電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

新しい老眼鏡が届いた〜「近近タイプ」の使用感

2025年02月10日 06時00分32秒 | 健康
たまたま助手席に同乗した人のコロナ発症で、自分も感染を疑いましたが、幸いにマスクと Fresh air モードでの換気で感染しなかったことが判明、一安心したところで、この間の出来事を記録しておきましょう。まず、依頼していた新しい老眼鏡が出来上がり、受け取りに行きました。


これまでの単焦点レンズではなく、「近近タイプ」の多焦点レンズです。上側がパソコンのディスプレイに合わせたもので、下側が手元の資料を見るのに適した見え方になっているのに加えて、少し乱視も入っているようでその補正も入っています。
右側が今までのパソコン用の単焦点レンズのもので、左側が今回あらたに追加した「近近タイプ」のもの。首を大きく動かさなくても、視線の移動だけで見え方が変わるのがメリットでしょうか。ただし、首の角度はノート型パソコンや今風の横長ディスプレイ角度に合わせてあるようで、やや下向きにしたほうがちょうどいいみたい。私の古いスクエアなディスプレイ(三菱 Diamondcrysta RDT1712S)だとてっぺんに視野を合わせると最下部は少しぼやけます。
逆に、視線を下にすると、備忘録ノートなどの手元資料はハッキリ見えます。なるほど、これが「近近タイプ」の見え方なのだな。

老眼鏡なので特にデザインに凝ったりはしませんで、うっかり置き忘れてもすぐに見つかるように明るい色のケースを選び、良い買い物となりました。13,200円でした。


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検査結果は陰性、マスクと換気が有効だった

2025年02月09日 06時00分25秒 | 健康
私の車の助手席に同乗した人がコロナ発症、私も感染しているかどうか、かかりつけの医院で検査してもらいました。結果は陰性。良かった!

車内は一種の密室ですから、そこで1mくらいの間隔で一時間近く話をしながら運転をすれば、感染していてもおかしくない。なぜ感染しなかったのだろうと考えてみました。
  • 双方とも、マスクをしていた
  • 車内の暖房がエアコンの「Circulation」ではなくヒーターで「Fresh air」設定にしていた
おそらく、この二つが要因だろうと思います。要するにマスクと換気。車内に湿気がこもり、結露するのを嫌ってわざわざ Fresh air 設定にしていたのが逆に効果的に働いたことになります。「マスクと換気」、コロナ禍の最中から言われていたことですが、やっぱり基本のキでした。


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検査は今日に、自主的に隔離生活

2025年02月08日 06時00分48秒 | 健康
静かに雪が降り積もります。昨晩、こういうタイプの降り方が積もるんだよなあと思っていたら、案の定、昨日はどかっとまとめて降りました。それでも30cmくらいかな。県内豪雪地域と比べればかわいいものです。とは言うものの、朝から除雪に追われました。コロナだろうが肺炎だろうが、雪は待ってくれません。車を出すにもまず除雪。ふう〜…

そんなことで時間を費やしたせいか、一休みしてからかかりつけの医院に予約の電話を入れたところ、予約がいっぱいになったと言われてがっくり。熱もないし咳もない、ただ同乗者との濃厚接触ですので、感染の可能性はあるけれどマスクもしているし暖房も fresh air モードなので違うかもしれない。結局、自主的に家庭内隔離生活に入ることにして、検査は今日の午前に予約を取りました。

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もしかして私もコロナ?

2025年02月07日 06時00分41秒 | 健康
日曜日に「トスカ」を観に行った際の助手席の同乗者がコロナ発症だそうで、これはまずい。マスクはしていたものの、ほぼ1時間近く狭い車内での同乗ですから、感染している可能性は充分にあります。昨日は鼻づまりがぶり返し発熱気味でしたが、木曜日は行きつけの医院は休診日でしたので、今日、検査をしてもらう予定。可能性は高いなあ…今のうちから隔離生活で、妻にうつさないようにしないと。

