電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

好天に誘われて〜リンゴ畑を眺めながら秋の散歩

2023年10月31日 06時00分15秒 | 散歩外出ドライブ
良いお天気となった秋の某日、所用があり、徒歩で公民館に向かいました。時間に余裕を持って出かけましたので、少し周辺を散歩することに。





秋晴れの、ほんとに良いお天気です。どなたかのリンゴ畑が見事に色づいて、立派な出来です。うーむ、我が家のリンゴもあのくらい上手に作ってみたいものだと思いながら、いやいや、出荷できるレベルまで手をかけるのはたいへんだぞと思い直し、どうにか工夫できないかと思案しつつ、秋の散歩です。

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今回壊れたものを含め計4台のノートPCを処分する

2023年10月30日 06時00分45秒 | コンピュータ
先日、壊れたノートパソコンを含めて、我が家には処分していないノートPCがまだ4台もあります。断捨離とか終活とか大げさなことをいう前に、これは場所ふさぎです。ただ、これまで処分せずに残っていたには理由もありました。デスクトップPCは分解も楽でハードディスク(HDD)を外すのも簡単にできますので、個人情報やパスワード等を含むHDDは取り外し、岩にたたきつけて物理的に破壊して処分(*1)しましたので、もう残っていません。ただし、ノートPCは分解してHDDを外すのに手間がかかります。ずっと先延ばしにしていたために、4台もたまってしまったのでした。

これはさっさと処分するに限るとネットで調べたら、環境省認定という謳い文句のパソコン無料回収が2023年11月30日までというのを知りました(*2)。では、一周忌前のこの時期に、4台のノートPCのHDDを外す作業などをするべきか? いやいや、そんなことをしていたら、忍耐強い妻も堪忍袋の緒が切れるのは必定です。今ならば回収費用は無料ですが、ハードディスクのデータ消去は有料で請け負うという仕組みのようです。「PCおまかせ安心消去サービス」が1台あたり3,180円×4台=12,720円、それに消費税が付いて 13,992円とのこと。古いWindowsノートPCには重要なデータが残っている可能性もあり、やむを得ない必要経費と判断しました。

調べてみたら、4台のノートPCの他に、昔のキャノンのイメージスキャナも回収できるようです。大きさもちょうど同じくらいだし、一緒に処分することとし、保管していたONKYOのミニコンポ CR-555 の箱がぴったんこでしたので、データ処分依頼の書面を添付して申し込み。翌日には佐川急便が取りに来て集荷伝票を置いていき、きれいさっぱりなくなりました。なお、ハードディスクは物理的に破壊するのだそうで、後日、メールで完了報告が届くそうです。

(*1): パソコンの台数を減らす〜Windowsデスクトップはハード側の問題みたい〜「電網郊外散歩道」2021年8月
(*2): 【国認定】パソコン無料回収のリネットジャパン

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今年の里芋はよくできた〜収穫して乾燥中

2023年10月29日 06時00分14秒 | 週末農業・定年農業
サツマイモの収穫に続き、先日、里芋を収穫しました。桃の収穫が終わった9月になってからマルチを外し、土寄せをしましたので、生育の様子が心配でしたが、掘ってみたら例年にない良い出来でした。品種は当地の主力の「どだれ」です。



包丁で葉と茎をバッサリ切り落とし、株を目印にクワで周囲の土を取り除きます。根元にざっくりとクワを入れ、ヨイショっと掘り起こすと、大きく成長した小芋が親芋があった周囲にたくさん付いています。これを抱えあげて、やわらかい畑の土にドスンと落とすと、小芋が外れてきますので、これを集めます。



