ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

実験中

屋久島 縄文杉を尋ねて その7【縄文杉トレッキングは死の彷徨なのら3】

2014-09-01 05:08:01 | 屋久島 縄文杉を尋ねて
屋久島 縄文杉を尋ねて その7【縄文杉トレッキングは死の彷徨なのら3】



昼飯を食って、縄文杉を目指します

膀胱係数は97%。弾みます。

そんなことはどうでもいいんです

標高1300mに位置する縄文杉。

推定樹齢7200年から2000年、

よくわからないらしいですね

とにかく、人間が生まれる前からずーっと静かに成長しているのだ。

人知れない、屋久島の深い深い山の中でしずかにしずかに生きてきたのですね

人の目に触れるようになって数十年・・

会社の先輩で登山大好きな人が言ってました

「昔30年前に、屋久島縦走したわ。当時は山小屋とかなかったから

大きな岩の室で野宿してね。

当時は縄文杉もメジャーでなくて

囲いもなくじかに触れたよ。抱きついて耳をつけたら

悠久の歴史の音が聞こえたねえ」

って似合わない台詞をくちにしてたわw

それくらい、感動したそうですな。



それが今では・・・


縄文杉に到着したら・・

縄文杉の周りには保護のため立ち入りできません

15mくらい離れた場所にテラスが組んであってそこからの

見学になります。

そして、縄文杉はトレッキングの折り返し地点

数々のトレッカーがひしめき

写真の順番を待ってる状況

ちょっと、違うんだよなあw

こっちも、小便は弾むし(これから2時間は小便できないと思うと憂鬱で)

疲れは、ピークだし。

人は多いし

写真はとらないかんし

アメフト親父はふーふー息が荒いしww

なにがなんやらわけがわからん

カオス状態。

悠久の歴史に触れている実感が・・・

そうこうしてるうちに

かまちゃんが、「そろそろ下山しますね」

「下りはのぼり以上に気をつけてください。」

「無理はしないように。」

「無理だと思ったら、四つんばいで降りてくださいね」

注意してくれます。

時間は13時30分ここから帰りが始まります・・

疲れがピークな連中ばかり

口数も減ります

っていうか誰もしゃべりません。

足元を見てるだけ

足元を見てないと危ない危ない

ただ、わしらのチームのアメフト親父、

もう限界です

膝にきて、一歩が進みません

次々に他のグループに抜かされます

でもわしにとってはそのほうが良かったですね

アメフト親父、汗も滝のようにかいてます

かまちゃんが、岩塩と湧き水を与えます。

がぶがぶ飲んでます。

大丈夫か?!

2時間黙々と歩きます。

小便は弾みますし、しんどいし・・・

アメフト親父は、本当に四つんばいになってバックで降ります。

ほうほうの体でなんとか大株歩道の入り口まで戻ってきました

時間は3時30分!

ようやっとトイレです。危なかった。

すると、わしらの前を歩いていた別グループの方たちが

待っていてくれてました。

どうもかまちゃんは、アメフト親父専任につききりで付き添うようです

わしら。比較的元気が残ってる連中は、前のグループにくっついて帰ります。

ここからがまだ8kmあるんですよ・・

吐きそう・・・

8kmのトロッコ道を黙々と歩きます

途中鹿が出てきても、誰も騒ぎませんw

ふーんってww

それどころじゃないってw

1時間歩いて10分休憩

これを繰り返し延々と歩きます・・

それから約2時間半!

途中で、心配したいっくんが迎えにきました

アメフト親父のフォローに来たようです

彼も疲れてたなぁww

そうこうしてるうちに

漸く登山口に到着です!!

