電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

病臥中にも迷惑メールは次々と

2024年09月14日 07時29分34秒 | コンピュータ
ひどい風邪がなかなか本復に至らず、相変わらず寝ています。ただ寝てばかりだと筋力が衰え、ほんとに「フレイル」になってしまうので、時々は起き出して日常の習慣を復活させようという計画です。

そんなわけで、しばらくぶりに常用メールアカウントを点検したら、見慣れないタイトルのものがたくさん届いていました。

【農業協同組合】振込(出金)、ATMのご利用(出金)利用停止のお知らせ  農業協同組合
【農業協同組合】振込(出金)、ATMのご利用(出金)利用停止のお知らせ  農業協同組合
【農業協同組合】振込(出金)、ATMのご利用(出金)利用停止のお知らせ  農業協同組合
【農業協同組合】振込(出金)、ATMのご利用(出金)利用停止のお知らせ  農業協同組合
[JAネットバンク]緊急停止のご案内                    JAネットバンク

メールの内容を確認すると、農業協同組合からのほうは

  1. 生体認証を利用、ログイン異常があり、ATMが一時利用停止された
  2. 利用停止を解除するには手続きが必要
  3. 次のサイトで手続きせよ https://〜.com

というもので、JAネットバンクのほうは自動振込が停止されたのでこのサイトで手続きせよというものでした。

フィッシング詐欺メールであることは容易に予想できました。理由は「同じタイトル・内容のメールが複数届いている粗雑さ」「JAネットバンクなど利用していない」ためです。文章はかなりこなれてきており、最近は文章のヘンさでは判断しにくくなってきています。要するに「次のサイトをクリックせよ」というメールはフィッシング詐欺が疑われるということでしょう。三菱UFJ銀行のような私が利用したこともない金融機関からのものでない、身近な農協を騙ったものだけに、「発信者名は偽装できる」という知識は大事だとあらためて感じているところです。

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病臥時のラジオ放送

2024年09月13日 06時53分28秒 | Weblog
今回の風邪の状況は、熱は37℃くらいで微熱状態、喉の痛みはだいぶ和らいでいるものの、声が出ない、うがいをするとむせる、咳がひどく時に喘息の発作のようになるなど、まだまだ回復途上です。寝ていることにも飽きているのですが、仕方なく横になる時間が多いです。これは意識して筋力回復を図る必要がありそうです。

ところで、病臥時にはラジオ放送がありがたい。国内の政党の総裁選や代表者選などの動きはもちろんですが、野次馬的に興味を持っていたのが米国の大統領選です。どうも、今回のテレビ討論ではカマラ・ハリス候補がトランプ候補より優勢だったようで、面白いことになっています。「もしトラ」が囁かれ、バイデン氏の大統領選不出馬とハリス氏の登場があり、副大統領候補の親しみやすさもあって、今回のテレビ討論会で流れが変わったような感じ。テレビでは映像があるので、候補者の顔がわかるのが大きいですが、ラジオでは要点が簡潔に示され、わかりやすい。民放のCMは鬱陶しいですが、NHK第1のニュース放送は聞きやすいです。

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風邪にともなう体温の変化を記録

2024年09月12日 17時19分31秒 | 健康
引き続き、風邪で寝ています。折りに触れて枕元雑記帳に体温を記録、今回の風邪にともなう変化をみていますが、上がったり下がったりでどうも変化が大きいです。全く記録がない9月6日は、祭の旗揚げでマスク姿で夜まで若い人たちに付き合った日で、翌日7日は熱っぽさを感じながらも農業用水路の草刈りと祭の終わりまで見届けた日。翌8日は、早朝に小雨の中を河川愛護デーで草刈りに従事した日で、遅い朝食の後はひたすら寝て治す日となりました。9月10日の急降下は、ロキソニンでどっと汗をかき、シャワーを浴びてむりやり体温を下げたためで、その後は37℃台が多くなっています。

地域の役割の立場上、休むことができずに無理をしたのは明らかです。無理をした分だけ、回復が遅くなっているということでしょう。大統領には副大統領がいるように、通常は補佐役がいるのでしょうが、当地の場合はそこまで割り切った対応ができていないということでしょうか。もう一つの要因は、この時期、夜中も暑かった! 夜中の室温が32℃なんて、信じられない! 本来であれば夜はぐっと涼しい気候のはずですが、今年は窓を閉めてエアコンをつけています。なるほど、温暖化は健康にも影響してきているということでしょう。