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何かと手術が必要になる年代か

2025年02月06日 06時00分17秒 | 健康
昨年は、私が化膿して出血を続けていた智歯(親知らず)と隣接する大臼歯を抜く手術を受けました。1泊2日とはいうものの全身麻酔で行った手術後の回復は長くかかり、歯肉が盛り上がってシリンジ洗浄の必要がなくなったのはおよそ半年ほど後でした。この間、化膿させてはいけないと注意深く歯磨きをし、うがいを続け、ようやく左右両側の歯で食べられるようになったことを喜びました。

今年は妻の番になったようで、目の手術が必要になってしまいました。眼科医を受診するにも瞳孔を開く目薬を使う関係で自分で運転して通院できません。私の車に同乗して紹介状を持ち、山形市内の大きな眼科に通って検査を受け、左右2回の手術の日取りが決まったところです。寒波の襲来で妻も何かと心細がっていますから、だだっ広い自宅に一人ぽつんと置いて自分だけ演奏会通いもできにくい。この期間、少しだけ自粛して家にいることにしましょう。

私たち夫婦とも、60代はあまり手術などとは無縁に過ごせましたが、父母の例を見ても70代は不具合が生じやすい年代なのかも。何かと手術が必要になったりしますが、ここを早期に治療して乗り切ることができるとなんとか80代まで到達できるようなのです。


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老眼鏡を新調することに

2025年02月01日 06時00分55秒 | 健康
過日、予定外に一万円ほど臨時収入が入ったので、老眼鏡を新調することにしました。勤め人時代にはそれほど感じなかったけれど、完全リタイア組にはありがたいことです。財布に入れておくとなんだかあっという間に飛んでいってしまいますので、度数の合う老眼鏡を作っておけば一番役に立つだろう、という判断です。

今まで使っているものは、古いほうが2013年の8月の購入(*1)で、新しい方でも2018年6月(*2)です。2025年まで、それぞれ12年と7年、使っていることになります。この他にも、安いプラスチックの製品も使ってみたのですが、あっという間にフレームが壊れてしまい、やっぱりダメだなあという結論になっていました。

今回、新調したものは、目からの距離が70cmもあるディスプレイがしっかり見えて、なおかつ手元のノートや書類も見えるようにということで、単焦点レンズではなく「近・近タイプ」を選びました。視線の移動は伴いますが、用途を考えればベターな選択かと思います。出来上がりは2月3日(月)とのこと。実際にはどんなふうに見えるか、楽しみです。


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大臀部にできたイボが出血したので皮膚科を受診

2025年01月31日 06時00分18秒 | 健康
自分では見えないのですが、数年前に左の大臀部にイボができたらしく、最近は次第に成長してきていました。しかも、先日は便座に出血痕が残っているではないか! ウィルス性? 悪性腫瘍? なんだかいやな感じです。逡巡しているよりも専門家に診てもらおうと皮膚科を受診しました。例によって、メモ用紙に要点をまとめて電話で経過と症状を伝えて予約を取り、受診時には受付に診察券とメモを渡しました。

で、診察の結果は? 良性腫瘍の一種で「脂漏性角質症」、要するに「老人性のイボ」だそうな。皮膚の表面にある直径1cm未満の茶色の痣のようなものが盛り上がって角質化し、イボになったもので、特に害はないそうです。出血したのは出っ張ったイボが取れかかっていたためで、液体窒素でイボを「焼いて」自然に取れるのを待つことに。皮膚の深いところだと手術の必要があるそうですが、表面なので無害との診断に安心しました。

感染性のものではなく、悪性腫瘍でもないとのことで、まずは良かった。しかし「老人性のイボ」なんて、いやな診断だなあ。いや、確かに老人の部類なのですが、そうハッキリと言われるとなあ…(^o^)/ 皮膚科の先生、経過と症状の要点をまとめたこういうメモはありがたいとのこと。問診が的確にでき、診断がしやすくなるそうです。

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鼻づまり対策と水ぬれガーゼマスク

2025年01月17日 06時00分10秒 | 健康
人混みに出る時など、いつもは不織布マスクを使っているため、昔ながらのガーゼマスクを使うことはほとんどありませんでした。コロナ禍の初めの頃、マスクが不足して困っていた時に某首相がガーゼマスクを配った時など、打つ手がそれかとがっかりした記憶があります。

