人生の扉

竹内まりや

人生の扉

春がまたくるたび、一つ年を重ね
目に映る景色もすこしづつ変わるよ
陽気にはしゃいでた幼い日は遠く
気が付けば五十路を越えた私がいる
信じられない速さで時は過ぎ去ると知ってしまったら
どんな小さな事も覚えていたいと
心がいった



年末から正月にかけて
バラエティー番組の嵐に翻弄され
脳がより強い刺激を求め
テレビがそれに応えるように
きらびやかな映像を垂れ流してます
頭が白痴化した状態で
正月休みが明け
休みの多かった分、
タイトなスケジュールで流れる仕事
体や頭が順応できなくなってきてるのが
もどかしい中仕事の流れは
私を容赦なく飲み込んでいきます

疲れ果て家にたどり着き
休息も求めていたのでしょうか
何気に回したチャンネル
ふと目が止まります


画面には田舎のわら屋根の家が写っています
家の中で美しい中年の女性が歌っています
そのメロディーが
疲れた心に染み入ってきます

i say it's fun to be20

you say it's great to be 30

聞いているうちに
なぜか目から涙があふれます


それは
SONGSというNHKの番組のリクエスト編でした
女性は竹内まりやで
歌は　人生の扉　という歌でした

一度聞いてみてください

正月雑感

正月雑感

まあ、正月もたけなわ
初詣の帰りに心斎橋をぶらぶらしてたんですよ
おなかが減ったので
かるく食べるつもりで
●てじゅう心斎橋店というお好み焼きやへ入ったんですよ
ですよですよ～（「ですよ」みなくなったねえ・・）

まあ、ふつうにお好み頼んで食おうと思ったんですけど
すこし足りないなあって嫁がいうので
焼きそばを追加で頼んだのね
それが店長代理の○野って名札をつけたおやじに頼んだんだけど
このおやじができない奴で
返事も上の空
正月だから店内は結構な混み具合
だからいっぱいいっぱいになってるのはわかるけど
完全に忘れてる様子
しかし伝票にはしっかり、焼きそばって書き込んでるんですけど

で、はじめに頼んだお好みはどんどん出来上がるし
いつ焼きそばを焼き始めるのか？
じーとみてるんですが
一向に焼き始める気配は無しです

お好み食いながら
じーとアイコンタクトをとってるのに
まったく気がつきません

お好みを食い終わっても
焼きそばは出てこないし
いい加減腹が立ってきて
もう、あきらめました

店長代理の、日○を呼んで
「もう、お勘定！」って言うと

完全に焼きそばのことを忘れて
そのまま、伝票を渡します
その伝票にはしっかり「焼きそば」が書いてあるのに
まったく気がつかないのか
しらばっくれてるのか

あんまり腹が立ったので
店長代理にいいましたよ

「お前、焼きそば頼んだのにきてないぞ」

すると、店長代理の日○なんていったと思います？

「焼きそば？？ああ・・・すんません・・」

「すんませんはいいけどさあ伝票の焼きそば消してくれる？」

って言うと

「伝票？！書いてないです！」

って言い切りました

馬鹿か？


伝票を見たら

「焼きそば」って書いてあるし

「はあ？かいてあるだろう？！」っていったら


ばれたか・・って言うような顔をして

「はあ・・・」

とか言ってました


「書いてるの消せよ！」というと

「はあ・・」

といって消してました。

もうね、正月早々ですよ

まあいいんですけどね


店を出ての嫁の一言が笑います

「日○、あいつ一生店長にはなれんぞ」

合掌

責任回避能力マン２

責任回避能力マン２


会社の新センターが1月に竣工するんですよ

で、竣工式っちゅうのをやるんですけど
まあ、お客さんとか本社のえらいさんとかを呼んで
神事とか執り行うわけなんですけど

ふつう、そんな会社の公式な行事って
総務が仕切りませんか？
ふつうそうだと思ってたんですけどねえ

なんでかわかりませんが
責任回避能力マンが一応その総務に属してるんですが
なんか、自分でやるのが嫌なようなんです
っていうか、そんなことやったことが無いので
自分でどうしたら良いかわからないようなんです