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喉の痛みは和らぐも、咳がひどく声が出ない

2024年09月11日 21時11分59秒 | 健康
今回は、なかなかしつこい風邪のようです。喉の痛みはよほど和らぎましたが、咳がひどく声が嗄れて出ないところをみると、うがいも届きにくい奥の方で炎症が残っている様子。引き続き寝ている生活です。

長引く夏風邪に心細さを感じる様子を書いていたのは、藤沢周平『三屋清左衛門残日録』でした。前回、読んだのは2016年の9月ですからちょうど6年前(*1)になります。

(*1): 藤沢周平『三屋清左衛門残日録』を再々読する〜「電網郊外散歩道」2016年9月
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ようやく熱が下がった

2024年09月10日 13時08分55秒 | 健康
昨日まで38.9℃の発熱が続き、完全にダウンしていました。今日、ロキソニンとシャワーで無理やり熱を下げ、37.2℃まで下がったので、再び内科医院を受診してきました。

今回の風邪は、検査の結果はコロナではないそうですが、今までの鼻風邪とはタイプが違うようでした。

  • 鼻づまりのせいか、涙がすごいことに。朝起きると水道水に浸したカット綿で目の周りを洗った。
  • 喉が腫れて声が出なくなった。うがいもむせてやりにくい。

まだ全快にはほど遠く、もう少しかかりそうです。

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祭の後、発熱しダウン

2024年09月08日 06時00分30秒 | 季節と行事
昨日は朝6時から農業用水路の草刈りの後、祭の対応でほぼ終日本部詰め。神輿も若い人たちが工夫し頑張ってくれて、地区内の人たちからもコロナ後しばらくぶりの祭の再開を喜んでもらいました。ただし、私の体調はよろしくなく、祭りのあとは発熱してダウン。今日の山響定期は無理だなあ。おとなしく寝ていることにします。

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祭の旗を揚げる

2024年09月07日 06時00分47秒 | 季節と行事
昨日、夕方から秋祭の旗上げを行いました。たまたま明朝は農業用水路の草刈り作業と重なり、早朝に旗揚げは無理そうと、前日の夕方になりました。若衆会の人たちはそれぞれの職場が終わってからの集合ですので、予定時間に全員が揃うとは限りません。OB数名も応援にかけつけ、無事に旗を揚げたのはすっかり暗くなる頃でした。



風で倒れないように安全を確保しつつ、手順を間違えないように作業をします。ベテランはもう何十回も旗揚げをしていますからさすがの安定感ですが、若い人たちはキビキビと動いて次に必要になるものをすかさず出してきます。



無事に祭の旗揚げが終わり、今日の一日、秋祭です。どうも風邪を引いたらしく、喉が痛い。お医者さんで検査の結果、コロナではないそうです。トランサミン錠とカロナールをもらってきました。ほんとは二日ほど寝ていたいところですが、立場上なんとか今日一日はもたせたいところです。

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初秋の時期に聴きたくなる音楽

2024年09月06日 06時00分24秒 | -室内楽
桃の収穫と出荷作業が一段落して、ほっとしました。まだ反射シートを洗って乾かすとか、関連する仕事はたくさんありますが、昼寝の後に音楽を楽しむ時間は作れます。先日は、久々にブラームスのピアノ三重奏曲第1番を聴きました。手元のCDをパソコンに取り込んだもので、スーク・トリオの演奏(*1)や、ネットの恩恵で YouTube で探したイストミン・スターン・ローズのトリオによるものなどです。

Brahms "Piano Trio B Major op 8" - Istomin-Stern-Rose


うーん、やっぱりいいなあ。60歳を間近にしたブラームスが、青年期の作品を大幅に改訂・改作していながら、青春の刻印はしっかりと感じ取れるという充実した作品です。ユージン・イストミン(Pf)、アイザック・スターン(Vn)、レナート・ローズ(Vc)の三人による1974年の演奏。

(*1): ブラームス「ピアノ三重奏曲第1番」を聴く〜「電網郊外散歩道」2017年9月



こんどの週末は、山形交響楽団の第319回定期演奏会の予定。地域の祭に用水路草刈り、河川愛護デーとスケジュールびっしり、タイトな週末になりそうですが、なんとか合間をぬって聴きに行きたいところです。。

  1. 山本 菜摘:KODAMA 〜 谺 〜<山響委嘱新作【世界初演】>
  2. アルチュニアン:トランペット協奏曲 セルゲイ・ナカリャコフ(Tp)
  3. チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調「悲愴」作品74
       阪 哲朗 指揮、山形交響楽団