この冬、風邪気味で鼻づまり症状で寝ている時に、口呼吸になってしまうために口や喉がカラカラに乾いて目がさめ、眠れなくなってしまいます。不織布マスクでも多少は緩和されるものの、基本的には同じです。一日に数時間しか眠れない日が続いた時に、ふとひらめきました。鼻呼吸では呼気や吸気が鼻腔を通る時に保湿というか水蒸気量を調節しているのだから、マスクを水で濡らしてやれば乾燥を抑えることができるのではなかろうか?

で、コロナ禍で配られたガーゼマスクを引っ張り出し、ペットボトルのキャップに1杯分くらい、鼻と口のあたりに水をたらしてしみこませました。最初は濡れた感じに違和感がありますが、効果はありました。一晩でほぼ乾いてしまうのですが、夜中に生乾き状態で水を追加してやると保湿効果が保たれるようで、乾燥防止には役立つようです。「アベノマスク」と揶揄されたガーゼマスク、捨てないで取っておいて良かった(^o^)/ できればもう数枚ほしいところです。こんど、ドラッグストアで探してみましょう。

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鼻づまりで眠れない〜日中にうたた寝で風邪気味の悪循環

2025年01月13日 06時00分16秒 | 健康
このところ、鼻づまりで鼻呼吸が妨げられるため、夜に口がカラカラになって目がさめてしまいます。呼吸をしないわけにはいかないので、口呼吸になっているのでしょう。マスクをして口に少し水を含んで寝ようとしますが、なかなか眠れない。睡眠不足になって日中にデスクでうたた寝をしてしまい、今度は風邪ぎみです。熱はないのでインフルエンザではなさそうですが、なんとも悪循環だなあ。風邪が悪化しないようにうがいをして暖かくしていますが、今の季節、雪が降れば問答無用で除雪もしなければいけないので、雪降りが一休みしてくれるのはたいへんありがたいです。

昨年の暮れに耳鼻咽喉科で薬をもらっていて助かりました。ジェネリック医薬品の供給は相変わらず混乱しているようで、今回はカルボシステイン錠に代わりムコダイン錠をもらってきました。服薬により、30分〜1時間後には鼻づまりがだいぶ楽になります。過去記事で当時の状況と回復の目安がわかりますので、先行きが不安な気持ちも少し楽になります。とにかくアレルギー性副鼻腔炎でハウスダストが原因とわかっていますから、窓を開けて空気を入れ替え、せっせと掃除をするに限ります。花粉症のみなさんとは逆に、春になればてきめんに良くなるのですから現金なものです。風邪を引かないよう、悪化させないように気をつけて、なんとかこの冬を乗り切りたいものです。


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昨年9月から15ヶ月間の1日あたり平均歩数は

2024年12月08日 06時00分40秒 | 健康

2022年の冬からひどい鼻づまりに悩まされて夜も眠れないほどで、耳鼻咽喉科を受診し、室内の掃除とともに服薬と鼻洗浄等を中心にした治療記録をノートに取り始めました。これが軌道に乗り、治療の効果が見え始めた頃に、健康のためにと記録項目を付け加え、一日あたりの歩数も記録するようにしました。このデータを表計算 LibreOffice Calc で集計してみたところ、次のような結果になりました。

  • 2023年の9〜12月までの最大値は 8,176歩で、最小値は 1,264歩、平均は3,881歩である。2024年の最大値は10,418歩で、最小値は 1,221歩、平均は12月5日現在で 4,471歩となっている。2024年を上半期と下半期で比べてみても、平均 4,488歩に対し 4,458歩と大差ない結果で、やはり2023年の平均よりも多くなっている。
  • この理由は、晴天時の歩数はあまり変わらないが、今年は悪天候時に室内ウォーキングを心がけて歩数の底上げを図っていることが影響してると思われる。このあたり、ノートに記録するようになったことで、実際の歩数というか運動量が見える化された点が大きい。

