この記事は6/17の「みう編」からの続きです
何度も親ばかで恐縮ですが、ニャーは本当に賢いニャンコです。
みうを見るときの集中力は相変わらずなれど、少なくとも保護者がいるときは近距離でも追うのを我慢するようになった。今はリードもなし、自力での我慢です。そんなときは何となくそわそわして、気を紛らわそうとしているのがわかります。

相変わらずの獲物を見る目つき、でも追わなくなった
怖くて自分の部屋から出れなかったみうも、少しづつ自分の意思で出るようになって、はじめはニャーのいない2階をうろうろ、そのうち、たまに1階リビングまで下りてくるように。抜き足差し足忍び足、頭を下げて気配を消して、ゆっくりゆっくりとリビングに入って来る。食事時などリビングに人がいるときは安心して、ニャーを横目にくつろぐことも。

くつろぐみう、近くにはニャーが
室内でのリード付という不便な生活から解放されて10日ほど経ち、ニャーは自分のペースを取り戻してきました。挨拶のお友達(往来の人やワンちゃん)も増えてきて、何よりも通りを眺めるのが大好きに。家庭内ストーカーも復活?したかに見えて、こっちが2階に上がったときは階段の下で躊躇します。

2階に行きずらい? 階段の下から見上げる
呼ぶと少し間を置いてから上がってくる。しかし2階では、特にみうがいるときは遠慮の塊です。いや1階のリビングでも、みうが先にいるときは遠慮して直ぐに出て行ったり、今までいたこともないような隅っこで神妙にしてたり・・。

みうの鼻先を通り過ぎるニャー
ニャーがみうに遠慮し始めたようにも見えるけど、もともと狩り(ごっこ?)の対象だったみうに遠慮するのも変な話で、やはり保護者を意識しているのだろう。ニャーは保護者がみうの世話もしていることを理解しています。それで妙な住み分けをしているのではないか。
そう思うとそれはそれで不憫な話。もともとみうの合流はニャーに一切の不都合をかけない、多少の不便は二匹になったプラスでカバーする、というのが前提でした。今はみうに自信をつけさせることもさることながら、ニャーが元の生活に戻れるよう気を配っています。

2階和室からの"バードウォッチング"も復活
ただ、かつてのハナとくものように二匹が自然に住み分けるのなら、その方が気が休まると感じるのなら、保護者が介入すべきではないだろう。世話好きニャンコ好きのみうと、群れることがあまり好きじゃないニャーではタイプも違う。
もうひとつの気がかりは保護者がいないときの二匹の生活。どんな関係になっているのか。寝ているときに、時々ニャーがみうを追っている音がする。絡んだり声を上げるほどではないけど、たまに見に行くと、あおり止めで固定したみうの部屋の中外で向き合っています。
なるほど、これがあるのでみうの警戒心がなかなか解けないんだな。
今のところ、自由に出入りできるといっても、みうは1日の9割以上を自分の部屋で過ごしています。しかもその大半はベッド下。でも、落ち着ける場所を得たことで気持ちにゆとりができたようだ。一方のニャーは、みうが自分の部屋にいるときはこれまでとまったく変わらず、のびのびと過ごしています。

憩いの場だったベランダにも出れるようになりました
二匹のラブショットを早く見たい気持ちはあるがここは焦らず騒がず、時間が少しづつ状況を改善していくと信じよう。
ついに当家の新時代、ニャーとみうの物語が始まりました。

わが家の大事な"息子"、みうと共にのびのび過ごしてもらいたい