ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

実験中

椿 三十郎 みた

2007-12-31 02:30:11 | 映画
椿三十郎

三連休の中日、見てきました
お昼の部だったんですけど
ガラガラでした
なぜか、がらがらなのに
私の座ってる列だけ
人が一杯でした
なんで、もっとばらして切符を売らないのか?
疑問です

そんなことはどうでも良いんです


感想
織田祐二の一言に尽きます

織田祐二は決して嫌いな俳優じゃないし
例の刑事物での活躍はキャラにはまってますよね

しかし・・
時代劇でしかも椿三十朗ですか・・

ストーリー
ある藩で、大目付を悪の首魁として藩の役職が汚職に
そまっていた
血気盛んな若い藩士9人が、その悪事に義憤を感じ
藩の改革に乗り出す。
その藩士の1人のおじが城代家老で、この家老は悪事に気付きつつも
その粛清のチャンスを見極めていたので
若い連中の勇み足をいさめていたんですが
若い連中はそんなことを露知らず、家老を無能扱いにして
実力行使に打って出ようとしたやさき
大目付に情報が漏れ、相談場所の古寺で一網打尽の危機に・・
偶然居合わせた、椿三十郎の機転で事なきを得るが
家老は大目付に監禁される・・・


くいっぱぐれている腕自慢の浪人が
頭でっかちの若い連中をしきって、悪を討つ
っていう内容なんですが
食いっぱぐれた
腕自慢の浪人って設定にしては
織田祐二
顔がやさしすぎで上品すぎますよね


昔見た三船敏郎の「椿三十郎」と比較してしまいます
当時の三船の年齢は知りませんが
かもし出す貫禄というんですか?
全然違うんだなあ・・
やっぱり世界の三船はすごいです
若い頃からオーラを発してましたね
しかし、今の時代にあれほどのオーラを発する
役者がいるかな?
織田祐二がミスキャストって言うわけで無く
今の時代
椿三十郎を演じきれる役者がいないんだよなあ
企画の段階でのミスなんだろうなあ・・


20点


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追悼 竹内ゆうじ

2007-12-19 23:26:41 | どうでもいい話
追悼
竹内ゆうじ

クイズ紳助クンという番組が関西ローカルであるんです

なにわ突撃隊と称する若手軍団が数々の
難問(職業やスポーツ)に挑戦して奮闘する姿を見ながら、
クイズ形式で楽しむ番組です

関西では「探偵ナイトスクープ」に肩を並べる高視聴率の
番組です

番組当初から見てたんですが
竹内ゆうじという若手がいました
なんにも芸も無く、体力だけが勝負の典型的な若手でした
いろんなスポーツや職業に果敢に挑戦するんですが
いつも途中で泣き出したり、挫折したり、するんです
なきむしゆうじとあだ名されて、番組の名物になってました
兄貴分の島田まさしとの絶妙のコンビで
番組でマジでけんかしたり、感情のやり取りが泥臭く
親近感を生んでいたと思います
ゆうじのエピソードで思いつくのは
川くだりに挑戦したときに、その日は台風の次の日で
やたら増水してたのに、無理やり川に漕ぎ出し
当局からお怒りをかったというものです
命にかかわることも、深く考えずやる姿
何百キロもの行程をぼろぼろになって歩く姿は
みるものに感動すら与えてました

みんなに祝福をうけ結婚し
3人の子供をもうけ、幸せの絶頂
いざこれから、タレントとして成長する、しなければいけないとき

ゆうじは癌に侵されました

急にテレビに出なくなったなあ

紳助にきらわれたのかな?
とか、思ってたんです。


ゆうじのことを忘れて数年が経過しました

先週の朝日新聞の朝刊のコラムに
ゆうじの写真が・・
ふと目に留まりました

ゆうじ!
なにをしたのかな??

記事に目を通します



竹内ゆうじ
直腸がんで死去



うそ・・


ゆうじは数年前から癌に侵されたそうです

昨日のクイズ紳助君・・ゆうじの追悼番組でした

ひさびさテレビを見て泣きました

喧嘩相手の島田まさしが泣いてます
くじけそうになる闘病生活を影で支えたのが
まさしであり紳助ほか、なにわ突撃隊の面々だったんですね

ありしのゆうじの勇姿が映し出されます
涙をそそります
紳助が話します
ゆうじは病院でつらいつらい闘病生活をおくってたそうです
癌は進行が早く、医者もさじを投げるほど
しかしゆうじはあきらめずつらい抗がん剤治療をいじでも続けます

医者は最後を家庭で過ごさせようとしますがゆうじはそれを断ります
病院から出たら負けや
癌に負けたことになる
最後の最後までがんと戦うんや!