このときほどうれしかったことはないですね

なんちゅうか達成感ちゅうんですか

もう歩かなくていいんだ!っていう開放感ですか

なんかもううれしかったです。

遅れること15分、アメフト親父も無事下山してきました。

いっくんがアメフト親父の荷物を持ってました

なんとか、全員無事帰ってこれました。

よかったー




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屋久島 縄文杉を尋ねて その6【縄文杉トレッキングは死の彷徨なのら2】

2014-08-31 05:17:49 | 屋久島 縄文杉を尋ねて


屋久島 縄文杉を尋ねて その6【縄文杉トレッキングは死の彷徨なのら2】


大株歩道入口を出発したのは、9時40分くらい。

結構ゆっくりの行程です。

他の3チームは、すでに登山を始めてます。

最初の目的地、ウィルソン株まで約30分。

途中で無線が入り、わたしたちの前のグループの

おばば2人組(60歳から70歳)がリタイヤしたいとのこと

わしのグループについてきてた、ツアー添乗員の伊藤君

エブリリトルシングのいっくんそっくりが、リタイヤした人をつれて帰るとのこと

ただ、他のグループでも脱落者が出るかもしれないので

もう少し行ったところまでいって引き返すとのこと

リタイヤした人は、いっくんが戻ってくるまで待機です。

けっこう急な苔むした岩を踏みしめて登ります

こら、リタイヤする人が出るわ

「岩の白いところ、コケの生えてないところを踏んでくださいね」

「手を使って登ってください」

「ぬれた根っこを踏んだら滑りますよ」

ガイドが注意してくれます

けっこうハードで景色なんか見てる余裕はありません

必死で登る!

すると、ふと視界が広がり「ウイルソン株」へ到着

これは、江戸時代秀吉の命により、方行寺建立の際に切られたと言われている大株です。

ハーバードの植物学者ウイルソンがこの株を世に広めたということで

ウィルソン株と名づけられたとか

中が腐って空洞になっており

中に入ることができます。

そして、ある位置から上を見上げると・・・

空洞の形が見事な「ハート」型に見えるのです

ガイドのかまちゃんが、「ここに背中をつけて、上を見上げてごらん」って教えてくれます。

確かに、ハート!!見事なハートです

まあ、ハートがうれしい年でもないですけどねw

ここで写真休憩をして、再度出発!

翁杉、大王杉、夫婦杉いろんな縄文杉が現れます

そのたびに休憩して、解説を聞くのですが

頻尿のわし、そろそろ膀胱が90%のお知らせをしてきます

なんとか、それをごまかします。

トイレなんか無いし・・いざとなればたちしょんするか!って気楽に考えてましたが・・

人が多くてそんなこともできません・・

縄文杉間近まで2時間30分かかりたどり着きました

12時です。

ここで、昼飯休憩です。

かまちゃんが、味噌汁を入れてくれます

周りのツアーガイドもみんな味噌汁を入れてます。

塩分水分補給に良いんでしょうな。

同行のアメフトおっさんは、相当グロッキーです

体力はあるのでしょうが・・いかんせん体重が重たすぎ

膝に来てる様子です

同じ年くらいの夫婦は、旦那がアスリートっぽくて登山もなれてる様子

嫁の荷物も全部持ってます。

連れが、じーっとその様子を見てます。

余計なことを・・・・

仕方がないので、連れの雨具だけ持ってやりました

しんどいのに!!



宿でもらった弁当をなんとか流し込みます。

膀胱の係数95%!!膀胱が弾みますw


ここで約20分くらい休憩しましたかな


出発しようとした時

アメフトおっさんが、言い出しました

「帰りもこことおるんでしょう」

「そうですね」

「ここに荷物置いといていいですか?」

「いいですけど。ここから先もきついですし、

同じ道を下るんですけど大丈夫ですか?」

暗にリタイヤをほのめかしますが。。

「大丈夫です!ここまで来たら、縄文杉みたいです」

「でも見て終わりじゃないですから。帰りもありますんで」

「いや!大丈夫です!」

「そうですか・・じゃあ置いておきましょう!」

ということで、縄文杉を目指して出発です!!

ゲロはきそう・・



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屋久島 縄文杉を尋ねて その5【縄文杉トレッキングは死の彷徨なのら】

2014-08-30 08:01:04 | 屋久島 縄文杉を尋ねて


屋久島 縄文杉を尋ねて その5【縄文杉トレッキングは死の彷徨】


昨日満天の星空に酔いしれ、そのまま爆睡。

朝4時に起きます。

なんか嫌な音が・・・

大雨です(TT)普段の行いが悪いのか?

