそらくはガリ版で原稿を作り、謄写版印刷で資料を作成していたのではないかと思いますが、毎年のようにゼロから作り直さなければいけない上に、ちょっとした手直しをする労力を考えると、当時の担当者の努力に頭が下がります。

今は、Ubuntu Linux 上の LibreOffice のワープロ Writer と表計算 Calc で用が足り、印刷も自前のパーソナル・レーザープリンタでやってしまいますので、原稿もきれいにできあがります。版下ができたら自治会等の総会資料は地区公民館で印刷してもらえますし、寺の総会資料等は某書店の簡易印刷に依頼して製本までお願いしてしまいます。やっぱり時代は前に進んでいるようです。

写真は、愛用するパナファコム製 Happy Hacking Keyboard Lite です。


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北帰行の始まりか〜田んぼに白鳥の集団が飛来

2025年02月23日 06時00分58秒 | 季節と行事
2月も下旬となり、北帰行が始まったのでしょうか、田んぼに白鳥の集団が飛来し、クークーと鳴き交わしております。ご近所の人たちも、鳴き声に誘われて眺めに出てくるようで、「白鳥が来てたね」「ずいぶん多いね」などと会話をしています。

せっかくの機会ですから、先日、スマートフォンのカメラで撮影してみました。これではなんとか判別できる程度ですので、もっと拡大してみましょう。

よく見るとずいぶんどろんこで汚れているようですが、夢中でエサをついばんでいるところのようですから、白鳥としては「ほっといてんか!」というところでしょうか。いや、白鳥が関西弁なのかどうかは不明ですが(^o^)/
当地で休息して栄養補給し、無事に北のねぐらに帰り着いてほしいものです。

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携行缶で除雪機のガソリンを調達

2025年02月16日 06時00分41秒 | 季節と行事
昨日は良いお天気で、しばらくぶりに「抜けるような青空」を見ました。日差しはぽかぽか暖かく、もうすぐ春は近いと感じます。ただ、週の半ばにはまた寒波が来るそうで、除雪機のガソリンが心細いことから、農協のガソリンスタンドで20Lほど購入してきました。亡父が元気だった頃から使っている20L携行缶は、今も便利で貴重です。東日本大震災の直後のガソリン不足の時は、除雪機用に残っていたガソリンでなんとかしのいだ記憶があるだけに、できるだけ満タンに確保しておくようにしています。雪が降らなくなって余ったら、そのまま耕運機や高所作業台車に使います。

早く春になってぽかぽか陽気の中で農作業を楽しみたいところですが、まだもう少し辛抱が必要みたい。春の女神さんは、今頃どこらへんで油を売っているんでしょうね(^o^)/


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今年のわが家のバレンタインは中止にすることに

2025年02月13日 06時00分11秒 | 季節と行事

2月に入ると、コンビニでもスーパーでも菓子店でも、高級チョコレートがずらりと並びます。言わずとしれた「バレンタインデー」商戦です。いつ頃から始まった行事だったか記憶が定かでないのですが、「恵方巻き」よりはだいぶ古い歴史があったかと思います。毎年、妻から高級チョコレートをもらうのが高齢に、いや恒例になっており、食べるときは「山分け」しておりました(^o^)/

ところが、今年は妻の眼の手術という「事件」がありますので、妻がこっそり車を運転して買いに行くということができません。蟷螂の斧でもよいからたまには菓子業界の陰謀に反旗を翻し、「今年はやーめた」にしましょうと話をしました。でもたまにはチョコレートを食べたいね、ということで、某スーパーの移動販売車が来た時に明治や森永の板チョコを二人分買って食べようかと話をしております(^o^)/

そういえば勤め人の頃は職場で義理チョコをもらうとそのお返しのためにメモしておいて、今年は何にしようかと頭をひねった(*1)ものでした。考えてみればなんだか面倒な面もあったなあ。退職してバレンタインがなくなるとヘンなプライドや虚栄心ともおさらばとなり、気が楽になるということも言えるのかもしれません(^o^)/

(*1): 義理チョコのお返しにパワータンクスマートと替え芯を贈る〜「電網郊外散歩道」2015年3月

 

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今年のお年玉付き年賀状は〜恒例「当せん番号の音楽」

2025年02月04日 06時00分45秒 | 季節と行事
昨年から退職前の仕事上の義理で出していた年賀状をやめ、大幅に枚数を減らしました。おかげで受け取る年賀状の枚数も激減。友人や親戚が中心になりましたので、1枚1枚を興味深く眺めることができました。枚数が減ったとは言うものの年賀状は届きますから、恒例のお年玉が当たっているかどうかを確認しましたら、3等が2枚、「32」と「86」が各1枚ずつ当たっていました。1枚はいただいたもので、もう1枚は残った年賀状ハガキでした。

そうそう、山響からも年賀状をいただきました。今年はパーカッションの平下和生さんからでした。どうもありがとうございます。今年も良い演奏会を期待しております(^o^)/

さて、こちらも恒例となりましたお年玉当選番号を作品番号に持つ音楽です。まずは作品32の方ですが、これはもうホルストの「惑星」Op.32 でしょう。ハノーファーの北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の演奏で、「木星」。
Gustav Holst: "Jupiter" from "The Planets" op. 32 with Andrew Manze | NDR Radiophilharmonie
あるいは、若い頃には知らなかったけれど、中高年になってお気に入りとなったアレンスキーのピアノ三重奏曲第1番ニ短調(*1)も作品32です。
Arenski: Piano Trio No. 1 in D minor, op. 32 / Baiba Skride / Sol Gabetta / Irina Zahharenkova

