今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ノラたちの夏 ~モドキの巻~

2017年07月25日 | モドキ
モドキは店に子供たちが多かった先々週の日曜日以来、昼間は来なくなりました。
実はあの日の午後、ちょっとひどいことがありまして。小学高学年くらいの男の子2人が本気で追いかけていた。そして棚下に隠れたモドキを、店の箒(売り物)の柄を使って脅しながら追い出そうとしたのです。もちろん直ちに注意して、近くにいた親は恐縮していたけど、モドキが受けた心の傷はそう簡単には治らない。

             
             モドキはまた、警戒心が強くなりました

小さな子が「かわいい」と言って、触りたくてばたばた寄って来るのをニャンコが怖がる、これは致し方ないことだと思います。でも、悪意があるのはいけない。お子様とは言え、いたわりのない行為は因果応報、必ず自分に返ってきますよ。

さてモドキですが、そんなことがあったせいかそれとも猛暑が続くせいか、昼間見ることがなくなった。それでダイフク同様、モドキの食事場にも置き餌したところ、毎日必ず空になる。モドキが食べた確証はないけど、可能性は高いと思います。と言うのもモドキはたまに、閉店後のまだ薄明かるい時間に顔を出すからです。

             
            モドキが最後に目撃されたのは1週間前

一時は人の手からも食べるほど近い存在だったモドキ。住民票の発行の一番手候補だと期待していたのに、とんだ回り道になりました。ところでダイフクとの関係は? 夜早い時間に鉢合わせすることもありますが、それぞれの場所で食べて帰ってます。そしてどちらも、相手がいないときはその場に残って、少々涼んでから帰るようです。

テンちゃんは相変わらずぴりぴりしてますが、幸か不幸か、ちょっとおニブなので気づかないことが多い。周りのノラたちがテンちゃんの扱いに慣れてきた感もあります。どんな形でもいいからまずニャンコたちの生活が安定して、そして安心してくれることが一番だ。

ここにきて足踏みが続いているけど、何とか店の子にしたいモドキ。置き餌は当店ノラ保護の趣旨に反していることを承知の上で、今しばらく続けるつもりです。何しろ今は、置き餌だけが接点なので。

             
           2週間前までは、店の風景になりつつあった            

コメント
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