ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・
実験中

因果応報

2007-03-14 22:05:18 | どうでもいい話
因果応報

仏教で通俗的に使われる言葉で、自分のやった善は善果を生み、また悪を行えば悪果が返ってくる、と教える。因果応報とも言われ、人間の行為を倫理的に規定する教説として言われたものであろう



昔、取引先で碌でも無い奴がいたんですわ
仮にAとしましょう
なんかアパレルの輸入業者で
イタリアかどこかから服を輸入し法外な値段で
売りさばいてたんですけど

こいつが輸入した商品が、輸送途中のどこかで
雨に濡れたん・で・す・よ!
ですよ、ですよ~!

そしたら~(ですよ調にどうぞ)

そのAが言うのよ運送屋に、
弁償しろって

運送屋にしても保険をかけてますから
通常保険で処理しますわな

で、今新聞紙上を騒がしてる
某損害保険会社に処理をすすめてもらうと
保険会社にしてみれば
保険金を払うには、壊れたり濡れたりした商品を
鑑定しその商品を引き上げた上で
保険金を支払うってシステムだわね
明らかに全損してたら問題は無いけど
今回の場合、服が濡れただけだから
全損じゃなく、その損害を受けた額のみの填補と
なりますわな

例えば
10000円のポロシャツ、濡れたからといって
しみになったわけでもなく
まあ5000円くらいでは売れると鑑定されたら
5000円の支払いとなりますわな
その代わり商品の処分は本人にまかされますわな
しかししみが出来たりして10000円全損になると
10000円の保険金の支払いになります
が、そのかわりその商品は保険会社が処分する
ことになりますわな

そんなことは
どうでも良いんです



そのAが言うのよ
この商品は、イタリアの有名なブランドでうちしか扱っていない
だから、相当な値段がする
仕入れ値はポロシャツで1着3万円はする

で~!!1着3万円ですか~!

まあそれは良しとしよう

しかし、その3万円の根拠の納品書が無いとくる

挙句に

濡れた商品を売ることはブランド名を傷つける
から全損扱いにしろ

じゃ処分は保険会社がする

というと

このブランドが僕以外の手に渡るのは
我慢できない!
だから商品は渡さない!

渡せ

渡さない

じゃ金払わない

金払え


これの繰り返し

相手は

海千山千の半分やくざ
時間は腐るほどあるわけで
毎日、会社へ来ては文句をいい、
早く金をはらえとごねます

保険会社も商品の原価がわから無いし
物もいつの間にか無くなって
お手上げ状態

無視をしとけば
良いようなものの
毎日、来てはゴネるし、仕事のじゃまになるし

もうやくざと一緒

その頃は今みたいに、弁護士をたてたりするっていう
時代じゃなかったから
何事も金で解決しようっていうことで
結局、幾許かの金を払ったなあ

そんなことがあって

先日、新聞を見てると

どこかで聞いたことのある名前だと思ったら

そのAが

なんと・・

交通事故で死んでました

それもひき逃げです


死んだ人間に言うのもなんですけど


まさに、因果応報と思ったね~

合掌







コメント
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