雨音がすごい。

しかし、やめるわけにもいかず

フロントへ向かいます。

昨日星空を案内してくれた、温水さんが朝飯と昼飯のおにぎり包みをくれます。

朝飯を部屋で食い、

5時すぎの迎えのバスに乗ります。

ホテルから、登山の出発点「荒川登山口」まで約1時間

(登山口までは、バスのみ進入可です。

自家用車はふもとの駐車場からのシャトル送迎になります)

6時過ぎに登山口に到着。

普段の行いが良いせいか、雨が止みました!

ラッキー!!

ここで、総勢32名を8名ごとに班分けします。

8人に1人のガイドがつきます。

わしらのチームは・・・

わしとわしの連れ

わしらと同い年くらいの50年配の夫婦(いかにも山登ってますって感じ)

もう少し年かさの夫婦(だんながアメフトの選手のようにでかい)

名古屋の女性2人組(40台後半の友達どうし)

こんなメンバー

そしてリーダーのガイドは「かまちゃん」

多分、年齢層で班分けしてますね。

準備体操をすませ、トイレをすませていよいよ登山開始です

6時30分出発!

周りはおなじようなトレッカーがあふれてます。

話によると、その日は500人くらいが登るそう。

トイレは済ませておかないと、次のトイレまで約4kmないですぞ

最初はトロッコ道、ゆるい登りを8km歩きます

けっこうゆっくりのペースで、なんとかついていけます

最初は、名古屋のおばはん連中の軽口にあわせて冗談を言ってました。

2kmくらい歩いたところで、頻尿のわしは尿意を覚え始めました。

ただ、汗もそうとうかいてたので大丈夫であろうとたかをくくってました。

4kmくらい歩いたところ小杉谷を越えたところでしょうか

トイレがあったのですが、ガイドは先を急いでいるのか

そのまま通り過ぎます。まああと1時間くらいはもつでしょうw

1時間歩いて10分休憩。こんな感じで適当に休みながらゆっくり歩きます

途中で、屋久鹿が出てきました!!

わー!!かわいいい!!!!!大騒ぎですw

人懐っこいっていうか、全然逃げません。

実は、これ以降何回も鹿に遭遇するのですが・・ww


そして、約3時間歩いて、トロッコ道の終点「大株歩道入り口」につきます

ここが前半最後のトイレです。なんとか持ちました

男子のトイレは空いてますが女子のトイレは長蛇の列です

女子のトイレが終わるまで約30分休憩タイム

ここから先は、縄文杉までいって戻ってくるまで4時間、トイレはありません

世界遺産なので、トイレは決められた場所でしかできません

決められた場所でも垂れ流しはできません

必ず持ち帰らねばなりません

そのために、事前に「簡易トイレ」を買ってくるように言われてました

ちなみに簡易トイレ、2回分550円なり

そんなことはどうでもいいんです

8kmあるいていい加減疲労困憊気味

塩サプリや塩飴、チョコレート、梅干、乾燥レモン、乾燥マンゴーなど

みんなそれぞれ栄養分を補給してます

同じグループのアメフトおっさんが、異常に水をがぶ飲みしてるのが

気になりますが・・・

さあこれから本格的な山道が始まりますぞ!




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屋久島 縄文杉を尋ねて その4 【屋久島ってどんな島?】