一方、作品86のほうはというと、代表は例えば L.v.ベートーヴェンの「ハ長調ミサ曲」でしょうか。
Beethoven | Mass in C major Op. 86
また、R.シューマンの「4本のホルンのための小協奏曲」も Op.86 です。
Schumann: Konzertstück für 4 Hörner und Orchester ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Alain Altinoglu

他にもたくさんありますが、深く追求するとお遊びの範疇を逸脱してしまいますので、このへんでやめておきましょう(^o^)/


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近ごろ田んぼで白鳥の鳴き声を聞く

2025年01月30日 06時00分35秒 | 季節と行事
冬の田んぼ道を歩いていると、ずいぶん近くでクークーという白鳥の鳴き声が聞こえます。かなりの数が来ているようで、雪が少なく地面が見えている田んぼでエサを探しているようです。そういえば私が子供の頃、昭和の東京オリンピックの頃には、当地で白鳥を見るのは珍しかったと記憶しています。遠くの空を編隊飛行する様子は見ていましたが、田んぼに降りてエサを探すことはなかったはず。たぶん、当時は強い農薬の影響で田んぼからエサとなる雑草や小動物が姿を消していたためでしょう。それが今は、農薬の種類が変わり、ピンポイントで効果を発揮するタイプになってきているためにタニシが戻ってきているし、機械化で雑草も一定レベルまでは許容されるようになってきている。それで、白鳥が田んぼに降りてエサを探すようになってきているのではなかろうか。

あるいは、昔の悪童たちのように集団で棒切れを振り回して鳥を追うような子供がいなくなったせいもあるかもしれませんが(^o^)/


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「雪中田植え」行事を見学した

2025年01月28日 06時00分04秒 | 季節と行事
御縁があって、過日、某小学校の子どもたちによる「雪中田植え」行事を見学することができました。今年も雪が少なく、コンテナに雪を集めて雪田に見立て、これにワラと豆ガラを束ねて苗に見立てたものを植えるものです。たぶん、ワラは稲を表して水田稲作を、豆ガラは豆を表して畑の作物を代表するものなのでしょう。昔の人たちが田んぼや畑の作物の豊作を祈るもので、その習俗が伝えられたものと思います。
この地域では、河岸段丘の下段の湿地帯は古代には荘園となっていたようですが、上段の畑地帯は中世までは水不足で水田にはできなかったため、人口は一定のレベルを超えることがなかった。けれど、近世になって武士の土木技術が農民層にも広がりを見せ、有力な豪農が堰を開削して畑を水田に変えることができたために人口の増加が起こり、その結果、江戸時代に寺の数が増えていったと考えられます。何年に誰が誰と戦って政権を打ち立てたかを覚えるような歴史にはあまり興味が持てなかったけれど、「雪中田植え」という行事を通して人々の営みを想像するとき、様々な工夫をして時代を動かし、今の姿を作ってきたことが実感としてわかるような気がします。

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重要な書類が次々に届いて

2025年01月23日 06時00分09秒 | 季節と行事
年が明けると、重要な書類が次々に届きます。昨年末に届いていたものを含めると、かなりの数が宿題になっています。主なものをあげると、
  • 山響定期会員継続手続き 1月末まで 22,000円(手続き済)
  • 償却資産申告手続き 固定資産税関連 市役所 1月末まで(手続き済)
  • 2025年農林業センサス オンライン回答
  • 確定申告書 3月17日まで PC処理、出力結果を添付して税務署に提出
などです。農林業センサスは5年に1度の調査で、前回2020年にはオンラインで回答(*1)しています。確定申告は毎年のことながら、農業経営の所得を申告する必要があります。

こうした手続きをきちんとできるうちはまだまだ大丈夫という気がしますが、各種データがノートとパソコンに入っているからできる話で、「農作業メモ」ノート等を継続することとパソコンのデータのバックアップが決め手です。そういえば、そろそろバックアップを取っておかなければいけないなあ。


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あたり一面が真っ白になった

2025年01月11日 06時00分28秒 | 季節と行事
当地は雪国としてはごく雪が少ない地域ですが、さすがに今回の寒波では一晩であたり一面が真っ白になりました。朝から早起きして除雪車を動かし、自宅と自宅前の生活道路のグリーンベルト部分を除雪。小学生が集団登校する前に完了して「おはよう!」と声をかけました。その後、悪天候の中を来てくれる某スーパーの移動販売車が止まる場所も除雪してスペースを確保し、ご近所の老人たちが買い物できるようにしました。朝食の後で一服してから地域行事のためにでかけた先では、除雪された駐車場にもう雪が積もっていて、タイヤの後を付けながら車を駐車しました。車で集まった皆さんは、このくらいの雪では驚かない。問題は老人、病人、障碍をかかえた人たちです。少しずつ地域の力を出し合って、生活上の自立を阻む条件が少しでも緩和できるようにしたいところです。

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今年も無事にコーヒーと「冬至カボチャ」をいただきました

2024年12月24日 06時00分09秒 | 季節と行事

冬になると毎年恒例になっているのが「冬至カボチャ」です。要するに、小豆のアンコでカボチャを甘く煮るのですが、当地ではこれを「冬至の日」に食べると無病息災と言い習わしているのです。カボチャでビタミン補給する意味もあるのでしょうが、今のように甘いものがふんだんに食べられなかった60年以上前の子供の頃には、格別の甘味だったように記憶しています。で、今はコーヒーのおともに。毎年、「冬至カボチャ」を食べながらコーヒーを飲む時、一年の健康と無事に感謝するのです。

 

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