で結局えらそうに
自分でするのがいやなもんで
総務でもなんでもないけど
部下のわしに押し付けるんです
総務の係りにはなぜか命令しないのね
たんにワシが嫌われてるだけなんですけど

嫌なことはわしに押し付けます

「竣工式の準備はお前がやれ！」


「はあ？総務がするんじゃないんですか？」

「総務はそんなことしない！」とか言い切ってるし・・

逆らっても仕方ないので

「わかりました」

で、わかったって言っても何をどうすればいいかわかりませんので

八方手を尽くして過去の資料とか手に入れて大雑把に流れをつかみます

まず、第一に日を決めなければなりません

大安吉日が良いそうなんですけど

とりあえず1月の大安を調べて

この日！って決めまして

責任回避能力マンに

「２５日が大安吉日ですので、その日に決めたいんですけど」

って言うと

「そんなこと俺に言うな！支店長に聞いて来い！」

って言うわけですよ

ワシが何でそんな偉い人に直接聞かなくてはならないのか？？

仕方ないからききにいきます


「なんであんたがそんなこと聞きにくるの？」

「責任回避能力マンが聞いて来いと・・」

「あっそう。べつに良いんじゃない、本社から取締役呼ぶんでしょう？
予定聞いておいたほうがいいよ」


って言われたので

そのまま、責任回避能力マンに

「支店長に取締役の予定を聞くように言われました」

って言うと

「ふーん。わかった」

わかったって言ったんですよ

で、そのまま1週間が過ぎたころ

支店長に

「猫君！！」とか呼ばれて

支店長室に呼ばれて入ると

支店長と責任回避能力マンがいて

「君に取締役の予定聞くように言ってたよね！」

とか言うわけですよ

「はい」

「取締役、25日予定が入ったそうだよ！あんたが早く言わないから！」


「・・・・」

わしは、責任回避能力マンに言っておいたのに・・・

責任回避能力マンはなにもせずほったらかしにしてたようです

で、あげくその責任をわしに押し付けてるようです

支店長のよこで知らない顔をしています

まさに責任回避能力マンの面目躍如です。

結局支店長に、いやみを言われて役立たずとののしられるのを
しりめに

責任回避能力マンは

「では日にちを変えて、別の日にしましょう
で、今度は取締役の予定は私が確実に抑えます」

とか能天気なことを言ってます

責任回避能力マンの話は

まだまだ続くのであった

責任回避能力マン１

責任回避能力マン

うちの上司にいるんですが
責任回避能力が異常に長けてる奴
こういう奴が出世するんですわ

会社には稟議ってあるんですけど
平が作った文書に主任が検印し主任から係長
係長から課長、課長から次長、次長から部長、部長から
支店長、支店長から本社、
ってかんじでどんどん判子がが押されていくわけなんですけど

普通、判子押したら、納得して判子押すわけですから
その上司へまわすとき自分が持っていきますよね

この責任回避能力マンは、自分の上司へ回したとき
自分が質問に答えられないのが嫌で
ややこしい稟議文書は
絶対自分で上司のところへ持っていかず
必ず部下に持っていかせます

その部下っちゅうのがワシなんですけど
もうね、何のための上司かわからんし

こないだも
ある設備の文書で１０００万くらいのものを買いたい
という稟議だったんですが
買いたいっていう課所がまた大きな赤字の課所で
普通、そんなことは許されないんですけど
もう、見切り発車している内容で
どうしても決裁をもらわなくてはいけないんですけど

その責任回避能力マンは
自分で上司に説明するのが嫌で
なんだかんだ理由をつけて自分が上司に持っていくのを
部下のワシに押しつけます

僕はもうわかってるから
君から説明したほうがいいよ

君からのほうが詳しく説明できるから
とか言うわけですよ

だったら、お前の存在なんかいらないっちゅうの
とか言いたくてもいえません

「はい」っていって

そいつの上司に説明するわけですよ
するとその上司ッちゅうのが
またいやみな奴で

なんで、赤字の課所がそんな高いもの買うの？
あんたたち馬鹿じゃないの？

とか言われるわけですよ

まあ、それくらいのいやみを言われるくらいで
判子もらえたらありがたいんですけど

責任回避能力マンが
のうのうとして、えらそうにしてるのが
どうも納得いかないんだよなあ・・

責任回避能力マンの話は続きます