ゆうじが生前作詞した子供にささげる歌
番組の最後に
高原兄が歌おうとしましたが
涙で歌えませんでした

合掌

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かにツアー

2007-12-18 22:48:53 | どうでもいい話

日曜日
阪急交通社の1日バスツアーで
天橋立から城崎へカニ食い放題ツアーに行ってきました
8000円です安いでしょう

8時に三宮集合。かわいい添乗員を期待したが
添乗員は60前の地味なおっさん・・・
8時には全員がそろいましたが、年末の忙しい時期
30名くらいの集客です
バスも後ろ半分空いてます
直ぐ出発し、10時には天橋立に着きました
すこし雨模様です
時間が無いので天橋立を鑑賞するまもなく
文殊堂と呼ばれる智恩寺というお寺を散策後
11時から近くのレストランでカニ、ふぐ、甘海老の食べ放題
1時間です
学生食堂のような部屋に、そうだなあ100人弱の人間が
ツアー会社ごとに区切られて座らされます
テーブルの上には
個々に小さな鍋と、カニ飯、お吸い物が置いてあり
4人に1つの割合で大皿が
大皿の上には明らかにロシア産のズワイの足が山盛りです
あとふぐの切り身と甘海老が小皿に盛ってあります
無くなると補充してくれるそうです
殆ど、カニばかり食べてました。
ふぐは、煮なくちゃいけないですが煮るには固形燃料をもらって
火をつけてもらわねばなりません。それが面倒くさいんだよな~
カニも
身を取る作業ばかりで、そんなに食べれるもんでも無いです
隣のおじいさんが、「ふぐが無いぞ!」とかいって
怒ってました
「釣りにでも行ってるのか?」とか言ってましたねえ
すこし笑いましたが、本人はいたって真剣でした
カニを食うと手が汚れます
私は気にせず、黙々と手で足をちぎり、はさみで切れ目をいれて
割り、棒で身を穿り出す。
その作業を続けます。10本くらいまとめて身を固めて
カニ酢で食います。美味いです
ふと気が付くと、わし以外の皆さんは嫁も含めて手が汚れるのが嫌なのか
上品に食ってます。
手がカニ汁でべたべたになってるのは
私くらいです
何をしてるのか!?
食い放題ですぞ!(ムック調にどうぞ)
嫁を叱責し、食え食えと促します。
始めは恥ずかしかったですが
だんだん超越して、自分の世界に入って行きます。
時間が10分を切ったくらいに
大皿のカニがなくなりました
思わず追加です
速く持ってこないと時間が無いですぞ!(ムック調にどうぞ)
嫁があせって皿を持って走ります
また、皿に大盛りのカニが出てきました
どうのこうのいってる場合ではありません
これからが勝負です
食うのは2秒で食えます
残り10分に命を掛けて、大物の足に狙いを定め
折って、裂いて割ってほじって
折って、裂いて割ってほじって
折って、裂いて割ってほじって
折って、裂いて割ってほじって
折って、裂いて割ってほじって
折って、裂いて割ってほじってですぞ~!!
残り10秒前
気が付くと、我々のツアーの客はみんな食い終わって退席してます
目の前に座ってた夫婦のだんなが
戻ってきて、濡れティッシュを私の前に置き
「頑張ってください・・」と言い残し去っていきました
思わず赤面しつつ
残り2秒で、皿の上にたまった、カニの身に
酢をぶっかけ、一気に食いました。
美味かったです・・

そのあと、手を洗ったのですが
カニのにおいは取れません
恐るべしカニ臭さ・・

1時間半の行程をへて城崎へ、ついたら1時間半の自由時間
いくつか有る外湯に入ります。
1時間しかありません。とりあえず御所湯へ
温泉は良いですねえ・・
露天風呂に浸かっていると大雨が降ってきました
雨から雹へかわり頭を打ちます
なかなか風情があります。
温泉からあがったもののなにやら
カニ臭い・・
カニ臭恐るべし・・

ぬれながらバスに戻り、出石(いずし)へ
出石そばで有名です
夕方4時ごろに蕎麦屋に着いたのはいいですが
滞在時間は10分ほど。
わんこ蕎麦のような蕎麦を3皿食べて、終わり。
予定終了で帰路へ
帰りは何箇所か土産物屋により
神戸についたのは20時でした
1日遊んで食って8000円は安いと思います
ちょっと疲れますけどね・・
バスを降りると、添乗員のおっさんに
食事の場で仲居さんに、ふぐがきてない!と怒鳴ってたじじいが
また何か文句を言ってました。