取れない小芋は軍手をした手で外して、「かぶさ」(*1)の根を切り落とし、これはこれで食べられますので、別に集めます。



それぞれの株の後に収穫した里芋を集めておき、掘り起こしが終わってからコンテナに集めます。



いやー、今年は出来がいいぞ。去年と比べるとだいぶ大きいし、病気もない。上等、上等(^o^)/



30株を植えてコンテナ2個分を収穫し、リンゴの皮を剥いて休憩です。



空はすっかり秋の空。



軽トラックで自宅に戻り、作業小屋の前に並べて乾かします。写真はまだ土が湿っている状態ですのでだいぶ黒いですが、乾くと白っぽく変わります。




これで、美味しい芋煮が食べられます。寒くなってきたときに、牛肉をたっぷり入れた美味しい山形芋煮に唐辛子をふりかけ、熱燗の日本酒「出羽桜」や「六歌仙」等をキュッと一杯。私は飲ん兵衛ではありませんが、これはこたえられない贅沢です。

(*1): 「かぶさ」とはアラブの料理ではありませんで、里芋の親芋だった部分のこと。ごりごりしますが、ここも「かぶさ汁」などの形で煮て食べることができます。

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リビングのお下がりノートパソコンがついにダウンした

2023年10月28日 06時00分45秒 | コンピュータ
子どもが不要になったお下がりノートパソコンが、ついにダウンしました。昨年(2022)年の春に Ubuntu 20.04LTS をインストール(*1)し、おそらくハードの不具合と思われる一部のキーの不動作は外付けキーボードで回避して、TeX/LaTeX を導入(*2)したり Spotify を導入(*3)したり、リビングに置いた専用パソコンとして便利に使っていたものです。症状は、電源を入れて起動メッセージが出た後にログイン ID が表示され、パスワードを入力する画面でザーッと砂嵐になってしまい、あとは動作を受け付けない、というものです。おそらくはハード的な不具合の拡大でしょう。

仕方がないので、お下がりノートパソコンを撤去し、代わりにリビングには Windows サブノートの ThinkPad E130 を置いて起動してみました。2013年6月に購入(*4)した本機は、もともと Windows8 で動作するものでしたが、メモリが 8GB あるのをいいことにむりやり Windows10 に更新したもので、とにかく動作がのろい、遅い! これを常用するにはちょいとつらい現状です。これは、そろそろ Windows 機を更新して、ThinkPad サブノートの方を Linux 化 するべきだろうなあ。メモリ等の供給状況もだいぶ改善されてきたようですので、今年のクリスマス・セールあたりをめどにして、考えてみましょう。

(*1): 子どもが不要になったノートPCにLinuxをインストールする〜「電網郊外散歩道」2022年5月
(*2): お下がりノートPCにTeX/LaTeX環境を導入整備する〜「電網郊外散歩道」2022年9月
(*3): ノートPCの環境設定のついでにデスクトップPCにもSpotifyを導入する〜「電網郊外散歩道」2022年5月
(*4): 新しいサブノートパソコン ThinkPad が届く〜「電網郊外散歩道」2013年6月

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一日の過ぎる早さ

2023年10月27日 06時00分51秒 | Weblog
秋、一日がなんと早く過ぎていくことか。昨日は良いお天気で、数日前から来てくれている植木屋さんも作業しやすそうでした。自宅裏の畑の隣が宅地化されるそうで、境界の立合をしたり、里芋を試し堀りしたり、柿の徒長枝を切ったり、終日こまごまとした作業をして過ごしましたが、今日も良いお天気は続きそうです。たぶん、同じように早く過ぎていくのだろうなあ。そう感じるのは、日が短くなっているのも原因の一つなのでしょう。朝、6時ではまだ暗いし、夕方、5時ではもう薄暗い。夏場は朝4時半過ぎには明るくなり、夜は6時半でもまだ明るかったのですから、年をとったこととは関係ないと思うのですが。

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広告に邪魔されることなく長時間ずっと好みの音楽を流すには

2023年10月26日 06時00分10秒 | クラシック音楽
昔の話ですが、1960年代の NHK-FM は、スイッチを入れれば音楽が流れるようなもので、作業をしながらBGMのように楽しむことができるという点で、たいへん具合が良かったように思います。ところが、いつ頃からでしょうか、民放ラジオのようにおしゃべりが主体となり、音楽を流しっぱなしのジュークボックス(*1)のような利用には適さなくなりました。