2014-08-29 05:06:42 | 屋久島 縄文杉を尋ねて


屋久島 縄文杉を尋ねて その4 


いよいよ縄文杉トレッキングの始まりなんすけど

その前に、屋久島って変わった島なんですよ

今までに行った島とは完全に趣を異にしてます

南国の沖縄から宮古島、石垣島なんかのリゾートアイランドとは

まったく違う。

南国の趣なんかこれっぽちもありませんよw


1993年に世界遺産に登録された屋久島は、

周囲約130kmのほぼ円形(東西約28Km南北約24Km)の島で、面積は約500平方キロ、

日本では7番目に大きな島です。

その小さな屋久島に、九州最高峰の宮之浦岳(1935m)をはじめ1000メートルを超す山々が46座もあり

(うち1500メートルを超す峰は20座、九州の高峰の上位7位までがこの島に集中しています)、

「洋上のアルプス」とも呼ばれています。

昔から人2万、猿2万、鹿2万といわれているそうです

ちょっと山道へ入ると、鹿や猿はそこいらにいますよ。

また雨が多いことで有名

1ヶ月35日雨が降る

といわれています。

年間降水量で尾鷲を抜いたこともあるとか

山間部奥地では年間1万mmを超える雨量があるとか

黒潮の暖流が運ぶ暖かい風が、急峻な山にあたり上昇し雨雲を発生させる

というメカニズムらしいですな


また、この地形がおりなす気候には、実に亜熱帯から亜寒帯までが含まれ、

九州から北海道の気候が一つの島で見られるということになります。

冬には平野部でも積雪するそうです。

海から見ると、ほんと急峻な山が海上からそそり立ってるように見えますね



そして、わしらが見に行く屋久杉なんですけど

ガイドさんが言ってましたが

通称、樹齢1000年以上の杉だけを屋久杉と言い、

1000年以下を小杉、植林の杉を地杉というらしいですね。

その屋久杉は、標高にして600m以上から1300mくらいの所に多く自生し、

1200m前後に巨大杉が多く見られます。


特産物のない屋久島では

江戸時代は、屋久杉の板を年貢としてたそうです。

明治以降も島民の糧として

昭和中期まで、屋久杉の伐採を行ってました。

朝鮮特需や高度成長期は需要も多く

一時、小杉谷あたりは、入植者でにぎわってましたが

時代を経るごとに環境問題や需要の低迷により

屋久杉の伐採が禁止になり、閉村したそうです。

時代の移り変わりに翻弄されてますね。

そんな難しい話はおいといて



縄文杉ツアーの行程から


荒川口登山口から小杉谷を越え

楠川わかれから大株歩道入り口まで

約8kmトロッコ機動を歩きます。

約2時間半の行程

ここはまだ平坦だからいいんですけどね・・・

大株歩道入り口から本格的な山道へ

ウイルソン株、大王杉、夫婦杉、をこえて縄文杉へ

約2km山道。2時間30分は覚悟

縄文杉からは折り返し来た道を帰ります

往復約10時間の道のりです

さて、運動不足の不摂生猫が、こんなハードな行程をこなせるのか?


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屋久島 縄文杉を尋ねて 【満天の星空】

2014-08-28 06:29:55 | 屋久島 縄文杉を尋ねて
屋久島 縄文杉をたずねて その3


1日目の夜、ご飯をいただき、風呂にも入りました

夜の9時過ぎです。

寝るには早いし、ホテルの近くを散歩するにも回りは

なんにもありませんw

真っ暗です。

ふと、館内の地図をみたら

「展望台」って言う字が目に入りました。

フロントの女子に「展望台ってあるけど、星はみえるん?」って聞くと

「はい、よく見えますよ」って

「展望台にはどうやっていくの」と聞くと

「ふだんは閉まってるんですよ。9時半になったら係りの人がきますので

その人が来たら開けてもらいます」っていうもんで

ロビーで売ってた、鹿児島名物「白熊アイス」を食いながら待ってました

白熊アイスってご存知?

かき氷の練乳がけにパイン、みかんの果実と小豆が乗ってる奴です

コンビニや市販でも売ってますので、一回食ってみて

めちゃくちゃ美味いから!!

そんなことはどうでもいいんです

9時半になったら、夜勤の警備の人が出勤してきました

温水さんそっくりw

温水さんに「展望台あけてください」って頼んだら

他にロビーにいた家族連れもいっしょに行くことに

小学生くらいの小僧が3人いたぞ

展望台は、3階建てホテルの屋上です。

板が敷き詰められてて、ウッドデッキになってます

温水さんが、「寝たほうがよく見えますよ」っていうもんで

全員横になって天を見上げます。

四方の壁が光をさえぎって余計な光が入ってこず

星の光だけが目に入ります

初めは目が慣れなかったのですが

2、3分すると目が慣れてくると・・・

天空に星が降るように見えてきます!!