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晩生種の桃「青空むすめ」を初出荷する

2024年09月05日 06時00分09秒 | 週末農業・定年農業
三年前に植えた晩生種の桃「青空むすめ」が収穫期となりましたので、涼しい朝のうちにと収穫し、選果のうえ初出荷をしました。植えた2本とも無事に育ち、思い切った摘果も功を奏して、かなりの大玉が収穫できました。試食してみて、食味も良好です。12玉と13玉、16玉と18玉の計4箱を初出荷しましたが、「あかつき」のときもそうだったように、出荷量も数年でかなり増えることでしょう。同じ品種をたくさん植えると、労働力の負担が一時期にどっと集中して大変になるのですが、早生種、中生種、晩生種と少しずつ植えておくと、負担の分散が図れます。疲労の回復を図るという意味では、大事な品種構成です。




ところで、今年の桃の出荷が終わりましたので、総括をしてみました。出荷金額はまだ農協で精算が終わっていませんが、「あかつき」「川中島白桃」「美晴白桃」「青空むすめ」4つの品種の合計で、出荷量は目標値を超えました。うち大玉が50%、中玉が44%、小玉が6%でした。摘果はまずまずの結果だったようです。逆に、従事日数は昨年よりも4日減って、計18日となりました。これは、妻の協力のおかげです。全体的に、サクランボは散々なできでしたが、桃は良好な結果と言えそうです。あとは農協から精算伝票が届き、入金と照合する作業が残っています。

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いつだったか思い出せない出来事を調べてみた

2024年09月04日 06時00分33秒 | 手帳文具書斎
昔は記憶力にはけっこう自信がありましたが、年齢とともに忘れる方に自信があるようになりました(^o^)/ あれはいつだっけ?という個人的な疑問に対して、Google 等の WEB 検索は無意味ですが、最近はこのブログで検索すると写真付きで答えが出てくるのがありがたい。20年もほぼ毎日更新を続けていますので、検索可能な日常の記録として役立っています。また、1989年以降であれば、テキストファイル備忘録を検索すると出てくる場合もあります。ただし、初めのうちはほぼパソコンやソフトウェア関連、あるいは読書記録等の記述が多く、身辺雑記的な日常の記録はごく少ない。増えてくるのは単身赴任の頃からのようです。

一昨日の秋祭りの記事で、私が若衆会の会長として祭を仕切ったことがあるけれど、あれは何年のことだったのか思い出せないと書きました。祭に関連する文書資料は綴りごと次の会長にバトンタッチしましたので、手元には残っていませんし、テキストファイル備忘録で検索してもヒットする記述はありませんでした。あとは、手帳や備忘録ノートをひっくり返すという方法がありますが、できれば何年だったか手がかりがほしいくらいで、話が振り出しに戻ってしまいます。うーむ、ではどんな手段があるのだろうと考えているうちにふと思いついたのが公民館にある写真額です。



昨日、公民館に行って歴代の祭の集合写真を探してみたら、ありました。平成2年、1990年、ゴルバチョフが大統領に就任し、「ちびまる子ちゃん」と「おどるポンポコリン」が流行していた、バブル崩壊の年です。当時使っていたシステム手帳のリフィルの綴を調べてみたら、スケジュールの中にこんな記述が残されていました。

8月11日 若衆会三役会
8月12日 奉斎会
8月17日 花火屋交渉
8月18日 ゲスト交渉
8月23日 道路使用許可申請
8月25日 若衆会 現地下調べ
8月31日 道路使用許可書発行
9月 1日 旗揚げ、祭

うーむ、だんだん思い出してきたぞ。そういえば、この翌年あたりから仕事の内容ががらりと変わり、個人的にも激動の時代に突入したのでした。やっぱり「記憶より記録」です。

ついでに、テキストファイル備忘録を「ゴルバチョフ」で検索してみたら、

1991/03/24 ゲイル・シーヒー『ゴルバチョフ』読了 送別会の帰りに、電車の車中でゲイル・シーヒー著『ゴルバチョフ』を読了した。◯◯◯・◯◯◯◯氏と一緒になったが、両氏は人事等の話に夢中。

そうか、その翌年に読んだのか。あの本は読み応えがあったと記憶しています。

(*1): メモは記憶力の減退をカバーする〜「電網郊外散歩道」2006年7月

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苗木を植えて三年目、晩生種の桃「青空むすめ」を初収穫の予定

2024年09月03日 06時00分16秒 | 週末農業・定年農業
9月に入り、「川中島白桃」と「美晴白桃」の収穫と出荷も終了しました。少しの合間を見て、農作業は野菜畑の耕耘と白菜の植え付けの準備をしたところです。もう一つ、三年前に苗木を植えた晩生種の桃「青空むすめ」を試しにもいで食べてみました。うん、もう十分に食べられる。収穫適期は9月中旬とされている品種ですが、今年は例年よりも5日以上早く進んでいますので、9月上旬でも十分に収穫可能と判断してよさそうです。