この秋に罹患したマイコプラズマ肺炎の経過観察もありますが、ウォーキングで健康を維持しようという心づもりです。いや、むしろ問題はこの冬場をどう乗り切るかでしょうか。できれば、1日あたりの歩数は 5,000歩以上を確保したいところです。また、健康診断後の健康相談で指導があった、ふだんの生活にストレッチ等の運動をどう組み込むかという点も課題です。日常生活を具体的に見直すと、いろいろなことが見えてくるようです。

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検診後の健康相談に初めて参加してみた

2024年12月05日 06時00分20秒 | 健康

これまでずいぶん長い間、健康診断ではオール◯を記録し、「職場の三健人」などと言われていい気になっていましたが、リタイアして古希の声を聞くあたりからしだいに指摘事項が出るようになりました。幸いにまだイエローカードにとどまっており、レッドカードには至っておりませんでしたが、今年は保健師さんが自宅に訪ねてきて肺に影があるとの指摘でした。すぐに精密検査を受け、九月のひどい風邪=マイコプラズマ肺炎だったことがわかったということもあり、健康診断とその後のフォローの仕組みにあらためて感謝したところです。

そんなこともあり、案内をもらった健康相談に出かけてみました。平日の午前九時半という時間帯のせいか、相談者の姿はまばらで、じっくり話をし、説明を受けてきました。

  • マイコプラズマ肺炎で10日間も寝ていた影響は、一ヶ月後の検診に数値として現れる。体重減によるBMI値や腹囲の減少は見かけ上のもので、筋肉量の減少にともなうものと見るほうが近いだろう。
  • 糖化ヘモグロビンの値HbA1cが5.8→5.9に増加した件も、影響があったと考えるほうが自然。

  • コーヒーとともに甘いものを摂取する件については、一日あたりトータルで考えて、甘いものを食べた日は夕食のご飯を控えめにするなどして調整するのが良い。
  • 年齢的にも血圧など他の値はたいへん良好なので、ウォーキング等を継続するとともに、冬場や悪天候時には屋内でストレッチを取り入れるなど、食事と運動を心がけるとよい。

なるほど。厳格な食事制限などが必要なのではというような先入観がありましたが実際はそんなことはなく、現実的でたいへん有意義なアドバイスをいただきました。若い保健師さんに親切に話を聞いてもらっただけで、なんだかほのぼのとした気分で帰宅しました(^o^)/

 

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マイコプラズマとマイコプラズマ肺炎について調べてみた

2024年11月05日 06時00分43秒 | 健康

9月初旬にひいた「ひどい風邪」が、健康診断で肺に影があるとして精密検査の勧告を受けて、実はマイコプラズマ肺炎であったことが判明しましたが、マイコプラズマとはどういう存在か、またマイコプラズマ肺炎とはどういう病気なのか、よくわかっていませんでした。そこで、雨降りで農作業ができない農休日を利用し、備忘録ノートに要約しながら調べてみました。信頼できるであろう情報源としては、岩波の『生物学辞典(第4版)』と国立感染病研究所のWEBサイト(*1)です。

まず、マイコプラズマとはどういう存在か。

  • Mycoplasma は、ウィルスと細菌の中間的な位置に置かれている一群の微生物。19世紀末に初記載され、20世紀はじめに命名された。ウィルスとは異なり、人口無細胞培地で発育できる。
  • 最も小さいゲノムサイズを持ち、DNA のA(アデニン)T(チミン)含量が64〜77%と高く、タンパク質合成の際に通常は読み込み終止コドンであるTGAがアミノ酸のトリプトファンをコードするという特徴がある。タンパク質合成の場であるリボソームを構成するrRNA(リボソームRNA)の一次構造などから、クロストリジウム属細菌に最も近縁とされる。
  • 細胞壁がなく、3層からなる細胞膜で包まれ、目玉焼き状の集落を作るのが特徴。特異抗体により人口培地中で発育阻止を受ける。
  • 広く自然界に分布し、各種動植物、下水などからも分離される。ヒトの口腔に常在するものや動物、鳥類に由来のものでヒトに肺炎あるいは関節炎を起こすものがある。