最近は、YouTube や Spotify など、お目当ての曲を聴く手段がだいぶ増えてきましたが、これらも流しっぱなしにしていると広告が割り込んできて、しかも「会員になってお金を払えば広告は入らないよ」と誘われる仕組みになっているようです。音楽を遮ってしゃべりだす広告には思わず反感を覚えてしまいますし、月額980円、あるいは年額9,800円などの会費を払い続けるに値するほどの利用はたぶんしないでしょう。むしろ、小規模とは言え今まで蓄積してきたLP/CD等のライブラリを何度も聴きたい気持ちのほうが強いです。

私の場合、今は簡易なデスクトップ PC-audio が主体になっていますので、Linux PC 上の Rhythmbox という音楽再生ソフトで、広告に邪魔されることなく長時間ずっと音楽を流し続けることは可能です。ただし、「長時間ずっと好みの音楽を流す」には少々工夫が必要で、それには同ソフトウェアの「フィルタ」機能が役立ちます。



Rhythmbox の「レンズ」ボタンをクリックすると、PC に蓄積された音楽データの中から、キーワードに合致する曲を選択して一覧してくれます。例えば「Piano Trio」と入力すると、ブラームスのピアノ三重奏曲やドヴォルザークのそれ等を表示するので、最初からずっと再生していけば、いろいろな作曲家のピアノ三重奏曲を流しっぱなしにできる、という仕掛けです。

よく晴れた秋の夕方、果樹園から帰って着替えながら「Dvorak」を連続再生すると、交響曲や協奏曲、室内楽、歌曲などがずっと流れ、気分はドヴォルザーク色に。ちょいとユーウツな気分であれば、「Andante」と指定してやると、バッハのブランデンブルグ協奏曲の第2番と第4番とか、バルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」とか、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番とか、Andante と記載のある楽章を再生します。途中でストップして翌日に続きを聴きたければ、PC の電源を shutdown せずに suspend すれば、翌日また続きを再生できます。私の場合は Linux PC ですので Rhythmbox を使いましたが、Windows 上の音楽ツールでもでも同様のことができるはず。ちょいとフィルタを工夫すれば思いがけない演奏リストになることもあり、使い方を工夫すれば、なかなか便利なものです。

(*1): ジュークボックス〜Wikipedia の解説

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サツマイモを掘ってみたら超デカかった

2023年10月25日 06時00分58秒 | 週末農業・定年農業
数年前に復活させた野菜畑、今年は里芋とサツマイモ、トウモロコシと枝豆等を植えました。トウモロコシと枝豆はすでにお腹の中に収まり、サツマイモは先日少しだけ試し堀りをしています。その時は、一部に大きいものもあるけれど、やけに小さいものが多く、猛暑の影響なのか蔓ボケなのか、全体的な結果が知りたい、というものでした。



で、残りを掘り出してみました。いやいや、立派なものです。超でかい。俗っぽい言い方ですが、ほんとにそう言いたくなるほど大きいです。今年は失敗作かなと思っていましたが、どうしてどうして、必ずしもそうでもなさそうです。

このくらい大きいと、料理する際に普通の輪切りでは対応できないみたい。超でかいサツマイモの料理法について、妻に相談してみなければ。それと、次は里芋の収穫だな。

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うっかりして苗を準備できなかったレタスも

2023年10月24日 06時00分08秒 | 週末農業・定年農業
この夏、余りの暑さと桃の収穫に注意力を奪われ、妻も体調が優れず畑に出られない日が続いたため、野菜苗の入手と植え付けを失念してしまいました。最大の失敗は例年70株以上を植え付ける白菜がゼロになってしまったことですが、レタスも全然ないのでは困ってしまいます。ふと昨年のレタス畑を見たら、トウが立ちこぼれた種から出てきたらしいレタスの株を見つけました。おお、これはありがたい! さっそく掘り起こし、白菜を植えていないために空いた畝の一角に、レタスとパセリを移植しました。雪が降るまでどのくらい大きくなるかわかりませんが、全然ないよりはありがたい。適宜、追肥をして育ててみましょう。晩秋の頃に、数枚の葉を取ってきて皿を飾るくらいはできるかも。負け惜しみのようですが、いいのです。何歳になっても、私たちは失敗を通じて学ぶのですから。