雲ひとつない夜空に満天の星です。

だれかれ無しに「うわーーーー!!」って声が上がります

うまれて初めて、天の川を見ました

本当に天空に川が流れてるようです

温水さんが「あっちの地面近くに北斗七星が見えますよ」っておしえてくれます

「ひしゃくの先を伸ばした先にぽつんとあるのが北極星ですね」

「あったーーー!!」

「天空に大きく光る3つの星がありますね」

「あるある!!」

「僕知ってる!!ベガとアルタイルとデネブなんだよ!」

小学生たちが騒いでますww

「ベガとアルタイルが織姫と彦星なんだよ」

くわしい奴らですww

勉強になりますw

真っ暗な天空から降るような星々・・・すごいです

吸い込まれそう・・

落ちて行きそう・・・

不思議な無重力感を感じます・・

すると、視界の右隅に光の筋が・・

「あ!!流れ星!!!!」

「えーいいなあ。僕見逃したよー」

なんていってたら、スッと光がよぎります

「あ!!見えた!!」大騒ぎですw

流れ星がこんなにたくさん見れるなんて

感激です!

まさに「満天」の星空でした。

これを見ただけでも屋久島に来た甲斐があります



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屋久島 縄文杉を尋ねて 2 【高速艇で宮之浦から千尋の滝】