わしは、かにが食えて1日つぶれて満足だったんですが
文句のある人には
文句があるんだろうなあ
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続・3丁目の夕日

2007-12-09 22:31:33 | 映画
 いい映画に出会うと心が安らぎますね

昭和30年代を徹底的に再現した風景は秀逸、

僕がうまれる少し前の風景。  

売れない作家・茶川(吉岡秀隆)は、

小料理店の元おかみ・ヒロミ(小雪)と、

身寄りのない少年・淳之介(須賀健太)と

3人で幸せに暮らすことを夢みて、芥川賞目指して奮起する。

そんな茶川を町内みんなで盛り上げる。

しかしお人よしな茶川をだます詐欺師の出現で町内はてんやわんや。

また、鈴木オートの長男・一平(小清水一揮)は、

親が破産し、しばらく鈴木家で預かることになった

生意気な親戚の子に振り回されるが、

ほのかな恋心も・・。


さあ、芥川賞が取れるのか!結果はみてのお楽しみ。

淳之介の実の父親が、茶川に町内の面々の前で

淳之介の引取りを迫るシーンでの鈴木オートの一言には泣かされます。

それに
ストリッパーに身をやつしたヒロミは大阪への身請け話に身をまかすのか?

笑いあり涙有り。1作目にまさるとも劣らない秀作。


ぜひみてほしい1作です


3作目はないのかなあ・・
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べオウルフ

2007-12-03 22:12:06 | 映画
べオウルフ

映画の日ベオウルフみてきました

あらすじ
伝説的な英雄たちの時代。気高き最高の戦士べオウルフ(レイ・ウィンストン)は、町を襲う忌まわしき“悪魔”、グレンデル(クリスピン・グローバー)を撃退。そのため、冷酷で魅惑的なグレンデルの母親(アンジェリーナ・ジョリー)の怒りを買い、壮絶な戦いを繰り広げることになる。

映画の日の割には、ほとんど人が入ってなかった・・
大丈夫かムービックス?

結構、中年のカップルが多かった。
いったい誰をターゲットにした映画か?

なんちゅうか画像は「300」を髣髴とさせる
立体感のある映像で、迫力ありました
これは、今までの映画に無い迫力?!
敵役の怪物たちがリアルでグロテスクなんですよ
ちょっとリアルすぎ?

キャスティングがねえ
主役のレイ・ウィンストン・・これがなんとも、優しい感じで
勇者って言うイメージと違うんだよなあ
って思ってたら
ストーリー上、勇者だけど実はすこしほら吹きでお調子者
って言うキャラだったのね
だったらいいかな・・
相手役のロビン・ライト・ペンもこれがヒロイン?!
って思わせるくらい地味
敵役のアンジェリーナジョリーをひきたてるために地味なのを
持ってきたんだろうかねえ

しかしアンジェリーナジョリーの姿態はいいねえ
乳首こそ見えないですけど
金メッキされたような彼女の肢体はすばらしいねえ



ストーリーはありがちで、たいしたこと無いです
クリーチャーのグロテスクさ
その怪物との戦いのリアルさ
アンジェリーナの体が見所

ロバートゼメキスの監督だから期待したんだけどねえ
迫力はありましたね

60点
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ボーン・アルティメイタム

2007-12-02 21:36:46 | 映画
あらすじ
自分を暗殺者に仕立てあげたCIAの極秘プロジェクト、“トレッドストーン計画”などに関する取材を進めていた新聞記者ロス(パディ・コンシダイン)とロンドンで接触しようとしたボーン(マット・デイモン)。しかし、CIAの現地要員に監視されていたロスは、若い暗殺者(エドガー・ラミレス)に狙撃されてしまう。(シネマトゥデイ)

先週の土曜日レイトショーを見に行きました
結構入ってました

主役のマットディモン、あまり好きな顔じゃなかったんですけど
今回はシェイプアップされててシャープな感じでよかったです
相手役のジュリア・スタイルズは地味ですが結構いい感じ
殺し屋役の連中もクールでタフ。躊躇なく冷静にボーンを追い詰めます

ストーリーは単純でわかりやすい
前作見てなくても大丈夫

スリリングでスピーディーな展開。
アクションもばっちり!
カーアクションに格闘シーンすべてOK

なんていってもCIAの内部
さもありなんって感じ。
エシュロンで情報を集めるシーンなんか
実際こんなことやってるのかねえって感じで
関心がわきます


2時間があっという間に過ぎ去ります

だいたい面白い映画っていうのは

主人公に感情移入して

もう一度会いたい、続きがみたいって思います

今回のボーンシリーズもそんな感じ

ラストシーンでは次回作を期待して、思わずニヤリ!

80点
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