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山響第312回定期演奏会でコダーイ、サン=サーンス、サラサーテ、ドヴォルザークを聴く

2023年10月23日 06時34分40秒 | -オーケストラ
よく晴れた秋の日曜日、山響こと山形交響楽団の第312回定期演奏会を聴きました。今回は、小林研一郎さんの指揮、瀬崎明日香さんのヴァイオリンで、次のようなプログラムとなっています。

  1. コダーイ「ガランタ舞曲」
  2. サン=サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」 Vn:瀬崎明日香
  3. サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」 Vn:同上
  4. ドヴォルザーク「交響曲第8番」
     小林研一郎 指揮、山形交響楽団

いつもは、指揮者が登場して西濱事務局長とトークをするのですが、今回は何か趣向があるようで、左奥に使わないはずのピアノが置いてあります。指揮者に代わって登場したのは、今回の独奏者の瀬崎明日香さん。先ごろ逝去された山形交響楽協会会長の三井嬉子さんの思い出や、指揮者のコバケンこと小林研一郎さんのことなどを話しました。それから指揮者の小林さんが紹介されて登場、というよりも、話しながらピアノに向かい、コダーイのガランタ舞曲の旋律を紹介した後、フルートの知久翔さん、オーボエの柴田祐太さん、クラリネットの川上一道さんの三人に吹いてもらい、その魅力を話します。続いてホルンの勇壮な旋律とチェロの聴きどころを紹介、なるほど、あまり知られていない曲目の魅力を紹介して親しんでもらおうということなのだな。コバケンという愛称で親しまれている理由がわかりました。川上さんを山本さんと間違えた小林さんのおちゃめさも、苦笑しながらちゃんと手を挙げた川上さんも、筋書き通りにはいかない本番の面白さかも(^o^)/

それで、第1曲め、コダーイの「ガランタ舞曲」です。作曲家の石川浩さん執筆のプログラムノートによれば、この曲は「1933年に創立80週年を迎えたブダペスト・フィルハーモニー協会の祝賀行事のために書かれた作品」だそうで、2017年に飯森範親さんの指揮で聴いて以来(*1)、実演では二度目となります。楽器編成と配置は、左から第1ヴァイオリン(10)、第2ヴァイオリン(8)、チェロ(6)、ヴィオラ(5)、その右にコントラバス(4)と、ヴァイオリン群を増強、ヴィオラが少ないけれど、コントラバスも増やしているようです。正面奥にフルート(2)、オーボエ(2)、その奥にクラリネット(2)、ファゴット(2)、その奥にトランペット(2)、木管の左にホルン(4)、正面最奥部のティンパニの左にトライアングル、スネア・ドラム、グロッケンシュピールのパーカッションが並ぶ、というものです。
出だしのチェロの哀感を持った旋律が勇壮なホルンに引き継がれて曲が始まると、ダイナミックで美しい音楽となります。フルートからオーボエ、クラリネットと見事に引き継がれる例の部分も本当に魅力的で、リズムも響きも多彩な音楽・演奏に魅了されました。聴衆も爆発的な拍手、でも指揮者が言うとおり、「こんなスゴイ演奏には起立して表すべき」でしょう。スタンディングオベーションでした。

この後、独奏者の場所を取るためにヴァイオリン・パートを左に少し下げますが、楽器編成と配置は変わらず。左袖から独奏者が登場、少し緑色がかった水色のドレスで、瀬崎明日香さんの登場です。指揮者は先の「ガランタ舞曲」では暗譜でしたが、今回はスコアを置いているようです。サン=サーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」は、「序奏と気まぐれなロンド(輪舞曲)」というような意味でしょうか、スペイン風というかジプシー風というか、エキゾティックで高度に技巧的な音楽で、思わずリズムに乗せられてしまいます。大きな拍手に続き、サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」を演奏します。オーケストラが哀愁を帯びて開始すると、独奏ヴァイオリンがやっぱりジプシー風の「あの」旋律を奏します。どうしても独奏ヴァイオリンに聴き惚れてしまいますが、寄り添うオーケストラの美しさも特筆モノです。とりわけ瞑想的なところ、弱音部の繊細な響きは素晴らしかった。
聴衆の大きな拍手に応えて、アンコールはドヴォルザーク「ジプシー歌曲集」から「我が母の教え給いし歌」を無伴奏で。今回はジプシー音楽との関連をテーマにしたということでしょうか、独奏ヴァイオリンがロマ出身のソプラノ歌手のように歌い、こちらも素晴らしかった。



