今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

自然に抱かれて ~ニャーの楽しみ~

2017年07月13日 | ニャー
ニャーです。
お久しぶりんこ。
いきなり始まったみうとの生活は落ち着かないけど、何とか元気でやってます。
オジンによると、これからはニャーとみうの話が合体するらしい。
内容の比重が多い方のカテゴリーに納めるんだって。
同じ家にいるんだから仕方ないかニャ。

            
         最近はオジンの横の出窓で朝を迎えます

ということで、ニャーの言いたいことは自分で言うことにしました。
みうのいる生活は、正直戸惑いばかりで疲れます。
ひとりの方が気楽で良かった。
まあ、オジンが喜ぶから合わせてるけど。
するとオジンが、「ニャーは頭がいいから聞き分けもいい」だって。
何言ってんだか。

            
             得意の"逆さ寝"も健在です

ところで、オジンはニャンコへの愛にあふれた話を読むのが大好きです。
そのオジンには最近気になったことがあるらしい。
ひとつは、「家猫は外に興味をなくすから出す必要がない」というもの。
もうひとつは、「愛猫が大事だったら、危ない外に出してはいけない。」

大事なニャンコが誤って外に出て、それが原因で失くしたり、
死ぬほど心配してやっとの思いで戻って来たり、
そんな人の話を読むと、自分も経験のあるオジンには(テツのこと)、
その気持ちが痛いほどわかるとか。

にもかかわらずこの家では、ニャーをよく外に出してくれます。
リードに繋がれて、オジンが付き添って移動してくれることも少なくなって、
いつも(リビングから見える)同じ木の枝につながれるだけだけど、
それでもニャーは、外にいるのが大好きなんだニャ。

            
         ここだと家の中も通りの往来も見えるんだニャ

出たい一心でリードのこなし方も覚えました。
もう、巻きついたり邪魔になったリードに癇癪おこしたりしません。
オジンはさらに慎重です。
何かに驚いたり興奮したときのニャンコが平常心を失って、
そんなときは凄い勢いで首輪抜けを図ることを知ってるから。
それに、リードの位置を調整して間違っても自動車や自転車と接触させないと。
かつてオバンとテツが散歩中、後ろから来た車に驚いて右後足を轢かれたらしい。
大事にはならなかったけど、テツとオジンとオバンのトラウマになったとか。

それでも外は、ニャンコには絶対必要な場所なんです。
草食べたりも大事だけど、それだけじゃない。
もともとニャーたちは、外で暮らしていた時代の遺伝子を受け継いでいるからです。

            
      大好きなワンコが散歩で通ると、道路側に出てお迎え

ニャンコにとって家の中がどんなに無機質なものか、人間にはわからないんだニャ。
音と言っても冷蔵庫の音や電気のハモる一定音くらいしかないし、
独り留守番のときなんて、生き物の気配が全然ない。

人間と違って、ニャンコは自然と共鳴することで生きる実感を味わうんだ。
人の何倍も鋭い感性で、同じ場所にいても違う世界にいるんだニャ。

陽の動きや雲の流れ。
いろいろな風とその音。
風が運んでくる盛りだくさんの匂い。
飛行機や車が通ると伝わってくる振動。
鳥たちのさえずりと羽音。
木々の枝や葉が擦れる音。
目の前を通り過ぎる蟻やダンゴムシ。
隙間から覗くトカゲの息遣い。
花が開く音。
遠くの喧騒。
潜んでいる動物や虫たちの気配。
仲間のニャンコや他の動物が残した臭い・・・。

そう、ニャンコにとっての世界は自然。
自然の構成要素のひとつひとつを感じることが、生きている証拠なんだニャ。
じっとして動かないようでも、
5感は常にフル稼働ってわけです。

            
         じっとしてるようだけど全然退屈しないんだニャ

気まぐれだけど大事なニャンコ。
リスクを避けたい気持ちはわかるけど、何とか自然を感じさせてほしい。
同じ家に仲間がいればいい?
うん、確かに気休めにはなるけど、
その相手との関係によるね。
みうは今のところ、何の足しにもならないな。

でも、みうもニャーと同じ動機で外に出たがってること、
オジンは気づいているんかニャ。

            
          みうがいると何となく居場所に困っちゃう

コメント
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