なるほど。細胞壁がないということは、細胞壁生合成の回路を阻害することで薬効を示すペニシリンやセフェム系等のβ-ラクタム系の抗生物質(*2)は効かないということだな。しかし『生物学辞典』の文字は小さくて、老眼鏡をかけてもそろそろ厳しくなってきているようです。

それでは、マイコプラズマ肺炎という病気についてはどうか。

  • 肺炎マイコプラズマによる感染症で、患者からの飛沫感染と接触感染により拡大し、感染には濃厚接触を要する。地域での感染拡大の速度は遅い方である。
  • 病原体は侵入後、粘膜表面の細胞外で増殖を開始し、のど、気管、気管支、肺胞などの粘膜上皮を破壊する。とくに気管支、同繊毛上皮の破壊が顕著で、粘膜の剥離、潰瘍を形成する。
  • 潜伏期は通常2〜3週間で、初発症状は発熱、全身の倦怠感、頭痛など。初発後3〜5日で咳が始まり、解熱後も3〜4週間と長く続く。声がかれ、耳痛、咽頭痛、消化器症状や胸痛が見られることもある。
  • 喘息様気管支炎を呈することが多く、喘鳴が見られることも多い。中耳炎、膵炎、肝炎、溶血性貧血など合併症をともなうこともある。
  • 血液所見では白血球数は正常または増加、赤沈は亢進、CRPは陽性、AST、ALTは一過性で上昇。
  • 感染により特異抗体が産生されるが、生涯続くものではなく、徐々に減衰していく。ペニシリンやセフェム系などβ-ラクタム剤は効果がない。マクロライド系やテトラサイクリン系、ニューキノロン薬剤が用いられる。例えばエリスロマイシン、クラリスロマイシンなど。

なるほど。心当たりがあります。初発時期が9月初旬ということは、その2〜3週間前というと、お盆の時期にあたります。この頃、地域の花火大会を実施するために多くの人と接する機会が多く、マスクをしないことも少なくなかった。たぶんその頃に感染してしまったのでしょう。

また、細胞壁を持たないためにペニシリンなどβ-ラクタム系の抗生物質が効かない代わりに、細胞膜がむき出しですので石鹸や合成洗剤など界面活性剤に弱い。接触感染に対して手洗いが有効だ、ということがわかります。粘膜細胞の外で増殖し始めるわけなので、うがいも有効だということでしょう。マスク、うがい、手洗い等の古典的予防策は、マイコプラズマ肺炎の予防に関しても有効だということだな。

(*1): マイコプラズマ肺炎とは〜国立感染症研究所

(*2): 抜歯手術後に処方された抗菌薬サワシリンについて〜「電網郊外散歩道」2024年7月

 

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胸部X線で肺に影が見えた件の精密検査結果

2024年10月27日 06時00分28秒 | 健康

9月の健康診断の結果、胸部X線で肺に影が見えたとして至急精密検査をするように、自宅まで保健師さんが訪ねてきて勧告された件、その日のうちにかかりつけの医院に直行してレントゲン撮影をしたところ、たしかに肺の両側にぼんやりとした影が見えました。丸い形ではなかったので肺がんの可能性よりも9月上旬にひいたひどい風邪による肺炎の可能性を疑い、某病院にCT撮影を依頼したところ、すぐ翌日の午前中に予約が取れました。CT画像のデータをDVDに焼いたものを持参し、翌日にかかりつけ医院を受診、CT画像のデータと9月に受診した際の「いつもと違う風邪」症状から、マイコプラズマ肺炎と診断されました。で、抗生物質による治療が必要かどうか、採血をして炎症反応の程度から判断することになり、その場ですぐ採血。翌々日の金曜日には検査結果をもとに、次のような結論になりました。