ここで、15分の休憩です。

後半は、ドヴォルザークの交響曲第8番。楽器編成は、Fl(2,うち1がピッコロ持ち替え)、Ob(2,うち1がイングリッシュホルン持ち替え)、Cl(2)、Fg(2)、Hrn(4)、Tp(2)にTb(3)とTubaが加わります。弦は1st-Vnの最後尾に瀬崎明日香さんが加わり、なんとも豪華な 11-8-5-6-4 という編成。バランス的に弦の中低域パートには負担がかかるのかもしれませんが、ゲストの参加に楽員の皆さんの志気は高まっているようです。私の大好きなドヴォルザークの8番、お天気の良い果樹園で仕事をするときに聴きたい曲のナンバーワン、しんねりむっつりするのではなくて、やっぱり開放的に持てる力を存分に発揮するのが合うのかもしれないと思わせる爆発でした! 音楽の心を届けるのは客席だ!と言わんばかりに客席の方を指差しながら指揮する姿に、音楽と楽員をコントロールするのではなくて、あるいはひそやかにコントロールしながらも、演奏者の自発的な気持ちを引き出すのがコバケン流なのだなと感じさせる演奏でした。ブラーヴォ! スタンディングオベーションでした。

山響の定期演奏会には珍しく、アンコールがありました。山響との共演を約束していた三井嬉子さんを偲び、約束を果たしましたよと「ダニーボーイ」を。その後、三井さんは山響がしんみり終わるのは喜ばないだろうからと、ドボルザークの交響曲第8番、第4楽章の最後の爆発をもう一度! 楽員の皆さんも手を振ってお別れしました。ほんとに良い演奏会でした。



この前、写真撮影が解禁となるタイミングが事務局から明示されましたので、少しだけ撮影してみました。指揮者の指示でホルンセクションが起立し、聴衆の拍手を受けている場面です。いいなあ。写真を見ると思い出されます。

(*1): 山形交響楽団第264回定期演奏会でコダーイ、ニーノ・ロータ、ブラームスを聴く〜「電網郊外散歩道」2017年11月

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タマネギ苗を植え付ける〜秋の農作業

2023年10月22日 06時00分29秒 | 週末農業・定年農業
秋、タマネギ苗の植え付けの時期です。農家の店に予約していた苗が届いたとの連絡があり、受け取ってきました。あらかじめ、苦土石灰と堆肥を入れて畑を耕しており、畝を立ててマルチを張り、植えるばかりにしていたところに植え付けをします。昨年は苗の予約を忘れてホームセンターから買ってきたため、なんだかか細い苗で、植え付けも苦労しましたが、今回はかなり成長した立派な苗でした。



今年は、普通のタマネギを200本、紫色のタマネギを100本、計300本を予約していましたが、植え付けてみると合計で330本ほどあり、1割増しになっているようです。マルチの幅・長さいっぱいに植え付け終わると、実に壮観です。



この2週間後、11月2日あたりに追肥を行い、成長を待ちます。冬を越して来年の春にさらに追肥をして、うまくいけば夏に収穫となります。苗は3,000円くらいですが、タマネギ300個というと市価はいくらになるんだろう? 1個50円として15,000円くらい? 別に出荷するわけではなく、送ったり分けてあげたりする分もかなり多いのですが、農業経営の効率という面から考えるとまずまずでしょうか。農業で生活するのは難しいけれど、年金生活の基盤の上に農作業を楽しむと考えると、体を動かして心身ともに健康に過ごせる分だけプラスかなと思います。