というわけで、今日からお天気の模様を見ながら収穫と出荷を行う予定。といっても、3年目の若木が2本だけですので、収量もごく少なく、あっという間に終わりそうです。

そういえば、「青空むすめ」という品種名のゴム印をまだ用意していませんでしたので、昨日、農協に行ってみましたが、「あかつき」や「川中島白桃」などはあるのに新品種「青空むすめ」のゴム印は置いてない! すでに普及した品種のゴム印ばかり置いて期待の新品種のものが置いてないんじゃダメなんじゃないの(^o^)/ 仕方がないので「農家の店トマト」に行ったら、珍しい品種のゴム印までずらりと並んでいました。550円。このあたり、以前も同じようなことがありましたが、農協の実に大雑把な性格というか、経営指導の部門では新品種を推奨しているのに購買部門ではそこまで徹底されていない、そんな大企業的体質が現れているように感じます。

しかし、9月になっても桃が食べられるというのは驚きです。もうすぐリンゴの季節ですが、我が家の9月のリンゴ「紅つがる」にスムーズにバトンタッチできそうです。

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祭の準備が進む

2024年09月02日 06時00分26秒 | 季節と行事
当地域の秋祭の準備が着々と進んでいるようです。当地の若衆が担当する神輿と子供神輿とが地区内を巡航しますが、コロナ禍の間は休んでいた行事を復活させようと若い人たちが頑張っている様子です。そういえば、私も若い頃、たぶん30代の頃に、若衆会の会長として祭を仕切ったことがありました。幸いに同い年の三人で会長・副会長・会計のトリオを組んで、無事に終わったときには疲労困憊だったような記憶があります。しかし、あれは何年だったのだろう? パソコンに記録したテキストファイル備忘録は1989年からですが、ここで検索しても出てこないところをみると、おそらくそれ以前のことです。祭の記録は綴り全部を次期会長にあげたのだと思います。たぶん、それで記録が残っていないのでしょう。

公民館に集まって祭の準備をする若い人たちの姿を見ていると、なんだか心強いと感じます。小規模な火災の時などはご近所パワーが炊き出しなどで力を発揮するのだと思いますが、地区全体にかかわる風水害の時などは、彼らのエネルギーが活躍するのだろうなあ。ありがたいことです。

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日が短くなると思い出す~暗くなっても桃の収穫をしていた頃

2024年09月01日 06時00分07秒 | 季節と行事
昨日で8月も終わり、今日からは9月に入ります。朝5時ではまだ薄暗く、夕方5時ではもう暗くなり始める、そんな時期で、本当に日が短くなってきています。「川中島白桃」の収穫は、小玉を中心に残り1/2本くらいでしょうか、今年は反射シートの導入で着色の度合いが良好で、「特秀」の比率がアップしたのがよかった点でしょう。先日、大玉の「美晴白桃」を収穫・出荷したばかりで、4~5日後に中玉・小玉を収穫の予定ですので、川中島白桃の収穫はそろそろ終えたいところです。



そういえば、退職前は週末農業で土日の休みの日くらいしか作業日がとれないため、苦肉の策で平日の夕方、帰宅してから作業着に着替え、ヘッドランプを頭に付けて桃の収穫をしていた(*1,2)ものでした。あの頃、このブログの記録によれば2017年頃、収穫が遅れて過熟果がぼとぼと落ちる前になんとか収穫したいと頑張ったものでしたが、全量を収穫しきるのはとても無理でした。それでも、父がなくなった後、再び出荷できるまでになったことはうれしく(*3,4)、選果してはじかれた桃を職場に持って行くと職場の皆さんから大喜びされたっけ。



今のように退職して毎日が日曜日になり、桃を全量収穫し終えるというような状況は、当時は想像もできませんでした。もっとも、全量を収穫し終えても収入は当時の給料の1ヶ月分にも届かないのですが(^o^)/
いやいや、今年はまだ「青空むすめ」という晩生種の桃が初収穫となる予定です。9月になってからようやく収穫期に入るらしく、9月上旬が収穫適期とのこと。どんな味なのか、楽しみです。

(*1): 農作業用のLEDヘッドランプがほしい~「電網郊外散歩道」2017年9月
(*2): だいぶ日が短くなった秋に便利な道具~「電網郊外散歩道」2017年9月
(*3): 週末農業で川中島白桃を収穫・出荷できるようになるまで~「電網郊外散歩道」2015年8月
(*4): うれしい一言~「川中島白桃」を初出荷したとき~「電網郊外散歩道」2015年8月


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