最近、黒川御大の本を読みなおしてます
疫病神シリーズを全巻読んで、堀内・伊達の暴対コンビシリーズも
全部読み返しました。
しょうもない小説読むより、黒川節は面白い
ストレス発散にぴったりです。
そんな中、黒川御大の昔の作品も読み直してます
今回は「迅雷」
1995年の作品ということで約30年前の作品ですが
面白かったです
あらすじから
主人公、友永はダライコ屋という鉄くずの回収業を一本独鈷でやっていたが
事故にあい、入院する羽目に
トラックを失い、仕事にあぶれた友永に声をかけたのが
入院先で知り合った、稲垣。
稲垣からいい仕事があると持ち掛けられたのが
営利誘拐
それも、やくざを誘拐するという
やくざは、金回りもよく、警察に連絡することもない
誘拐にもってこいだという
友永はもっともだと思い、誘いにのる。
稲垣の連れという日本拳法の達人ケンと3人で事を起こす
最初の誘拐に成功し味をしめた3人は再度、やくざの組長を誘拐する
しかし敵もさるもの、身代金を受け取る際失敗し
ケンが拉致される
情報をあつめケンの居場所を突き止め、ケンを奪還するが
満身創痍のケンを連れ、大阪の街を激走する3人
はたして身代金を手に入れることができるのか?
とまあこんな感じですが
大学の理事長戦というアクセントもかませながら
テンポよく物語が展開します
やくざ相手の暴力沙汰にひやひやしながら
3人の無事を祈りながら読んでました
ラストがまたよかった
30年も前の小説とは思えません
面白かったです
さすが!