本日は山響第312回定期演奏会。小林研一郎指揮でコダーイのガランタ舞曲、ドヴォルザークの交響曲第8番、瀬崎明日香さんのヴァイオリンで、サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」とサン=サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」。懸案を片付け、万全の態勢で出かけましょう。

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秋の味と言えば「アケビの肉味噌詰め」でしょう。

2023年10月21日 06時00分23秒 | 料理住居衣服
秋の味と言えば、「山形では皮を食べる!」と驚かれた「アケビの肉味噌詰め」でしょう。これまでも何度か記事(*1)にしていますが、毎年この時期になると食べたくなる、ほろ苦い大人の味。



こういう料理は私の出る幕ではないというか、手も足も出ない領域です。でも今回は、妻も「会心の出来」ではなかったようで、「恥ずかしいからぜったいブログに載せちゃだめよ!」と命じられていましたが、いやいや、山形の季節の味を紹介するのに上手もヘタも見栄も体裁もないでしょう。「こういうものなのです」と開き直って言えば良いのです(^o^)/

(*1): 例えば 「ほろ苦さは大人の味〜山形のあけび料理」〜「電網郊外散歩道」2009年9月 など。

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なんとなく、気配を感じたんだ。

2023年10月20日 06時02分05秒 | アホ猫やんちゃ猫
ボクは窓から外を眺めるのが大好き。スズメが飛んでいたり、カエルがジャンプしたりするのを見ると、ボクも思わずジャンプしてしまう。でも、今日はなんとなく気配を感じたんだ。



後ろを振り向いたら、ご主人がスマホのカメラを向けていた。あ〜、やっぱり! なんだか静かだと思ったんだ。いつもはカチャカチャとキーボードをたたいているんだから。



平和な秋の一日。やんちゃ猫・李白にとって、外への憧れを持ちながらも、静かな良い一日になったことでしょう。

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柿を放置する家が多くなった

2023年10月19日 06時00分16秒 | 季節と行事
車で田舎道を走っていると、この季節には柿が鈴なりになっているのが目につきます。そういえば、近ごろは柿を放置する家が多くなったように感じます。昔は年寄りが渋抜きをしたり干し柿にしたりして、晩秋〜冬の甘味として重宝されただけでなく、さらに昔は救荒作物として大事にされ、一家に一本みたいに植えられていたもののようですが、今は放置状態。放置されるにはそれなりの理由もあるのでしょう。渋抜きも干し柿も手間がかかり、忙しい現代人には向かないのかもしれないし、何よりも年寄り世代がさらに高齢化し、柿の始末をすることができなくなってきた、ということも大きいでしょう。

そういえば、柿ほど手のかからない果物も少ないかもしれません。適度に剪定しておけば、そう何度も消毒する手間もいらず、摘果すれば実に大きな実になります。ただ、熊がやってくる地域では、柿を放置すると熊を呼び寄せる面もあり、早々と収穫するか見限って伐採するかの選択を余儀なくされるでしょう。熊も冬眠前のエサとなるブナの実が不作で大変でしょうが、なにせ礼儀を知るような存在ではありません。いつなんどき牙をむくかわからない面があります。なかなか難しいご時世です。

田舎の七十翁の感覚では、都会のトロピカルフルーツよりも我が家の干し柿や渋を抜いた甘柿のほうが好ましいと感じるのですが。



写真は、少し前の彼岸花。円形のコンクリートと小さな煙突は、我が家の江戸時代の古井戸を埋めた後にコンクリートで蓋をしたものですが、メタン発酵でガスが発生するおそれがあるために、ガス抜きとして付けられているものだそうです。工事をしてくれた職人さんは、ただ埋めて蓋をするだけではなくて、そうした点も細やかです。