  • 受診時の記録と胸部レントゲン及びCT撮影の結果から、マイコプラズマ肺炎と考える。
  • 炎症反応の程度は低く、抗生物質による治療は必要がない。10日間も寝ていた間に自力回復したのだろう。肺に映った影は、その影響が残ったものと考えられるので、1ヶ月後にもう一度胸部X線撮影を行い、変化を見ることとしたい。
  • CT撮影の結果から、心臓の大動脈等の石灰化の程度は年齢相応と見られる。むしろ、腎臓の両側に石灰化が見られ、剥離すると腎臓結石として痛みが感じられるだろうから、救急車を呼んだ場合などは伝えておくとよい。
  • 血液検査の結果、ぎりぎり貧血になっている。他は良好だが、アレルギー反応が強く出ているようだ。(私:ハウスダストに対するアレルギーがあり、例年、秋から冬にかけて鼻づまりが悪化することが多いので、そのせいではないか)


まずは結核や肺がんなどという結果ではなかったので、ほっとしました。マイコプラズマ肺炎という言葉は最近になってよく聞くようになりましたが、よくわかりません。これは調べておく必要がありそうです。

また、健康診断が10月9日、保健師さんの来訪と精密検査の勧告が10月21日、その日の午後にかかりつけ医院で胸部X線撮影を行い、翌22日午前中にCT撮影、23日午後に血液検査、そして25日には結論が出るという経過で、わずか5日間のスピード解決でした。待ち時間を含めた所要時間も、自宅を車で出てから帰宅するまで各1時間程度と短く、たいへんスムーズでした。このあたり、珍しい難病への対応は別として、通常の医療の場合は都会よりも田舎のほうが混雑しない=待ち時間が少ないという実例なのかもしれません。

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突然、わが家に保健師さんが来訪、至急精検の勧告あり

2024年10月25日 06時00分58秒 | 健康
先日、地区の健康診断を受診した結果については、まだ報告書が届いておりませんので、のんきにしておりました。ところが過日の午後、わが家に保健師さんが来訪、「至急受診のご連絡」として胸部レントゲンの精密検査を勧告されました。なんということだ! すぐにかかりつけの医院を受診、胸部レントゲンを確認したら、肺の両側にぼんやりとした影が見えました。これは一大事と翌日に某病院でCT検査を受けてきました。考えられるのは先月上旬にひいたひどい風邪で10日も寝込んだことから、肺炎をおこしている可能性があります。その他には結核、肺がんなどの可能性もありますが、丸っこい影ではないので、第一に肺炎を疑っております。詳しくはCTの結果をもとにかかりつけ医院を再受診した際に判明する予定。いや〜ん!

しかし、こうなると地区の一斉健康診断というスクリーニングのシステムは有効だと感じます。先人の工夫と努力が形になったものでしょうから、やはり考えなしに悪口を言うことはできません。少数の難病等に対応できないからと言って、実績のある標準治療の価値が下がるわけではないように、いろいろな問題はありつつ、医療体制は基本的にはよくできていると感じます。

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地区の健康診断に行ってきた

2024年10月10日 06時00分30秒 | 健康
過日、妻と地区の健康診断に行ってきました。某検診センターが会場で、朝から絶飲食で出かけ、問診の後に身長・体重、腹囲、視力、眼底検査、血圧、採血、心電図、胸部X線、胃部X線、超音波エコーといった内容です。詳しい結果は後日送付されてきますが、とりあえず判明したのは;

  • 身長は数ミリ低くなったが体重も減少していたので、BMI=22.1 だった。腹囲が昨年の 82cm から
    79cm と 3cm も減ったのは、9月のひどい風邪で10日も寝込んだからだろう。体重減も筋肉が落ちたせい?
  • 血圧は 109/74 と問題なし。
  • 視力は 1.2/0.9 と右目が下がった。言われてみれば、右目の解像度に違和感がある。要チェック。

といったところでしょうか。そういえば、近頃なんだか若い頃のズボンが無理なくはけるのに驚いていたなあ。

もらった下剤をすぐに服用し、その場で紙コップで3杯も水を飲み、バリウム滞留対策。帰りに妻とモスバーガーに寄りましたが、季節のハンバーガーとコーヒーがやけに美味しく感じられました。自宅に戻り、リンゴ「紅つがる」を剥いてたくさん食べ、ヨーグルトで調整しました。おかげで今朝のお腹は快調(^o^)/

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