2014-08-27 05:15:32 | 屋久島 縄文杉を尋ねて


屋久島 縄文杉を尋ねて その2


7月からトレーニング?っていうか

トレッキングシューズの足慣らしをやってましたが

1回くらい六甲山に上って練習をしようと計画してたのですが

休みのたびに雨模様・・本格的な練習をしないままツアーが始まりそうです。

ツアーの前日、鹿児島の添乗員さんから連絡が

「雨具は用意しておいてくださいね。あと傘も持ってきてください」

なんせ1ヶ月35日雨が降るといわれている屋久島。

雨具は必携だと。不安がよぎりますw


そしてツアー当日

伊丹空港10時発ANAで鹿児島空港に向かいます

大阪から同じツアーの人は、12人。

じじばばちちはは子供2名の6人家族

推定65歳の校長先生風じじばば夫婦

若い大学生風女子2名

とわしら2名

鹿児島空港につくと、名古屋からの先着20名が合流

総勢32人のツアーです。1台のバスで鹿児島港へ1時間

各自昼飯を食ってターミナルに1時半集合。

鹿児島港からは、高速船で屋久島宮之浦港まで2時間。

揺れもせず快適にすすみます

高速艇なので甲板にでたり、ゆったりはできませんけどね。

天気は、いたって良い天気。快晴です

港からバスで、まず千尋の滝へ向かいます

その前に「屋久島観光センター」って言うところで

レンタル雨具を借りました。

千尋の滝は、港から1時間くらいでしょうか

近い場所にあります。

屋久島自体が大きな花崗岩でできた島なのですが

千尋の滝の手前には、大きな花崗岩の1枚岩が鎮座してます

すごいスケールですよ。

今日の旅程は、そこまで。

宿へ向かいます。

大阪チームは、空港近くの「縄文の宿 まんてん」でした

新しいホテルで、いたって快適でしたよ。

名古屋チームは、また別のお宿でした。

宿に着くと食事です。

黒豚のしゃぶしゃぶ、名物とびうおの姿揚げ、黒豚の角煮など・・

美味かったですよ。

風呂が、温泉でよかったです

無味無臭の透明泉でねえ。

サウナに入ってテレビ見てたら、チャンネルがかわるもんで

え?っておもったら

そとから、おっさんがチャンネル変えてましたw

別にいいけどw

入ってきたおっちゃんが

「ごめんねーテレビ見てた?」

「いやいいですよー」

「どこから来たの」

「大阪です」

「おおさか!わしも大阪ながいこと住んでたよ」

「こちらにお住まいですか?」

「大阪の東芝の工場で30年働いてリタイヤしてこっちにきたのさ」

「そうですか」

「わし、釣りがすきでね。こっちでは釣り三昧さ」

「いいですねー何が釣れますか?」

「なんでも釣れるよ、ヒラマサからマグロ、シマアジ、普通のアジもでかいよw」

「いいですねえ」

「ちょっともぐれば、とこぶしやあわび、夜光貝もとれるよ」

「へえいいですねえ」

「こっちは漁協みたいのがないから自由なんだよ」

「そうですか」

「屋久島はどこかいった?」

「今日着いたばかりですよ。あした縄文杉を見に行きます」

「あそう、しんどいねえw」

「しんどいですか?」

「まあゆっくり上れば大丈夫さ」

「そうですか」

「今の季節は、人が多いからなんだけど、今度は6月においでよ

石楠花がきれいなんだわ」

「ああ、ガイドさんが言ってました。世界でも屋久島の石楠花は有名なんだそうですね」

「そうだよー。一面に咲く石楠花はそれは見事なもんさ」

「そうですかー見てみたいなあ」

「あと、JRホテルの温泉はアトピーにいいんだよ」

「ほほー」

話はつきませんね

人なつっこい親父さんでした。



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屋久島 縄文杉を尋ねて  その1

2014-08-26 05:27:55 | 屋久島 縄文杉を尋ねて


屋久島 縄文杉を尋ねて  その1


先日夏休みを頂き、屋久島へ行ってきました

本来なら、南国の青い海でたゆたゆしたい所ですが

諸般の事情により、今年は一転「山」行きを決意いたしました。

なぜ決意にいたったのか?


わしは、今年も宮古島へ行こうかなって思ってたのですが

連れが、屋久島で縄文杉を見たいと言い出しまして

初めは、「なんで休みの日にしんどい思いをせないかんねん」って思ってました

そんなしんどいことに付き合えるか。一人で行って来いって思ってたのです

が、ある日好日山荘に行ったとき、

屋久島トレッキングの写真があったのです

苔むした、もののけ姫の舞台のような森林を歩くトレッカー

それを見た瞬間、「おお!?なんだかいいんじゃないの」って思ったしだいです


ものぐさを絵に描いたようなわしがいけるのでしょうか?

芦屋ロックガーデンからの六甲山頂までのトレッキングで音を上げてるわしがですよ

本当にいけるのか?

不安です




阪急交通社のツアーで行ったのですが

事前に説明会があったのです

説明会の席上では、屋久島から観光協会の人がきて

説明してくれました。

説明会の参加者は、見るからに60歳以上のじじばばが多かったぞ

彼らの関心事はもっぱら、10時間はかかるというトレッキングに

体力がもつかという話

観光協会の方のいうことには

「専門のガイドをつけてゆっくり上れば、誰でも上れます」とのお言葉

ジジババでも上れるんだww楽勝楽勝!!

とちょいっと気が楽に・・それが大きな思い違いとは・・

ツアーに申し込んだのが7月初旬

それから準備を始めました。

わしなんか、ずぼらだから

ジジババでも上れるだったら、普段着にスニーカーで十分かって思ってたんですよ


さすがに、駄目だと先輩経験者の方がアドバイスをくれました

仕方がないので、トレッキングシューズの一番安いものと

ザックを買いました。

あと、ズボンは歩きやすいもの、ぬれてもすぐ乾くものが良いというので

一番安い化繊のズボンを買いました

1ヶ月に35日雨が降るという屋久島

ぬれることを前提に考えるようにとの先輩のお言葉

雨具を買おうかなって思ったんですけど

高いのね・・

説明会のときにレンタルもあるよって言ってたので

雨具はレンタルにすることに。

夏の登山なので、上はTシャツで十分とのこと

帽子は、雨が降ったときにあったほうがよい程度。

マストではないとのことなので買いませんでした。

ストック(ポール)は以前から持ってますので

装備は、こんな感じですね

格好だけは準備ができたのですが

あとは、靴をならしてっと・・

おっとその前にやることが・・・

体をある程度慣れささねば・・・

ということで、会社の行きかえり

家に帰ってから1時間程度のウォーキングを

そ・れ・か・ら・始めましたw

1ヶ月前ですよww

果たして間に合うのか!?


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