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万年筆をテーマに継続して記事にするのは

2023年10月18日 06時00分24秒 | 手帳文具書斎
万年筆をテーマにして、継続してブログ記事を書くというのは、コレクターは別として一般の人にはなかなか難しいことのように思います。例えば、はてなダイアリーの「文房具グループ」(*1)はかなり頻繁に更新されているようですが、「万年筆グループ」(*2)はそれほどでもありません。文房具というと範囲が広いけれど、万年筆と限定すると、なかなか書きにくいということかもしれません。万年筆を購入すると喜んで印象を書き、少し使うと別のペンに目移りして、やがてしまいこまれてしまうという愛好家は少なくないのではと思います。では、万年筆をテーマに、二三回ブログ記事に取り上げた後、さらに書くことがあるとしたら、どんなことがあるのだろうか。

パソコンの場合、不具合が起こると記事ネタになるけれど、順調に使っている間はなかなか記事にはなりにくいように思います。同様に、ペンにどこか不具合があると記事にはなるでしょうが、安定して使い続けているときには、なかなか記事にはなりにくい。さらに言及するとしたら、結局は経過報告というか、現状レポートになるのではなかろうか。日常生活の変化や季節の移ろいに応じて、書くことや万年筆の現状がどうなっているかを書く。おそらく一般の人には「暇なことをやってるなあ」と思われるのだろうけれど、文具愛好家には理解あるいは共感が得られるのではなかろうか。

私の場合、インク補充の記録を中心に記事にしていますが、その頻度を見ると、各万年筆のおよその使用頻度が客観的なデータとしてわかります。それは、主観的な印象や評価とは別の、筆記具としての実際の姿を反映しているようです。

そんなわけで、使用頻度の高いメイン万年筆三本の現状は:

  • プラチナ#3776ブルゴーニュ(F)+プラチナ古典ブルーブラックインク 全く問題なし。インクフローも細字にしては良好で、同社の古典BBインクの特性もあり、手帳、ノート、メモ帳など身の回りのほとんどの紙で裏抜けせずに筆記でき、最も信頼性が高い。

  • TWSBIダイヤモンド580ALラヴァー(M)+モンブラン・ロイヤルブルー インク容量が大きく、備忘録ノートに大量の摘要や文章を書く際も充分に対応できる。インクフローや書き味についても問題なし。ただ、ボトルからインクを吸入する尾栓ネジがかくかくするようになり、ちょっと気になる。

  • パイロット・カスタム・グランディ(M)+パイロット・ブルーブラックに変更 先ごろ、現役復帰したばかり。こんなにインクフローが良かったのかと驚くほどのドバドバ感。備忘録ノートに使っているツバメノートに筆記する際に、まれに筆記に追従できずインク切れが起こることがある。点検修理してもらったのだけれど、40年以上使い続けて気密性が低下してきたのかもしれない。



というような状況です。

(*1): 文房具大好き〜はてなブロググループ
(*2): 万年筆〜はてなブロググループ

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「料理メモ」ノートを更新していたのをうっかりして

2023年10月17日 06時00分03秒 | 手帳文具書斎
自分で「これは作ってみたい」というものを書き留めておく「料理メモ」ノート、Vol.2 がいっぱいになっていたので、Vol.3 を作らなければ、と思い込み、ノートのストックの中からコクヨのソフトリングノートを取り出して、Vol.3 を作りました。ところが、並べてみて Vol.2 が2022年12月まで使っているのに、新しい Vol.3 が2023年10月から始まるのはおかしいと気が付きました。はて、もしかしたらすでに更新済みだったのでは?



念のために、当ブログで「料理メモ」で検索してみたら、すでに1月に更新済み(*1)でした。なんたるちや! サンタルチア! ちょっとまだボケるには早い! うっかり早とちりしてしまった原因は、使った「料理メモ」ノートをいつもの場所に戻さなかったことと、近ごろ新たなメニューを開拓・記入していないことにあるのではなかろうか。直近の記入は7月になっていますので、夏の暑さに負けてしまったからに違いない。もう一度、我が家の食材を見直して、食欲の秋にふさわしいメニューを開拓しなければ!

(*1): 「枕元雑記帳」と「料理メモ」ノートの更新のことなど〜「電網郊外散歩道」2023年1月

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